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北海道に移住!この支援は受けるべき!と専門家推薦の5つをご紹介

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。

北海道に移住したいと考え、どこにしようか検討しているのは、とても楽しいですね。でも、知らない町にいきなり移住をするのは不安です。

やはり、移住をするとなると、その前にお試し移住が出来れば安心だと思いませんか?自治体が提供する「移住体験住宅」ならば、旅行感覚で気軽に暮らしを体験できます。

また、移住をするとなると金銭的な不安もあります。仕事や住宅のことも考えなくてはいけません。そのとき、頼りたくなるのが自治体のさまざまな移住支援ではないでしょうか。

そこで、国内初の移住プランナーとして、10年の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持つ私が、北海道の自治体が実施する移住支援を詳しくご説明します。

また、「この支援は受けるべき!」と思える、オススメの支援事業もご紹介いたしますので、参考にしてみてください。

ご注意
ここにご紹介する支援制度は一例であり、また詳細は変更になっている可能性もあるので、自治体にお問い合わせする事をおすすめします。




これは受けるべき!自治体の支援策5つ

北海道の自治体が実施する支援から、

  • 移住体験
  • 体験ツアー
  • コミュニティ
  • 仕事
  • 住まい

の5つのカテゴリーに分けて、オススメの支援策をご紹介いたします。

移住体験・士幌町「農園付き住宅」

自治体名:士幌町
支援事業名:農園付き住宅

テレワークやサテライトオフィスとして利用できる「農園付き住宅」を4棟整備し、最長3年間の長期滞在が出来ます。1年以上の滞在が出来ることから、栽培した野菜を収穫できる楽しみが味わえます。
士幌町のHPはこちらから

体験ツアー・深川市「無料1Dayツアー」

自治体名:深川市
支援事業名;無料1Dayツア-

市職員が日帰り(半日)で市内を案内する、無料の1Dayツアーです。日程を決めずに、通年で対応していることから、旅行のついでに町を案内してもらいたい人や、他の自治体で移住体験中だけども町を知りたち人には、最適な事業です。

また、昼食には地元のソールフードとして愛される、ソバの実をから揚げにし、もち米とまぶした「深川そばめし」が用意されています。
深川市のHPはこちらから

コミュニティ・千歳市「市外住民等との農村交流」

自治体名:千歳市
支援事業名:市外住民等との農村交流

農村地域のマップを作成し、農園、直売所、農家レストランなどを巡りながら、農作物の収穫体験や地元の食材を使ったイベント・講習会があります。色々なタイミングで、地域の人と交流する機会をもてるのがポイントです。
千歳市のHPはこちらから

仕事・芦別市「ふるさと就職奨励金交付制度」

自治体名:芦別市
支援事業名:ふるさと就職奨励金交付制度

U・Iターン等によって市内に移住し、市内事業所へ就職した方に対して市内で使用できる商品券が、3年間で30万円分交付されます。
芦別市のHPはこちらから

住まい・室蘭市「空き家活用促進時勢金」

自治体名:室蘭市
支援事業名:空家活用促進助成金

3年以上経過した空き家を取得しリフォームをすると、最大120万円を助成してもらえます。また、空家バンクの物件を住宅と建てるために解体をすると、その費用を助成が受けられます。
室蘭市のHPはこちらから



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住んで確認出来る!お試し移住が出来る自治体

まったく知らない土地へすぐに移住をすることは、なかなか難しいし不安もありますよね。移住する前に自然や生活環境、自治体の受け入れ体制などを確認しておきたいところです。そんな時に強い味方になってくれるのがお試し移住です。

北海道移住促進協議会/NPO法人住んでみたい北海道推進会議が、2018年に発行した「北海道で暮らそう!ガイドブック」では、北海道179自治体のうち117の自治体の移住体験が紹介されています。

そこで、移住の専門家である私が、117自治体の中から厳選した、移住体験事業を5つご紹介いたします。

ご紹介する自治体は

  • 釧路市
  • 浦幌町
  • 旭川市
  • 沼田町
  • 美幌町

の5つです。

釧路市

釧路市は交流人口の増加を目的とし、定住希望者よりも季節移住者に注力した事業を展開しており、市内のマンションを借り受けて、移住希望者へ提供をしています。

夏の避暑等を目的とした方々に、一定期間過ごしていただく滞在プランを準備し、平成28年度は、907組1,419人が季節移住を体験しています。また、釧路市ではコワーキングスペース事業を展開し、涼しい市内で働きながら移住体験が出来ます。
釧路市のHPはこちらから

浦幌町

北海道に移住をするのならば、冬期間の暮らしを体験しておきたいものですが、浦幌町ならば冬期間に限り、1万円以上のふるさ納税をすることで移住体験住宅を無料で利用できます。

体験住宅を利用できる期間は、平成30年11月1日~平成31年4月30日の間で、利用料金が最大1か月分無料となります。
浦幌町のHPはこちらから

旭川市

1週間の短期滞在から3年の長期滞在まで利用が出来る、賃貸型の菜園付き住宅を3棟設置しています。利用料金は、短期棟が1部屋23,800円/週、長期棟が1部屋40,000円/月になります。

長期間の滞在ならば、家庭菜園で野菜作りから収穫までを楽しむことができます。
旭川市のHPはこちらから

沼田町

町内の老人福祉施設で介護業務や調理の仕事など、短期就労をしながら移住体験できる「働きながらのちょっと暮らし事業」を実施しています。就労体験期間中は、移住体験用の集合住宅(1K)を、月額22,000円で最長3ヶ月まで借りることが出来ます。
沼田町のHPはこちらから

美幌町

宿泊可能な施設「 グリーンビレッジ美幌」のある「みどりの村」では大自然を活かしたキャンプ場がある他、クラフトやお菓子教室などの家族で体験できるイベントが通年で開催されています。

また、戸建て(3LDK)の移住体験住宅も整備されており、夏期間は1日1,100円、冬期間は1日1,650円で利用ができます。
美幌町のHPはこちらから




こんな支援事業もある。要チェックの支援事業をご紹介

北海道には一般的な移住支援事業の他にも、さまざまな支援があります。そこで、移住の専門家である私から、北海道ならではの、自治体や企業が実施する移住支援事業を2つご紹介したいと思います。それは

  • 移住体験者向けマイカーサービス
  • 雪道自動車運転体験及び除雪体験

です。

移住体験者向けマイカーサービス

北海道で移住体験をするならば、自動車があるとより便利になります。町の色々な場所にも、気軽に訪れることが出来るからです。そこで、北海道移住促進協議会では、移住体験者が来道時のフェリー料金及び、レンタカー料金の特別割引を実施しています。

商船三井フェリー

航路:大洗(茨城)→苫小牧
料金:通常(ツーリスト利用)35,480円→特別価格33,280円
問合せ先:0144-34-3121(商船三井フェリー苫小牧船客予約センタ-)

津軽海峡フェリー

航路:青森→函館
料金:通常(スタンダードルーム利用)18.680円→特別価格14,980円
問合せ先:017-76-4733(青森フェリーターミナル)

JR北海道レンタリース

割引料金:29,400円(Sクラス、7日間)、39,000円(Sクラス、10日間)
問合せ先:011-742-8211(予約センタ-)

雪道自動車運転体験及び除雪体験

北海道で暮らすのならば、冬の雪が心配になりますよね。都市圏で実施される移住相談会では、雪道の自動車運転や、玄関前の除雪作業についての質問が多くなります。

そこで、地域の自動車学校と協力し、雪道運転講習を実施している自治体があります。さらに、講習費用を自治体が負担するところもありますので、チェックをしてみてください。

また、移住体験事業の参加者に対して、除雪体験のプログラムを取り入れている自治体もあります。北海道の雪はパウダー・スノーと呼ばれ、本州の雪と比較しても雪質の軽いものです。

除雪体験を通じて雪質の軽さを体感すると、安心できるのではないでしょうか。




まとめ

今回は、北海道に移住する際に受けるべき支援策についてご案内しましたが、いかがだったでしょうか?北海道では、移住者の受け入れに力を入れている自治体が多く、様々な支援を受ける事が出来ます。

移住支援が移住先を決定する重要な手段である事は間違いありませんが、移住支援だけで移住先を決めることは危険です。なぜならば、移住支援は一時的なものであり、長期間に及び支援を受けられるものは少ないからです。

移住支援は、あくまでも参考とし、移住をする目的から移住先を決定してください。自分は田舎に移り住み、「何をしたいのか」「どのような暮らしを望んでいるのか」を明確にし、その目的を達成するのに最適な移住先を探し出すことが重要です。

「The life is only once(人生は一度きり)」。

皆さまに、素敵な移住生活が訪れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

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