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家族から認知症の症状がでた!嫌がらずに受診してもらう方法とは

こんにちは、吉川 百です。

待ったなしの高齢化社会の中で、あなたにも私にも差し迫っている介護問題

中でも、家族が認知症を患った場合にどうケアしていくかというのは、今後のライフスタイルを左右しそうなたいへん大きな問題です。

私などは団塊の世代ど真ん中の親を持っています。

しかも、まさしく今時な高齢出産で子供を産みましたので、子育てと介護のサンドイッチという状態ももう現実のものとなってきそうです。

ある日突然、父や母が私の子供たちの名前を思い出せなくなったら・・・。

まだその覚悟ができていない私は、少しずつ認知症や家庭内の介護について勉強を始めています。

頑固な父やプライドの高い母が認知症になった時に素直に病院へ行ってくれるよう、今から画策しているのです。

あなたのおじいさまおばあさまご両親などのご家族は、いかがですか?

今回は、家族が嫌がる場合に、いかに認知症外来を受診してもらえばよいのか、あなたがこれなら誘えそうだと思えるような方法をお教えしますね。

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嫌がらずに認知症受診してもらう方法

例えば親が認知症にかかったかもしれないと思った時、あなたはどうしますか?

動揺してしまうでしょうか。

まずは病院へ連れていってしかるべき治療を受けさせ、少しでも進行を遅らせたいと願うかもしれませんね。

それはやむをえない願いです。

まずは病院に連れていきましょう。

しかし、そこで本人が受診を拒んだらまずどうしますか?

●病院に誘う前に、あなたは意識づくりをし、覚悟を決める●

子供の頃のあなたの大切な記憶、今では老いてしまったけれど、家族の若くて元気だった時代の頼もしい姿、それをあなたの脳裏から消すことはできないでしょう。

ですが、まずは現実を受け入れなければなりません。

あの人がこんなふうになってしまったと、いつまでも悲嘆に暮れているわけにはいきませんよね。

認知症の専門医に診て欲しい、本人を病院に誘いたい、と思い立ったら、まずは現実をしっかりと受け止め、いちばんつらいのは本人だというふうに認識を新たにしましょう。

認知症になったら、わけがわからなくなるから本人は幸せだ、などという人がいますよね。

本当にそうでしょうか。

もちろん重度の認知症患者さんは、何もかも忘れてしまうかもしれません。

しかし、何かおかしいと気づいたあたりでしたら、まだ十分に進行を遅くできる可能性があります。

初期症状の人は、物忘れがひどくなったことなどを自覚したり、ご自身でも悩んでいたりするものです。

認知症の特徴としては、新しく覚えたことほど忘れやすいので、昔のことはよく覚えていたりします。

認知症になったから、人格がなくなったように扱うのだけは絶対にやめましょう。

尊敬の気持ちを忘れないことです。

きれいごとでは済まされない介護ですが、これが大前提となります。

歩行老人

●ぼけちゃったから、おかしくなったから、などは絶対にタブー●

誰にでも尊厳があります。

たとえ自ら不調に気づいていても、おかしくなったから病院に行かなくてはならないと高圧的に言われたら、行く気も失せるというもの。

否定的な表現を多用したり、つらくあたるのはやめてください。

まずは本人の戸惑いや混乱、不甲斐なくつらい気持ちを思いやってあげましょう。

「病院行かないと、みんなが迷惑するのよ」

「このまま放っておいたら、どんどんひどくなって何もわからなくなっちゃうよ」

こういった物言いはどんなにあなたの虫の居所が悪くてもやめてください。

ご本人のプライドを傷つけることはタブーです。

本人は記憶力や学習能力に衰えを感じているはずですが、思考できなくなったわけでも感受性がなくなったわけでもありません。

あなたが傷つけてしまえば、もっと強固に受診を拒んでしまうでしょう。

恩を仇で返す、という言い方があります。

お天道様は見ている、という日本人の慎ましさ謙虚さ清潔さを映した言葉もあります。

あなたは、あなた自身が「誠実で正しい」と思う気持ちと言葉を、認知症の症状がでて苦しむご家族に向けるべきなのです。

●あなたや他のご家族をダシに使う話法●

認知症なんだから病院で診てもらわなくっちゃ、とぶつぶつくり返していても、ご本人はへそを曲げるだけかもしれません。

仮に、お相手があなたのお父様だったとしましょう。

「お父さん、病院なんか行きたくないよね、よくわかるよ。でも、心配なの、私のためだと思って一緒に行きましょう」

そう言ってみてください。

○○がおじいちゃんに元気になってほしいって言ってるよ

お孫さんの名前を出すのも良いでしょうし、お孫さんご自身に発言してもらうのもひとつの方法でしょう。

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お父様には娘さんか、お孫さんでもお嬢ちゃんが良いかもしれません。

逆にお母様には息子さんかお孫さんでも男の子。

人は、異性から意見されたほうが素直に聞ける傾向があるようです。

同性間には敵愾心やプライドが働きやすいものです。

お父さんが病院に行ってくれて、最近ちょっとひどくなったもの忘れが食い止られれば、私も他のみんなもすごく嬉しいし、お父さんもその方が良いでしょう

そんなふうに前向きな言葉をかけてあげてください。

また、このような会話を持つ前に、病院や治療について下調べをしておき、ご家族が興味ややる気を持ちやすいように準備しておくことも忘れずに。

認知症を疑う症状とは?

これから、簡単にできる認知症チェックテストをしてみましょう。

出てくる項目は認知症疑いに関わる症状ですので、ご家族と一緒に気楽にお試しください。

□認知症簡易テスト

同じ話を無意識のうちにくり返す
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)知っている人の名前を思い出せない
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

物のしまい場所を忘れる
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

漢字を忘れる
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

今しようとしていることを忘れる
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

器具の使用説明書を読むのが面倒
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

理由もないのに気がふさぐ
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

身だしなみに無関心である
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

外出がおっくうだ
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

物(財布など)がないのを他人のせいにする
頻繁にある(2点) 時々ある(1点) ほとんどない(0点)

チェックした点数をすべて足してみてください。

□0~8点は正常、もの忘れも老化現象の範囲内。

疲労やストレスによる場合も。

8点に近かったら、気分の違うときに再チェック。

□9~13点は要注意、家族に再チェックをしてもらったり、数か月単位で間隔をおいて再チェックを。

認知症予防対策を生活に取り入れてみたらいかがでしょう。

□14~20は要診断、認知症の初期症状が出ている可能性があります。

家族にも再チェックしてもらい、結果が同じなら専門外来を受診してください。

上記のチェックリストは、医療専門の領域のテストですので、広く使われているものを他サイトからお借りしました。

大友式認知症予測テストより http://www.rakurakukea.net/ninti2.htm

ご本人にも心の葛藤が!

認知症の初期症状をお持ちの方は、ご自分でも「何か近頃忘れっぽいなあ」と違和感を感じている方が多いといいます。

顔を合わせるたびに家族からそれを指摘され、病院病院と言われたら、いやになってしまいますよね。

そのまま病院に行って「病気」と宣告されたら、そこからは病人になってしまう。

そんなふうに不安になって、断固拒否となる方もいるのです。

だけど、ちょっとおかしいから何とかしたい、と考えている方がたくさんいらっしゃいますので、その気持ちを上手に誘導してあげましょう

もしも探し物ばかりしていたら、お連れ合いが声をかけてさしあげてください。

「ねえ。私もこの頃忘れっぽいのよ。一緒に検査を受けてみませんか?」と。

「いまは忘れっぽいことも、専門家の先生が診てくれて改善するものもあるみたいよ」と。

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まとめ

あなたご自身はまだ若く、脳や記憶力に不安がない。

そうであった場合、認知症の疑いがかかっている状態のご家族のお世話を、面倒だと思うこともあるかもしれません。

家族といえども、人は皆他人ですしそれぞれの生活を抱えていますから、自分のことのように親身になってあげられるというのがなかなか難しいのが現実です。

しかし、生まれてきて、まずひとつは自分の人生を生ききることが仕事のようなもので、もうひとつは子を産んだなら子をある程度まで育てるのも仕事で、そうなるとやはりもうひとつ、生んでくれた人、お世話をかけた人の晩年を助けるというのも人生に含まれた義務であると思うのです。

自分が放った言葉がいつか自分にはね返ってくるように、自分のとった行動もまた自分に返ってくる、と私は考えています。

親は子供に迷惑をかけたくないと思う人の方が多いでしょう。

その意地が、病院に行きたくないという気持ちと、矛盾するようでもつながっています。

病院に行って認知症の進行を食い止め、これからも家族健康で素敵な思い出を作りたい、と素直にお話してみてください。

家族の健康を心配するあなたのような方なら、きっとうまくいきます。

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日頃から家族でよく会話を持ち、いざというときの下地を作っておくこともお勧めです。

ちなみに、認知症は専門外来で診てもらう方が良いと思います。

何科でも良いのでご家族にかかりつけ医があればその医師か、また担当のソーシャルワーカーなどに地域の専門医を紹介してもらうのが良いかもしれません。

地域包括センターという機関が多くの自治体にあります(ケアマネージャー・社会福祉士・保健師などが対応)ので、そちらで相談してみる方法もありますよ。

最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした。

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