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福岡に移住して失敗しないために!成功への秘訣を専門家が伝授します

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。私は国内初の移住プランナーとして、10年以上の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持っています。

福岡で思い出す代表的なものといえば屋台ではないでしょうか。中州や天神にずらっと軒を並べ屋台の光景を見ると、一度は行ってみたいと思うのではないでしょうか。

そして福岡の町は、「バランスの良い町」と言われています。2015年全国市区町村の人口ランキングでは、福岡市の人口は約154万人で、ランキング5位です。

大都市のイメージもある福岡ですが、電車で20分ほど走ると、のどかな田園風景が広がるなど、都会と田舎が背中合わせになっていますまた、海と山の両方が近く、都会と自然が調和した町でもあります。

田舎でスローライフを送りながら、都心部へ気軽に遊びに行ける福岡は、移住先としてもとても人気があります。

しかし、移住プランナーである私には

『移る夢さん、私たちは福岡の都会と自然のバランスが素晴らしいと思い、移住してきました。でも、ここまで深い付き合いをしないとならないなんて、想像していませんでした。何か良い方法はありませんか?』

といった相談を受けることもあるのです。

移住先として人気の福岡でも、失敗したかなと感じる人もいます。原因には何か傾向があるのか、そして対策はあるのか?そのような声にお応えして、福岡に移住して失敗と感じてしまう原因と、その対策についてお届けします。

福岡への移住を検討中の皆さまは、是非参考にしてみてください。

ご注意
ここにご紹介する支援制度は一例であり、また詳細は変更になっている可能性もあるので、自治体にお問い合わせする事をおすすめします。



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福岡に移住して失敗したと感じる3つの事とは

心を躍らせて福岡に移住をしたのに、残念ながら失敗かなと感じる人もいます。そこには、福岡特有ともいえる3つの原因があるのです。それは

  • 濃いコミュニケーション
  • 都会なのに低い給与水準
  • 独特の賃貸事情

です。

濃いコミュニケーション

福岡は酒を酌み交わして親睦を深める、いわゆる「飲みにケーション」が多いことで有名です。仕事終わりに屋台に立ち寄り、見知らない者が肩を並べて、「飲みにケーション」をする光景が想像できるのではないでしょうか。

このように、福岡の人はコミュニケーションを大切にします。田舎に移住をしたときは、コミュニケーションを大切にし、地域に溶け込むことが大切になりますが、福岡はその点が少し濃すぎるのかもしれません。

元々、コミュニケーションが苦手な人ならば、福岡の濃いお付き合いについて行けず、失敗したかなと感じてしまうようです。

都会なのに低い給与水準

2017年総務省発表の資料から、全国1741市区町村の所得を見てみましょう。

<市区町村年収ランキング>
1位  東京都港区 :1115万円
45位  神奈川県横浜市:403万円
54位 愛知県名古屋市:393万円
141位 福岡県福岡市 :345万円

全国市町村の人口ランキング5位の福岡市ですが、さらに人口の多い横浜市や名古屋市と比較しても、年収は低いことが解ります。

福岡の中心部では仕事が見つけやすいのですが、給料はそれほど高くはないのです。東京で暮らしていた人にとっては、年収が下がることは間違いないでしょう。

福岡では家賃が安いのですが、給料は安く、その一方で物価はそれほど安くないことから、生活費のコスト削減が難しい面があります。

例えば、東京から福岡への移住者の中には、都会と同じ給与水準と勘違いしてくる人もいます。しかし、ある程度の収入を見越して移住をしてきた人にとっては、これまでの生活レベルが保てずに、移住をしたことを失敗と考えてしまうのです。

>>>市区町村年収ランキングはこちらから<<<

独特の賃貸事情

移住で欠かせないのが、住まいの準備です。知らない町に暮らすのに、いきなり家を新築したり、購入したりするのにはリスクがあります。

そこで、福岡のような大きな都市であれば、賃貸の住宅を探すのは難しくありません。物件数も多く、東京と比較しても家賃は安くなります。

ただし、福岡は住む地域によって、家賃も変わるので良く調べる必要があります。また、福岡は中心部から離れていても、駐車場代が高いといった声もあります。

そして、福岡にある独特の商習慣にも注意が必要です。

福岡の95%以上の賃貸物件は、有償の保証会社への加入が必須となっています。通常は、保証人を準備するだけで賃貸契約を結べますが、福岡では家賃保証会社に加入したうえで保証人をたてることが当たり前になっています。当然、家賃保証会社に加入する分、余計なお金が掛かります。

その他にも、東京では都市ガスが主体ですが、福岡は大都会でありながらプロパンガスの賃貸住宅が多く残っています。プロパンガス会社と賃貸マンションのオーナーとの契約内容によっては、都市ガスの2倍の金額を請求されることもあります。

このように、福岡の賃貸料金は安いと思っていると、裏切られるかも知れませんので注意が必要です。



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福岡への移住を成功させるキーワードは仕事

九州の経済を牽引して来た福岡は、仕事のメリットを生かし、ライフ・ワーク・バランスを築くことが、移住の成功に繋がります。そこで、移住の専門家である私から、福岡の移住を成功させるキーワードとして、仕事のポイントを3つご紹介いたします。それは

  • コミュニケーションから就業
  • 起業制度の利用
  • 日本一の交通網を利用する

です。

コミュニケーションから就業

「仕事はコネが大切」というのも、よく耳にする話です。就職活動の学生には、よく出る話題かもしれません。

福岡はコミュニケーションの濃い町であることは、お話したとおりです。そこで、人との付き合いから、就職を見つけるのが福岡流ともいえます。

もしも、福岡に移住をして仕事を探すのであれば、知り合いからの紹介があると、仕事に就きやすいでしょう。知り合いがいないのであれば、移住相談会や移住体験を通して、人の繋がりを作ることから、良い就職口を見つけられるかもしれません。

起業制度の利用

福岡は法人税が安いことが、よく言われます。これは、2014年5月1日に、福岡市が国家戦略特区として、「グローバル創業・雇用創出特区」に選ばれたことによります。

それに伴って、2017年には「スタートアップ法人減税」も設置されました。このことで、福岡市は法人減税(国税)の軽減に加えて、法人市民税も最大5年間全額免除されます。

福岡の起業制度を活用することで、ビジネスチャンスを掴んでみるのも、移住の成功へのカギといえます。

>>>グローバル創業・雇用創出特区の詳しい内容についてはこちらから<<<

日本一の交通網を利用する

福岡の特徴は、空港と町の中心部との距離が近いことです。東京の羽田空港や成田空港、又は、大阪の関西空港と比較して、空港から町の中心までおアクセスは抜群です。なんと、博多駅から地下鉄に乗り、わずか5分で行ける、日本一便利な空港です。

また、福岡はアジアの玄関口としての機能も大きく、アジアに向けた仕事に従事する人も多くなります。

その一方、市内に目を向けると、県内全域に路線バス網が張りめぐっています。特に、日本一のバス保有台数を誇る西鉄バスは、1日の走行距離が地球約11周分もあることで有名です。

福岡に移住をするときには、整備された交通網を利用して、住むところを決めたり、仕事を選んだりしてはいかがでしょうか。




まとめ

今回は、福岡への移住について特集してきましたが、いかがだったでしょうか?失敗だと思ってしまう理由や、仕事上の対策はお役に立てたでしょうか?

麺王国と呼ばれる福岡は、有名なとんこつラーメンだけでなく、うどんも名物です。小麦の作付面積が全国2位の福岡は、うどんの発祥の地とも言われています。

また、お祭りも多く、酒を飲むのが好きな人が多い福岡は、とても活気に溢れたにぎやかな町です。

とてもフレンドリーな福岡人に受け入れてもらうためには、移住者から積極的に仲良くすることです。そうすることで、住まいや仕事も助けてもらえて、移住の成功へと繋がるのではないでしょうか。

「The life is only once(人生は一度きり)」。

皆さまに、素敵な移住生活が訪れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

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