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宮崎への移住を失敗しないために!原因と対策を専門家がアドバイス!

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。私は国内初の移住プランナーとして、10年以上の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持っています。

宮崎といえば、南国ムードが漂う温暖な気候のイメージですよね。実際に、宮崎の年間の平均気温17℃は、沖縄と鹿児島に次いで第3位です。

さらに、年間の快晴日数54日は、西日本でNo1です。この温暖な気候を利用して、サーフィンなどのマリンスポーツを楽しむ若者がたくさんいます。

また、海と山に囲まれた宮崎には、美しい自然がたくさん残っており、そこに魅了された人がたくさん移住をしています。しかし・・・

『移る夢さん、サーフィンが出来る環境に憧れて宮崎に移住しましたが、年とともに体も動かなくなり、出来なくなってしまいました。サーフィンをやらなくなった今、新しい楽しみを見つけたいのですが、なかなか見つかりません・・・。』

などといった相談を受ける事があります。

このような感じで、移住先として人気の宮崎でも、移住をしたことを失敗したと感じる人もいるのです。

移住に失敗だと感じる原因には何か傾向があるのか、そして対策はあるのか?そのような声にお応えして、その原因と対策についてお届けします。

宮崎への移住を検討中の皆さまは、ぜひ参考にしてみてください。

ご注意
ここにご紹介する支援制度は一例であり、また詳細は変更になっている可能性もあるので、自治体にお問い合わせする事をおすすめします。




宮崎に移住して失敗したと感じる3つの事とは

憧れて心を躍らせて宮崎に移住をしたのに、残念ながら失敗したと感じる人には、宮崎ならではの原因が3つあります。それは

  • 趣味に飽きてしまった
  • 利便性の悪さに驚き
  • 第1次産業にチャレンジで失敗

です。

趣味に飽きて失敗

田舎に移住をする理由として、趣味をあげる人は多いです。温暖で自然の多い宮崎には、スポーツなどの趣味を生かそうと、移住をする人がたくさんいます。

「毎日、最高の波でサーフィンが楽しめる」と、好きなことが毎日できるのであれば、多少の不満も気にしないでいられるでしょう。しかし、どれだけ美しい景色も、楽しみの趣味も飽きてしまうものです。

田舎に移住をする人の7割以上は、再び都会に回帰すると言われており、その理由として最も多いのが「田舎に飽きた」です。趣味を目的として移住をしたけれども、その目的を達成したり、興味が無くなったりしたことで、移住を後悔する人がいます。

利便性の悪さに失敗

宮崎は南北に長い、面積の大きな県です。その総面積は、九州では鹿児島に次いで2番目です。

ただし、たくさんの離島を抱える鹿児島から離島の面積をのぞくと、宮崎が1位になり、また、南北の長さは約169kmですが、海岸線の長さはなんと397kmもあります。

このことから、宮崎はお隣の県に移動するのも一苦労です。各市町村間も離れていることから、「陸の孤島」と呼ばれる町もあるのです。

有名な日南海岸線をドライブするのはステキに思えても、実際にそこで生活をすると、移動に時間を要してしまいます。

第1次産業にチャレンジで失敗

宮崎の基幹産業は第1次産業になります。農業以外にも、長い海岸線を利用した漁業と、山間部では林業を営む人がたくさんいます。

大きな企業が少ない一方で、温暖な気候を利用した第1次産業が盛んな宮崎では、移住を機にチャレンジする人が多くいます。

東京では経験の出来ない、農業や漁業・林業は、魅力のある仕事に思えるでしょう。しかし、自然を相手にする仕事は、「なんとかなる」だけでは成功できません。

特に、台風の通り道になることも多い宮崎は、農業などへの影響も少なくありません。宮崎に移住をして第1次産業にチャレンジをしてみたが、上手く行かずに移住を後悔する人がいます。



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宮崎に移住を成功させる3つのコツとは

憧れの宮崎に移住したのならば、失敗しないで永住を出来るのが、良いに決まっていますよね。そこで、移住の専門家である私から、宮崎への移住を失敗した原因を参考に、成功させるコツを3つお教えいたします。それは

  • 新たなことにチャレンジ
  • 移住前に地域情報を収集
  • 事業を持ち込む

です。

新たなことにチャレンジ

「人間は飽きる動物」ですよね。移住の目的に飽きてしまったことで、移住を断念するのはとても残念なことです。

そこで、移住先で新たなことにチャレンジするのも大切です。田舎に移住をすると新しい発見がたくさんあります。

また、地域に溶け込み仲間が出来ることで、新たにチャレンジするものも見つかったりします。

それまでの趣味を活かしつつ、新たなものに次々とチャレンジすることで、移住の成功に結びつくのではないでしょうか。

移住前に地域情報を収集

旅行で訪れてはいても、実際に生活するのとは違います。特に、面積が大きな宮崎は、利便性がそれほど良くないために、移住をした町で生活の全てを完了する必要があります。

宮崎の町は利便性こそ良くなくても、ひとつひとつの町がコンパクトにまとまっています。

そこで、宮崎に移住をするのならば、それぞれの地域の気候や交通、住宅、仕事などの情報を収集し、自分にあった地域を見つけることが大切です。

また、移住体験事業などに参加し、お試し移住をすることもオススメです。

参考までに、南北に長い宮崎を3地域に分けて、代表される市の特徴をご紹介いたします。

延岡市(北部地域)

延岡市は、人口およそ12万人の宮崎で3番目に大きな町です。交通事情が良くなく、陸の孤島とも言われていますが、町全体がコンパクトにまとまっています。

観光スポットとして有名な高千穂峡へのアクセス路にありますが、市外から訪れる人は少なく、観光業のような仕事はあまり期待できません。

>>>延岡市のHPはこちらから<<< 

宮崎市(中部地域)

 

県庁所在地の宮崎市は、人口30万人の県内最大の町になります。駅周辺には県内最大の繁華街「橘通り」があり、地元デパートや大手企業が立ち並んでいます。

また、宮崎空港へは宮崎駅からおよそ10分の距離です。近年は、LCC航空も就航したことで東京からの利便性もアップしています。

企業数も多いことから、仕事探しもそれほど苦労しないでしょう。

>>>宮崎市のHPはこちらから<<< 

日南市(南部地域)

サーフィンが盛んな日南市は若者が集まる町として有名です。企業は少ないですが、サテライトオフィスやベンチャー企業も多く育っており、魅力ある町です。

若い人を呼び込むために、市内に移住する子育て世帯等には、賃貸住宅の家賃の一部を補助する支援などもあります。

>>>日南市のHPはこちらから<<< 

事業を持ち込む

宮崎の基幹産業は第1次産業であり、それほど多くの企業はありません。そこで、宮崎へ移住をするのならば、外から仕事を持ち込んでみては如何でしょうか。

フリーで仕事を持ち込むのならば、スキルや営業力は本人次第ですからね。実際に、宮崎は人口10,000人当たりの起業家数が515人と、全国トップなのです。(平成24年就業構造基本調査より)




山間にある町の移住支援政策を紹介

宮崎の海岸沿いの市町は人口も多いが、鹿児島や熊本と隣接する山間部の市町では、人口の減少率も高くなっています。そのことから、山間部の市町では、人口減対策を目的とした移住支援事業を積極的に展開しています。

そこで、移住の専門家の私から、宮崎の山間部にある市町から、特に移住者に役立つ8つの支援制度をご紹介いたします。

都城市

おためし滞在制度レンタカー借上料補助金

都城市への移住、定住を目的に、市内で住居及び仕事等を探し、又は暮らしを体験する等の活動に係るレンタカー借上料に対して補助金を交付。

都城市転職応援補助金

都城市により多くの専門的な技術、技能又は知識を有する人材を呼び込むため、転職を機に転入する移住者であり、市内の事業所に正社員として採用された人に対し、引越し費用および家賃の一部を補助。

>>>都城市の補助金についてはこちらから<<< 

えびの市・お試し滞在助成金

支援内容

 

えびの市への移住を目的として住居又は仕事を探す活動等を行うため、市内の宿泊施設に宿泊した場合の宿泊料及びレンタカー借上料の一部を助成。

Uターン住宅改修等定住促進支援金

支援内容:えびの市内出身者が、Uターンのために市内業者を利用して自己の空き家の改修、清掃、家財道具の廃棄等を行う場合に、経費の1/2(上限50万円)を交付。

>>>えびの市の支援制度一覧はこちらから<<< 

高原町

高原町お試し滞在事業

高原町への移住定住を目的として住居又は仕事を探す活動等を行う者に対し、宿泊費の一部を助成。併せて、レンタカーの貸出しも実施。

高原町移住定住支援金交付事業

支援内容:移住者に対して移住支援金として1世帯30万円交付。移住定住者に対して住宅等取得支援金として最大100万円を交付。

>>>高原町の移住支援に関する情報はこちらから<<< 

日之影町

移住定住奨励金

移住定住による人口増加と地域の活性化を図るため、移住者の定住促進に係る奨励金を交付。

日之影町ふるさと回帰同窓会応援事業

定住人口の増加と地域経済の活性化を図るため、町内で開催される同窓会に要する費用の一部を助成。

>>>日之影町の移住支援に関する情報はこちらから<<<

まとめ

今回は、宮崎の移住について特集してきましたが、いかがだったでしょうか?失敗だと感じる理由やその対策は、参考になりましたか?

宮崎には陸の孤島と呼ばれる地域もありますが、宮崎空港にLCC航空の運航がスタ-トするなど、東京圏からのアクセスも良くなっています。

また、宮崎にはカラッとした南国の明るい性格の人が多く、移住者も地域に溶け込みやすくなっています。

移住を成功させるのに大切なことは、上手に地域に溶け込むことです。地域の人と触れ合うことで、また新しいものを発見できれば素敵ですよね。

太陽と海がきらめく宮崎で、ぜひ移住を成功させてください。

「The life is only once(人生は一度きり)」。

皆さまに、素敵な移住生活が訪れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

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