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災害で避難する際に女性に必要な持ち物とは?

こんにちは、吉川 百です。

かつては数年に1度、数十年に1度と表現され、誰もがそのような頻度で到来するものだと認識していたはずの災害

しかし、近頃では数十年に1度であるはずの台風・集中豪雨、地震や噴火といった災害が、1年の間にも次々起きていますよね。

災害に対する備えがすでに常識になっている今、家族各個人の「災害自己管理」も大きな課題になるのではないでしょうか。

あなたは、家族全体の防災準備にばかり心を砕いていませんか?

このブログでは、災害弱者に対する積極的なご提案をしていますが、今回は女性の防災心得をお届け致します。

男性にも相応の気遣いや細やかさは当然必要ですが、女性はやはりその上をいく配慮を随所で必要とするものです。

1日の日課の中では人目を避けたいことの方が多いですし、家庭内の心配ごとも山のように・・・。

そんな不安を、できる限りあらかじめ解消しておきませんか?

たとえ夫の不在時でも、幼児2人を抱えて避難するイメージトレーニングに励んでいる私が、今日から準備しておきたい、女性ならではの災害避難用の持ち物・注意するべき行動・日頃からの心構えなど、詳しくご紹介します。

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女性が災害で避難する際に必要な持ち物

避難経験者や専門家からの情報などを徹底リサーチ!私の個人的意見も交えて、必要な持ち物リストを作りました。

あなたも必要と思われたら、ぜひチェックして荷造りに活かしてみてくださいね。

□常備薬

□マスク

□黒い大判のビニール袋

□常備薬

□ウエットティッシュ

□ラップフィルム

□生理用品

□簡易トイレ

□毛布・ひざ掛け

次になぜこれらのグッズが、女性が避難した際に必要かを説明致します。

□常備薬

持病のためのお薬やいつも使用する鎮痛剤があれば、飲み方や効き目などを心配しなくても良いですよね。

子供の手が届かないようにしのばせておきましょう。

□マスク

避難場所はえてしてホコリっぽいですし、さまざまな方が大勢集まっていますのでウイルス感染なども気がかりです。

それから、お化粧ができない場合の方が多いですから、素顔隠しになります。

ささやかなことですが、いくらかストレスを軽減できますよね。

□黒い大判のビニール袋

これは万能です。

地面に敷いて敷物の足しに、裂いて肩からかけたり寝ている子供の防寒に、授乳の際の目隠しに、とアイデアしだいで応用が効きます。

□ウエットティッシュ

不衛生になることが心配な避難所では、水不足も想定されます。

多めに用意しておけば、体や頭を拭くのに活躍してくれるでしょう。

赤ちゃんのお尻拭きで代用しても。

□ラップフィルム

これは、過去に避難経験されたことのある方からは、重宝したという声の多いものです。

お皿に限りがあるし、水が足りなくて洗えませんので、お皿にラップを敷いて食べ物をのせる、というもの。

ラップは少しもったいないですが、衛生上の問題を考えたら、使うのがベストでしょう。

□生理用品

女性にはもちろん必要なもの。

おむつなどと並んで、災害時に不足する物資として常に名前が上がっています。

このブログの赤ちゃんとの避難をお伝えした回にも書きましたが、おむつと同様、未開封のものを1パック備えておくと衛生的で荷造りも楽ですよ。

□簡易トイレ

避難所のトイレを使うのがためらわれるという声、あなたもお聞きになったことがあるのではないでしょうか。

数個入りで売っているものがホームセンターやドラッグストアでも入手できますが、うちも欲しいなと思っているものを、動画でご紹介します。

女性用携帯トイレ「シーする~ホッと」

□毛布・ひざ掛け

大きなサイズのものでなくても良いので、予備的にあると安心です。

家族の防寒にばかり目が行きがちな女性ですから、自分用に使わなくなった古いハーフケットなどを備えておきましょう。

自分用に避難用小さいポーチの常備を

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上記チェックリストで挙げたもの以外にも、あなたご自身にしか思いつけない物があると思いますが、意外と細かいものが多いのではありませんか。

大きな防災用の荷物とは別に、いつものバッグにポーチをひとつ加えるのはいかがでしょう。

ヘアピン・ヘアゴム・常備薬・生理用品・ウエットティッシュ・小さな救急セット・スペアの眼鏡・コンタクトレンズの予備などを、大きな荷物とは別に小分けしておけば、最小限ですが常にあなた周りの災害対策ができます。

このポーチは、バッグを交換する際にもそのまま移し変えれば済みますので、防災意識と一緒にいつも携行できますよね。

女性が避難した場合に心がけたい行動とは?

避難所というのは、避難してきた方々が片寄せあって秩序正しくお互いに思いやりをもって行動する場所。

非常時にこそ発揮される日本人の我慢強さや自己犠牲をいとわない精神は、いつも世界中から称賛されているようです。

しかし、必ずしもそうではない現実も・・・。

やはり、過酷な環境である避難所では、人々の心はすさみがちになり、特に男性の中にはそのいらだちから、しだいに暴力的傾向を見せる人もいるそうです。

身内に対するDVや、避難所に居合わせた女性に対する性暴力被害などが報告され、女性たちを不安に陥れています。

避難所にいる人はすべて信用できる人、だったら良いですが、社会の縮図である以上、そういうわけにもいきません。

いつ何時おぞましい暴力の被害に合うかもしれないという危機感を、悲しいですが持っていた方が良いでしょう。

そのために、必ず気をつけたいポイントをお伝えします。

●特に夜は1人で行動しないようにする。

●ホイッスル・防犯ブザーを携帯する。

●髪は束ね、帽子を深くかぶる。

●避難用には、衣類・下着などは女性らしい色合いを避け、黒っぽい地味なものを選ぶ。

避難していることのフラストレーションが暴力によって解消されることはありませんし、そのような暴挙に及ぶ人がいるという事実に怒りを覚えますが、自分の身の安全は自分で守れるように、十分警戒しましょうね。

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避難に備えて必要な日頃の備えとは?

備えあれば患いなしという言葉が示す通り、日頃から災害に備えておくことは、いざ災害が起きた際に大きな力を発揮します。

災害が起きて避難するのに備えて、日頃からどのような事をしておけば良いかご紹介しますね。

□避難先の確認

避難をすると一口に言っても、いざという時にうまく行動の判断がつかない場合があります。

想定される災害ごとに避難先を確認するということから始めましょう。

水害と地震などでは避難する先が違うことがあります。

水害の可能性が高い地域の方は、高台に避難所が設定されている場合も。

地域のハザードマップで、まずはそれを確かめることです。

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□家の中の避難経路の確認

どの部屋にいても、あらゆる時間帯で、「仮にここで災害が起きたら」という観点でシミュレーションをしてみましょう。

廊下や階段に、避難の際邪魔になるもの、倒れて障害物になりそうなものがないかなど、掃除の時などに気にしてみるだけで、いざという時の行動の円滑さが変わってきます。

□家族との打ち合わせ

連絡が不通になった場合の災害用の伝言ダイヤルなど、どのようにお互いの安否を確認するか打ち合わせておきましょう。

連絡がつかない場合に、避難する可能性のある場所を、地域で指定された場所以外にも話し合っておくと良いでしょう。

また、勤務先・子供の学校・幼稚園保育園などの規定対応を確認しておき、家族それぞれが把握しているようにします。
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□乳幼児・高齢者・ペットと共に避難する場合は、少し特別な避難準備を

避難する際、避難先で必要になりそうなものをリスト・アップ、避難準備荷物に加えておきましょう。

まとめ

お読みになって、いかがでしたか?

近頃は、度重なる災害のことが頭にあるせいで、避難訓練も入れる気持ちが違いますよね。

うちの小さな娘たちの保育園も、かなりの頻度で避難訓練を実施していて、時には保護者も交えて行われます。

子供が小さいと、地震が起きたらこうするんだよ、というところまではかろうじて理解させられても、そこから先は難しかったりします。

私はふだんから、ご近所の方と庭先で世間話などしたり、頂き物のおすそ分けなど、ちょこちょこコミュニケーションをとるようにしています。

皆さん良い方で、かまってほしいからしているだけですが、子供もよく懐いていますし、いざという時はお互いに頼りになるだろうなと勝手に期待。

うちはのどかな環境で、周囲は高齢の方も多いので、地域社会の協力は不可欠なんです。

女性は、身だしなみをちゃんとできないことで、ものすごくストレスがたまりますよね。

ポーチの中には化粧品の試供品やトラベル用のもの、オーラルケア用品など、日常と変わらない普段着の備えを少し増量するくらいでも、だいぶ充実します。

ぜひご参考にしてみてください。

最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした

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