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赤ちゃんの言葉が遅い原因と考えられる3+1の要素!

こんにちは、吉川 百です。

あなたの赤ちゃんは、今どのくらいの月齢を迎えられましたか?

涙が出るくらいかわいいでしょうが、毎にち目が離せず、涙が出るほどたいへんでもありますよね、本当に頑張っておられることと思います。

さて、あなたは赤ちゃんの言葉の遅れについて、どう考えていますか?

1歳6ヶ月健診で言葉の遅れを指摘され、落ち込んだり気にしたりすることがあると思いますが、あなたはどうでしょうか。

言葉の遅れの裏には、時に病気などが隠れている場合があります。

しかし、そうでない場合も、本当にたくさんあります。

今回は、赤ちゃんの言葉の遅れについて考えられる原因や対処法をお伝えしようと思います。

ただ、不安をあおる内容にするつもりは一切ありません。

むしろ、社会通念や医学的見地のあることをわかったうえで、あなたがあなたの赤ちゃんと向き合い、その悩みに風穴を空けるタイミングにしていただけたらと考えています。

1歳6ヶ月健診で、娘の母子手帳に「言葉要観察」のスタンプを押されて保健師さんと議論になってしまった経験を持つ私が、あなたの悩みにしっかり寄り添います。

安心してください。

悩んでいるのは、決してあなた一人ではありません。

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赤ちゃんの言葉が遅い原因と考えられる3+1の要素

あくまで可能性としての、赤ちゃんの言葉の遅れの原因を挙げてみます(病気が隠れている場合です)。

  1. 聴力障害(難聴)がある。
  2. 精神発達遅滞である。
  3. 自閉性障害である。

そして、別にもうひとつの①があります。

もうひとつの①=まだあなたの赤ちゃんが言葉を発したくない・発する時期ではない、です。

それではまず、言葉の遅れの陰に隠れている恐れのある病気を解説致します。

聴力障害(難聴)

名前を呼んでもふり返らない場合や、テレビや音楽の音量を上げていないと聞こえていない様子がある時に疑われます。

この心配がある方は耳鼻咽喉科で相談してみると良いかもしれません。

ヘッドフォンをかけて音を聞かせる検査などで脳の反応をみる検査が行われるでしょう。

痛みは伴わない検査です。

もしも聴力に問題が見つかれば、言語訓練や場合によっては補聴器の装着が必要になることもあります。

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精神発達遅滞

脳の知的発達が障害を起こしていることがあります。

その年齢に見合った知的行動ができないという特徴があり、外来で診察・検査を受けることができます。

血液検査や頭部CT検査・MRIなどで脳の機能を確かめ、遺伝子異常・脳奇形などの有無を調べます。

自閉性障害

言葉や身振りなどで意見や感情を伝えることが苦手とされる症状です。

周囲に対する関心の低さ・視線が合いにくい・1人遊びが多い・決まった道順や特定のおもちゃなどに異常執着する、などがバロメーターであるといわれます。

育て方の問題で自閉症を来たすという見解があった時代もあるようですが、いまでは脳の障害という認識が定着しているようです。

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以上が、病気が原因で言葉が遅れている可能性です。

次に、もうひとつの①と私があえて紹介した、「その子それぞれのタイミング説」についてお話します。

もうひとつ、などと表現しているのは、心配に心配を重ねたあげく、このもうひとつ①が原因だった、という方がひじょうに多い様子だからです。

■あなたのお子さんの状態

1歳6ヶ月で意味のある単語をいくつか言えない場合、言葉の遅れを指摘されることが多いようです。

私の住む自治体では、1歳半の子は5つ以上の単語を言えないと言葉要観察スタンプを押されます。

では、あなたのお子さんが1歳6ヶ月ほどの赤ちゃんだとしたら、今どのような状態でしょう。

□運動の発達に心配するほどの遅れがない(そろそろ自力で歩行できていますでしょうか)。

□音に対する反応が良い(名前を呼ぶとふり向いたり、音楽などに反応する、ママから見て聞こえているなと実感できる)。

□親のいうことを理解しているそぶりをする(一部でもかまいません)。

□指さし行動をする。

□ときおり目線を合わせる。

以上の5つにチェックが入れば、ひとまず問題ないのではないかと考えられます。

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たとえ「ママ」以外に、いえ「ママ」でさえも、ひとつの意味ある単語も言えなくても、です。

ちなみに、名前を呼んでもふり向いたりふり向かなかったりは、この頃の月齢では茶飯事ですので心配ご無用。

たとえば、「親が言うことを理解している」と「指さしをして意思表示しようとする」の2点が見られれば、自閉症の疑いは排除されることが多いといいます。

自閉症というのは、「言葉の理解」と「発語」のどちらもできていない時に初めて心配される、とある専門家が言っています。

人の数だけ名前や顔や性格があるように、言葉が出るタイミングも千差万別です。

子供の「発達」といわれるものの教科書的な目安というのは、統計上の結論でしかありません。

その統計も、どのような手段でいつどう集計されたものか定かではないでしょう。

それを物差しにしていることに無理があると考えて、どっしり構えるのがいちばんです。

ただ、先ほど解説した病気に関する症状が顕著に見られて不安がとれない方は、専門機関でご相談してみることもおすすめします。

言葉の遅れというコトバにふり回されない育児で言葉を促そう

よほど病気による言葉の遅れの気配を感じる方でなければ、過度の不安にとらわれて時間をふいにするのはもったいないです。

■言葉の遅れを助長しているかもしれない行動

言葉遅れの原因ではないかもしれないけれど、言葉の発達に影響すると目されている課題をご一緒にみてみましょう。

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①テレビ・パソコン映像などの見すぎ

一方的な視覚情報を延々受けとるばかりで、コミュニケーション能力が育たないという見方はよくあります。

しかし、医学的根拠はまだ示されていません。

テレビ・動画をやめたらお喋りを始める子も中にはいるでしょうが、皆がそうとは限りません。

これさえ気をつければ、すぐに言葉が出てくるというものでもないのです。

常識的に考えれば、生身のコミュニケーションが阻害されるほどの視聴であれば、幼児といわず、心身の健康を害する要因になりえるでしょう。

何時間までと決めて視聴させることは、ある程度意味があるかもしれません。

それは言葉の発達うんぬんというよりも、けじめある健全な子供らしい生活を送るという基本的な問題といえるでしょう。

②子供の自発性を妨げる「先回り」育児

子供が何かをやろうとしている時に、見守らず先に手を出して助けてばかりいると、言葉を発しようという子供の意欲を損なうという考えがあります。

これも、もしかしたら言葉遅れの理由のひとつとしてはあるかもしれない、という感じではないでしょうか。

私個人としては、この先回りが言葉の遅れに関係あるかないかということよりも、先回りして子供の自由にさせないことそのものに問題を感じますがどうですか?

ある追跡調査では、病院の診察などで医師の問診を受けている際に、(自分で答えられる年齢の)子供に答えさせないで、横から親が口出しして答えてしまう「先回り」を続けていたりすると、成長した時にひきこもりなどコミュニケーション不全になる傾向があるという報告があります。

少し脱線しましたが、いずれにしても可能性としての原因・理由から言葉に対する働きかけをしても良いとは思います。

しかし、そればかりにとらわれていると、目の前にいるあなたの赤ちゃんを実は全く見ていなかった、という事態になりかねません。

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■言葉に良いといわれること、をどうとらえるか。

  1. たくさんの語りかけをする。
  2. 絵本の読み聞かせを積極的にする。
  3. 歌や手遊びを一緒に楽しむ。
  4. 同世代の子供と触れ合う機会をもつ。

これらも一定の効果があるかもしれませんし、やったら楽しいことばかりなので、ぜひ積極的にやりましょう。

ただ、これは言葉を促したくてするのかと問われると疑問も残ります。

子供に語りかけたいから語りかけ、本を好きになってほしいから絵本を読んでやり、音楽が流れるからうたい、公園に行けばよその子がいるから一緒に遊ぶ、というごく自然な流れとしか私には思えないです。

ひとつ、お散歩を日課になさることは、言葉についてだけではありませんが、親子のコミュニケーション上、とても有意義だと思います。

あっちへ行きたいとかそこに上ってみたいとか抱っこしてほしいなど、意思表示が必要な場面がひじょうに多いからです。

言葉はコミュニケーションツールで、相手と相互に理解しあいたいという欲求から出てくるものでしょう。

どうしても促すための行動を、となれば、そこに焦点をあてた働きかけが適していると私は考えます。

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■育児書の中の、赤ちゃんの言葉の成長段階、をどうとらえるか

言葉の成長の目安を調べると、育児書などによって少し違ってくるかもしれませんが、だいたい以下のような目安となります。

  • 生後3~4ヶ月で、アーアーなどの声出しがさかんになる。
  • 生後5~6ヶ月では濁音も交えた赤ちゃん語が増える。
  • 生後6~7ヶ月では、バーバなどくり返し語を発する子も出てくる。
  • 生後7~8ヶ月ではいないいないばあなどを喜ぶ、人見知りをする子もいる。
  • 生後8~9ヶ月では人見知りがピークに。
  • 生後9~10ヶ月では言葉の理解が進む。
  • 生後10~11ヶ月になると、バイバイなどの動作をし、簡単な指示に従える。
  • 生後11~12ヶ月、指さし行動が増える。
  • 1歳~1歳3ヶ月ではワンワンなど意味ある言葉を言える子が出てくる。
  • 1歳6ヶ月から2歳になると、2語文(ワンワン、キタ)を話せる子も。

このような指標を目安にすることは悪いことではないと思います。

しかし、こういったページに視線を落としては一喜一憂する必要はないとも思います。

私の娘の場合、1度としてこの目安と肩を並べたことはありません。

でも、ほとんど気にはしませんでした。

どの育児書も、あくまで個人差があることを注釈していますが、それは但し書きというよりも大前提なのですよね。

ママといるとうれしい。楽しい、ママとおしゃべりがしたくなってくる。

そんな時間を1日の中で必ず設けることが大切なのかもしれません。

ここで、言葉の促しをユニークなアプローチで試みている動画をご紹介します。

シャボン玉遊び☆意外にも子どもの言葉の発達に繋がる!?

あなたとあなたの赤ちゃんにしかできないコミュニケーションを

私の経験のお話におつき合いください。

私は娘の1歳半健診で「言葉が心配ですね」と言われたとき、わりあいいつも沈着冷静を旨としていたはずなのに、一瞬だけ動揺を隠せなくなってしまいました。

初めて会った保健師の方が、いかにも深刻そうな顔つきで、私の娘の出生記録である母子手帳に要観察のスタンプを押したことにショックを受けたのです。
ママ、は言いませんか?

意味のある言葉、といわれるものをほとんど話さなかった娘についてあれこれ聞かれ、「ママと呼ばせていませんし、あーあんと呼びます」と答えても黙殺され戸惑いました。

娘が口にしていた「言葉」は、一般的には意味のある言葉ではなく、両親と娘にしかわからない「音声」だったようで、これは言葉とはカウントしてもらえません。

あくまで、心身的な問題で言葉が出せない可能性を危惧して、保健師は助言をするのですが、親は子供と意思疎通ができている自覚があるので納得いかない、という感じになってしまうのです。

その後も、「クルマは?」とか「ダッコは?」とか、言える単語が何とか5つに達しないか、保健師さんは努めてみえましたが、私はだんだん怒りに似たものを覚え始めたのです。

娘は私の言いたいことを明らかに理解していましたので、私はまったく娘の発語が「遅れている」ことを問題視していませんでした。

ママのストレスをためないように、心配ごとは相談しましょうと仰りながら、同時に親である私が心配してもいないことを「心配すべきだ」といって不安を煽ることに対して、少し不信を感じてしまったのかもしれません。

それで、結局議論のようになり、たいへん後味の悪い健診となってしまったのです。

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私は言葉を扱う仕事をしています。

読書が好きですし、子供にも日本語を好きになりたくさん学んでほしいと生まれる前から思っていました。

だからこそ、言葉というものを、なるべく押しつけられることなく、あくまで楽しみ、自分だけの辞書を築いていってほしいと願うのです。

私はその後も、特にこれといった対策をしませんでした。

絵本についても、娘は一部音の出るおもちゃ風のものは見ても、読み聞かせにはほとんど応じてくれなくて、たくさん読んでやりながらも、随分つまらない思いをしました。

先に紹介した自閉的なこだわりもかなりよく見られる娘だったので、もしかしてと考えることもないではありませんでしたが、それでも待ちました。

きっと彼女は思慮深いのだろうと考えていたのです。

軽率に感じたことをそのまま口に出して、失敗したと思うことが嫌いなのだろうと。

娘の性格からして、慎重なことはわかっていましたから。

私は、娘のだんまりや妙なこだわりを、ただひたすら面白がりました。

おもちゃもその用途に従った遊び方を全くしなかったのですが、それも面白がりました。

キミは面白いね、変わってるね、最高だよ」と言って過ごしました。

後にトイレトレーニングや寝かしつけのことでいらいらして怒ってしまい、娘を傷つけたことはありますが、言葉については不思議なほどブレませんでした。

格好をつけて言うと、それは私にある種、信念のようなものがあったからだと思います。

娘の中でたしかに言葉がうごめき、それがやがて発露される兆しを私自身が感じていたからです。

親自身が感覚的に大丈夫そうだと思える要素がいくつかあれば、過度な心配はいらないのではないでしょうか。

他人と同じで安心することもたくさんあるでしょう。

しかし、あなたを選んでやってきてくれた赤ちゃんです。

他人と違うことを、喜んであげてください。

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まとめ

娘の1歳半健診から、実に5年が経ちました。

娘はいつからか本が大好きになっており、何冊か読まないと寝る気を起こしてくれません。

もう黙っていてくれというほど一日中喋ってもいます。

結局、意味のあるお喋りとやらができるようになったのは2歳の後半、ほぼ3歳あたりでしたし、それでもなかなか覚束ない内容でしたよ。

娘の保育園には、年長クラスでもほとんど喋らない子もいます。

1歳未満で話し出したという子も。

言葉だけでなく、本当に子供は1人として同じ成長のしかたを見せません。

それが尊いのではないでしょうか。

病気が隠れている恐れがあって、遅れという以上の不安を抱えられている方もおられると思います。

しかし、自閉的な要素のある子に、特別な芸術的才能を備えた子が多いという話をよく聞きます。

どの個性が、後々どう子供を活かすか、誰にも予想はつきませんよね。

私の友人は小学生だった息子さんをアスペルガー症候群と診断され、一時悩みましたが、色眼鏡でその子を見ないで接し続けた結果、彼ももう高校生、自分の傾向を理解した聡明な子に育ち、友人とは本当に素敵な親子になっています。

彼の場合は、学校でも普通クラスで育ったといいます。

あなたもあまり悩まないで、目の前の赤ちゃんを抱き上げ、目を合わせて笑ってください。

赤ちゃんの目や心も、きっと笑うでしょう。

それ以上に2人に必要な言葉があるでしょうか。

最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした。

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