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生活不活発病を予防する5つの方法とは?

こんにちは、吉川 百です。

震災・台風・豪雨と、ここのところ各地で大きな災害が次々に起こっていますよね。

これほど災害が多いと、避難生活を強いられている方々をニュース番組で目にしても、他人事と思う人はいなくなったのではないでしょうか。

そんな中、避難所で生活されている方に増えている生活不活発病、これについて、あなたは正しい知識をお持ちでしょうか。

なんとこの病気は、避難所で不自由な暮らしを余儀なくされている方々ばかりではなく、家庭生活の中でも起こっているというのです。

にわかにクローズアップされるようになってきた生活不活発病、今回はこの病気について解説いたします。

寝たきりまではいかないけれど、年老いた両親がなかなか外出せずに家でじっとしているのが心配というあなた、私も同じ心配を抱えています。

そんなあなたにぜひ知っておいていただきたい内容です。

予防法と、必要な知識をご紹介しますので、よろしければ最後までお読みください。

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生活不活発病の5つの予防法とは

生活不活発病の5つの予防法とは、どのような事になるのでしょうか。

  1. 毎日の生活の中で活発に動く
  2. 避難所・家庭・地域社会で仕事や役割をもつ
  3. 歩きにくさを感じてもすぐに車椅子に頼らない
  4. やりがい・楽しみをつくる
  5. 周囲の方が生活不活発病を意識する

次に、それぞれについて解説していきます。

1.毎日の生活の中で活発に動く

布団を必ず1度は上げる、使った湯のみなどを必ず時間を決めて洗う、定時に植木に水をやる、など日課を決めると良いですよ。

2.避難所・家庭・地域社会で仕事や役割をもつ

この病気について周囲の方と情報を交換しましょう。

そして、わざわざ仕事や役割を作ってみてください。

3.歩きにくさを感じてもすぐに車椅子に頼らない

手すりや杖などがあること、無理をしないことは前提になりますが、杖をついてでも、そして少しの距離でも歩いたり段を上り下りすることをしましょう。

1日の中で何分すると決めると良いかもしれません。

4.やりがい・楽しみをつくる

公民館などで企画している教室・行事に参加しましょう。

それを家庭にも持ち込んで趣味にしましょう。

5.周囲の方が生活不活発病を意識する

これはとても大切なことです。

ご本人にやる気が起きても、家族などが「危ない」とか「じっとしていた方がいい」などと行動を狭めることで病気は悪化します。

農業をされていた方には家庭菜園・キッチン菜園を用意してあげたり、少し手がかかる花などの栽培をお願いするのはどうでしょう。

サラリーマンをされていた方には、家計簿をつけてもらったり、調べ物をお願いするなど、何かお仕事を頼んでみてください。

そしてご職業・ご性格を問わず、お友達に会わせてあげたり、昔のことについて教えてもらったり、孫の相手をしてもらうなど、人との交流の場を意識的につくることをおすすめします。

生活不活発病の症状とは

生活不活発病とは、日常生活が活発でなくなることによって、頭や体の機能が低下する病気です。

体全体が不調になっていきますので、何が最初というのは個人差があると思いますが、だんだんと心身全体が機能低下に陥ります。

この頃行動範囲が狭いと感じる方、身体を動かしづらいと感じる方、次にご用意したチェックリストをご覧になってください。

  • 遠くへも1人で歩いている
  • 何もつかまずに歩いている
  • 外出時や旅行の時も不自由はない
  • 車いすを使用していない
  • ほぼ毎日外出している
  • 外でもよく動いている
  • 歩くことを難しいと思わない

以上の中で、ひとつもあてはまらなかった方は、生活不活発病の心配があります。

筆者である私の義父母は、ほとんどあてはまりません。

別の疾患があるので、しかたがないと思っていましたが、違うのでしょうか。

安静にしているのが一番」と本人たちも家族も思っているのです。

あなたもそう思っていませんでしたか?

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私たちは、もう少しこの病気について知る必要がありそうです。

以下に、この病気の場合、心身に起こりえる症状を挙げていきます。

実感できることがあれば、チェックしてみてください。

  • 筋肉がやせ衰える
  • 関節の動きが悪くなる
  • 骨がもろくなる
  • 1分間に拍出する血液量が低下する
  • 長く寝た後で急に立ち上がるとふらつく
  • 食べ物が誤って肺に入ることで起こる肺炎にかかる
  • うつ状態
  • 幻覚などの軽い意識混濁
  • 現在の時間や場所がわからなくなる
  • 床ずれ
  • 食欲不振
  • 便秘

いかがでしたか?身に覚えのある症状が1つでもあれば、生活不活発病の可能性はあるかもしれません。

あなたの周りに、このような症状を抱えて元気がない方はいらっしゃいませんか?

少し具合が悪くなったのを機に安静にしすぎている方や、周りが仕事を取り上げてしまって、することもなく寝たりじっとしているばかりの方は注意が必要です。

何でも休息していれば良くなるとか楽だとは限りません。

あなたの自己判断・思いやりが裏目に出て、逆効果を生んでいるかもしれないのです。

もちろん、別の疾患が理由で上記の症状が出ていることもありますので、いずれにしても医療機関に相談してみましょう。

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生活不活発病の原因

生活不活発病は、正式名称を「廃用症候群」といいます。

原因を挙げてみましょう。

  • 身体を気遣い過剰に安静にしている
  • 家族などがご本人の身体を心配しすぎて安静を強要する
  • 家族などがご本人の身体を心配しすぎて簡単な家事など、自力できることまで取り上げてしまう
  • 外出する目的などがなく、出控えてばかりいる
  • 家族などが、危険だから出ないほうがいいと助言する
  • 定年退職して、何をしたらいいかわからなくなる
  • 家族・ペットと死別し、孤独になってやる気が出ない
  • やることがない
  • 生きがいがない
  • 会いたい人がいない

病気などで動かしたくても動かせない部分がある方も多いとは思いますが、上記を見ていただくと、生活不活発病の原因は、ほとんど心の問題であることがわかります。

しかも、周囲が過度にご本人の行動を制限することなども特徴です。

高齢になっても、じっとしてばかりではかえって身体が動かし方を忘れてしまうということを、周囲の方も覚えておきましょう

心と身体は動かさなければさびついてしまいます。

災害にあわれた場合などは、避難所で何かお手伝いしようとしても、若い世代が高齢者を働かせてはいけないと考えがちだといいます。

これは明らかにお年寄りを思いやってのことですが、その気持ちが悪循環を生む場合もあるのです。

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やりがいを見つける事が大切です

人間は誰でも、どんな年齢であっても、存在を認められること・必要とされることが大切です。

わざわざやりがいを見つけるなんて気が進まないという方もおられると思います。

そのお気持ちもよくわかるのですが、「やることを見つけてやるのが仕事」というふうに発想を切り替えてみてください。

そうしなければ、心身がどんどん衰弱し、高齢者ご本人がおつらいのはもとより、まわりの家族の方の心身にも影響が出ます。

このブログでは、絵手紙や塗り絵など、手先・色を使う楽しみをおすすめしています。

ご高齢の方に限らず楽しめ、夢中になれて「生きがい」にまで高められるという理由でおすすめしているのです。

絵手紙の記事はこちらからどうぞ

塗り絵の記事はこちらからどうぞ

手先を動かすことは脳を活性化させ、色を使うことは心に動きを出し、また次に何をどう描こうか・塗ろうかと考えることがあなたを前向きにします。

画材を買いに行く、作品をお友達に送るために投函ポストまで歩く、などの行動にもつながります。

そして、これらは屋外や公用スペースでお友達と交流しながら行うこともできます。

気軽にできますので、ご家族の方も含めて、1度体験してみてください。

地域社会でこのようなイベントを企画し、積極的に声かけをして皆さんを集めて催すなど、若い世代の方も工夫してみましょう。

ここで生活不活発病について精神科医師より詳しい解説がされている動画をご覧ください。

生活不活発病 -動かないと心身の調子が悪くなる-

まとめ

今回のテーマについては、私自身もたいへん考えさせられました。

良かれと思って、「おかあさん、座っててくださいよ」「それ、私がやりますから」と片っ端から母の仕事をとりあげています。

母はこのくらいできると言っているのに、階段の昇降は大変でしょうから、なるべく歩かずに済ました方がいいでしょうから、と口癖みたいに言っています。

大いに反省、です。

できることは、サポートしながら、教えてもらうつもりで一緒にやる、というくらいが良いのでしょうね。

義夫は多趣味ですので、半分寝たきりでも安心しているのですが、義母は無趣味です。

つい先日塗り絵を勧めたところ、いま夢中になっている様子。

これを理由に、外へ連れ出すことも考えようと思っています。

あなたも、無理のない家事などを頼んだり、外出に連れ出したりして、ご高齢者の身体をなまらせないように気をつけてあげましょう。

最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした。

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