こんにちは、みっつです。
山梨県の甲府市北部にある昇仙峡にはハイキングに最適な遊歩道が整備されていて、誰でも手軽に歩いて自然を満喫する事が出来るのです。
昇仙峡の遊歩道をハイキングをしたら、どの位の時間がかかるか気になりますよね。そして、昇仙峡の遊歩道は、どんなルートでどんな魅力があるか、といった事も知りたいところですよね。
今回は、昇仙峡をハイキングするのに最適な遊歩道を歩くのにかかる時間と、ルートの魅力をお届けしたいと思います。
そして、アクセスやランチの情報もお届けしますので、楽しみにしてくださいね。
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■目次(クリックすると飛びます)
昇仙峡の遊歩道をハイキングするのにかかる時間
私が昇仙峡のハイキングでかかった時間はズバリ
1時間20分
でした。
遊歩道は距離にして約4キロ、下り坂が中心となります。
人間が歩いた時の標準的なスピードは時速4キロと言われていますが、4キロを1時間20分かかったという事は時速3キロですね。あるデータによると、子供は時速3.6キロ、65歳以上の高齢者は3.3キロだそうです。
下り坂をゆっくりと歩いて、たまに椅子に座って休みつつといった感じでしたので、例えばお子様や高齢の方であっても大きな差は出ないと思いますが、余裕を持って2時間見ておけば間違いないでしょう。
しかしいきなり階段がありますので、足腰に不安を抱えている方は注意が必要です。
次に、遊歩道をハイキングするとどの位の時間がかかるか、見どころまでの場所を交えてをご紹介します。
まず昇仙峡の遊歩道の起点ですが、はっきりとした規定がなさそうなのでこのあたり
とさせて頂きますね。
この地図上では、そば屋さんの左の細い道です。
迫力満点の仙娥滝・起点から約3分
1,2分歩くと、このような階段が出現しました。
結構長いので、足腰が不自由な方には厳しいかもしれませんね。
少し階段を降りると・・・滝のようですね。
正面に回ってみると、このような立派な滝でした!
これは仙娥滝(せんがたき)で、落差は約30メートルとの事ですが、落差以上に迫力があるように感じました。
写真では伝わりにくいと思い動画を撮ってきましたので、宜しければ見てみてくださいね。
落ちてくる水の量が多く、結構水しぶきがあがっているのが、わかるかなと思います。
そして、水の音もかなりのものですよね!そして仙娥滝は日本の滝百選にも選ばれているそうです。
頭がぶつかりそうな位に低いです!・起点から約10分
仙娥滝を後にして先に進むと、先に行くのを阻むような岩が出現しました。これはかなり低い!
実際にくぐり抜けた際の動画がこちらになります。
身長174cmの私でこんな感じなので、人によってはかがまないと通れないでしょうね。
今回のハイキングコースは、標高が高い所から下っていくので楽でした。遊歩道は舗装されて柵も設けられているので、安心して歩くことが出来ます。
流れている川は荒川ですが、かなり大きな石や岩がゴロゴロしていますね。
くっついているの?離れているの?石門・起点から約15分
遊歩道を下っていると、このような岩のようなものが現れました。
これは石門と呼ばれていて、2つの岩はくっついているように見えますが、実は離れています。
これが証拠写真です。
空いているのは10cmあるかないか、元々はくっついていたのか、それとも近づいてきたのか謎です(笑)
遊歩道は場所によっては、このように荒川とほぼ変わらない高さになっています。
上から見るのも良いですが、同じような高さだと迫力がありますね!
長田円右衛門の碑・起点から約20分
長田円右衛門は1840年代に、昇仙峡に道を作ったとして、昇仙峡の歴史には欠かせない人物だという事です。
その功績をたたえ、長田円右衛門の碑がたてられています。
このように休憩が出来る椅子もあるので、川の音を聴きながらここで少し休むのも良いかもしれませんね。
すぐ近くにトイレもあるのが嬉しいですね。
昇仙峡を訪れたのは8月上旬の猛暑日で、電車で昇仙峡を訪れる際に便利な甲府では、最高気温38度!と暑いを通り越して危ない気温でした。
しかし、昇仙峡は標高が高いのとご覧のように日陰が多いこと、そして遊歩道に沿って荒川が流れているので、甲府と比べてかなり体感温度は低く感じましたね。
絶景の食事処、金渓館・起点から約30分
長田円右衛門の碑から約10分、昇仙峡ハイキングも中間点に差し掛かりました。
ご覧のように、車の姿が見受けられますね。そして、ここには絶景を楽しみながら食事ができる、金渓館があります。
起点からここまでは歩行者専用の遊歩道ですが、ここからは、5月から11月までの土日祭日の9時から17時以外は車も通るので注意が必要です。
近くにバス停もあるので、ここでハイキングを終了するか、引き返すのも良いかもしれませんね。
逆に此処から先は階段のない緩やかな下り坂が続くので、足腰に多少不安がある方でも楽しめるかもしれません。
金渓館の目の前には、昇仙峡のシンボルであり代表的な景勝である覚円峰(かくえんぼう)が広がっています。
高さ約180メートルの覚円峰は、その昔に覚円という僧侶が頂上で修行したので名付けられたそうです。
私も少し歩き疲れたので、金渓館で小休止しました。別の日ですが、金渓館で食事した様子をご紹介していますので、ご覧になってください。
⇒昇仙峡の金渓館!素通り厳禁!有り得ない絶景と絶品料理を堪能
金渓館を後にして、いよいよハイキングも後半戦へと入っていきました。
橋と岩、石が多く点在しています・起点から約50分
昇仙峡のハイキングも後半に入り、橋や名前がついた石、岩が多く見られるようになってきました。
こちらは、羅漢寺(らかんじ)橋と言われるつり橋です。
長さは15メートルほどでしょうか。橋の真ん中まで行って荒川の動画を撮ってみたので、見てやってください。
川の音は、ハイキングをしている間じゅうずっと聞こえていて、気分が癒やされました!
こちらはえぼし石。
思わず湘南にあるえぼし岩を思い出してしまいました。この辺りにはこのように名前の付いた石や岩が15以上あります。
こちらは、有明橋です。
長さは、羅漢寺橋と同じように長さ15メートルほどでしょうか。結構揺れてスリル満点でしたね(笑)
2人で渡ると愛が結ばれる、愛のかけ橋・起点から約1時間
『2人で渡ると愛が結ばれる』と言われる、愛のかけ橋へとやってきました。
若いカップルであればもちろん渡りますが、アラフィフオヤジの1人旅では関係のない橋ですね。もちろん渡りませんでした(笑)
愛のかけ橋を過ぎたあたりの風景です。素晴らしい景色なのですが、16時過ぎの少し遅めの時間帯だからか観光客の姿がほとんどありません。
私としては昇仙峡を独り占め出来たような気分で嬉しかったです!
オットセイの背中?オットセイ石・起点から約1時間5分
前述したとおり、昇仙峡のハイキングの後半は、多くの石や岩に名前がつけられています。
こちらは名付けて、オットセイ石です。
う~ん、もしかしたらオットセイの背中なのかな。
こちらはトーフ岩だそうです。
切った豆腐という事でしょうか。
他にも大砲岩や亀石、熊石などがあり、観光客を楽しませてくれます。
終点に到着!・起点から約1時間20分
昇仙峡のハイキング、あっという間に終点に到着してしまいました。ここまでゆっくりと歩いて1時間20分、下り坂が中心なので、あまり疲れはありません。
逆のコースは上り坂になるので、脚に自信がある人向けと言えるでしょう。
距離にして約4キロメートル、絶景と川の音に包まれ、爽快な気分のハイキングとなりました。
昇仙峡へバスで行くには?
昇仙峡は、山梨県の山間部にあります。行くとすれば、車でというイメージになるかもしれませんね。
車の場合は、中央自動車道の甲府昭和インターチェンジから約30分なので、結構気軽に行けるのではないでしょうか。
しかし、バスを使っても行くことは可能です。今回私は甲府駅よりバスを利用して、昇仙峡へお邪魔しましたので、バスで行く方法をご紹介しますね。
バス停は甲府駅南口です
昇仙峡に行くバスは山梨交通になります。バス停は甲府駅の南口4番乗り場です。
バスに揺られて約1時間で、終点の昇仙峡滝上へと到着しました。
料金は甲府駅から900円となります(2017年8月現在)
1時間を長いとみるか短いとみるか、意見が別れるかもしれませんが、私としては1時間で絶景が広がる別天地に行けるのであれば、短いのではないかと思います。
必ず時刻表を確認してください
昇仙峡へバスで行くのは、そんなに難しい事ではありません。
しかしバスの本数が少ないので、必ず時刻表を確認して、しっかりと計画を立てましょう。
今回私は最終のバスで甲府駅に戻ってきましたが、バス停でバスを待っていると2人のタクシーの運転手さんに『甲府駅まで乗っていかないか』と声をかけられました。
恐らく最終バスに乗り遅れた人を狙っての事だと思いますが、やはり料金は高いし必ずタクシーが来るとは限らないので、バスで帰ってきたほうが間違いないです。
甲府駅から昇仙峡に向かうバスの時刻表や、バス停の情報は、こちらからどうぞ。
⇒昇仙峡へバスで行く!甲府駅からの時刻表やバス停をご紹介!
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昇仙峡についての豆知識
私は昇仙峡の魅力に取りつかれて、通うようになってしまいました(^_^;)
そんな私が、実際に体験した事を紹介している記事があります。昇仙峡観光の参考になるかと思い、1つにまとめてみました。
昇仙峡の遊歩道、食事処やロープウェイ、アクセスといった基本的な情報が手に入りますので、よろしければご覧になってください。
⇒昇仙峡を観光する!見どころや食事・アクセスのまとめ記事
まとめ
今回は昇仙峡でのハイキングについてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか。
実は昇仙峡は、全国観光地百選の渓谷の部で第一位に選ばれています。つまり、日本で有数の渓谷であると言えるのです。
そんな昇仙峡に、県庁所在地である甲府から1時間で行けてしまうのは、とても嬉しい話ですよね!
今回は真夏にお邪魔しましたが、季節ごとに素晴らしい景観を見せてくれるといいます。
あなたも日本有数の渓谷である昇仙峡に、是非足を伸ばしてみてくださいね。
そして、山梨での宿やレンタカーの手配は、楽天トラベルが便利です。
最後までお読み頂いたあなたに大感謝!みっつでした。