こんにちは、ヤモリんです。うさぎって、とても愛くるしい顔をしていると思いませんか?
特にエサをモグモグしながら食べている顔を見ると、本当に癒され心が温まるような気分になります。
そして、鳴かない事や散歩がほとんど必要ない、室内でも飼うことが出来るという事で、人気が高まっているようですね。
実は私は、3年ほど前から2羽のうさぎを飼っています。
実際にうさぎを飼っている経験から、今回はうさぎを飼うための費用や必要な物といった、飼う前に知っておきたいことをご紹介していきますね。
お読みいただけたら、実際に飼うイメージがわいてくるような内容ですので、参考にしてみてください!
■目次(クリックすると飛びます)
うさぎを飼うのに必要な初期費用と物とは
うさぎを飼う前に、最低限必要な物な何かといいますと、
- ケージ
- トイレ関連
- エサ入れと水ボトル
- チモシー(乾燥草)ケース
- 爪切り他メンテナンス用品
となります。
市販の物で全てを揃えると、大体1万円~2万円が初期費用として考えておいてください。
もちろん、代用できる品や手作りで費用を抑える事も出来ますよ。
次にそれぞれについて、解説していきます。
1.ケージ
うさぎを入れるための小屋です。うさぎを室内で飼うためにはケージは必須です。
ケージが必要な理由としましては
- 硬いものを噛む
- トイレの問題
が挙げられます。
また、トイレが慣れているうさぎでも、フンはトイレの外にしてしまう場合もあるので、ゲージの中にトイレを設置してください。
犬用のゲージでも大丈夫ですが、屋根がないと外に飛び出してしまいますからご注意を。
お金をかけたくない方は、自作も出来ます。例えば、100円ショップで網を買って結束バンドでつないで小屋をつくります。
しかし、網の材質には気をつけなければいけません。
実は、うさぎは何でもかじってしまう習性があるからです。
網鉄の上に薄いナイロンを巻いているような網は、ナイロンの部分をかじりお腹に溜まってしまい死に至ることもあります。
ですから、網を買う場合には、ナイロンがかぶっていない(鉄のみ)物を選んでください。
お父さんが日曜大工で木工するのも楽しいですよ!
かじる部分はペンキを使わない、釘が飛び出ないように注意する、オシッコ等を洗えるような造りにする点を注意しましょうね。
市販のケージを選ぶ際の選定基準は下記を参考にしてください。
金額の目安は3,000円~10,000円と機能や大きさの違いにより異なります。5千円を目安に探すといいでしょう。
- うさぎのサイズに応じてケージの大きさを選ぶ(大きいほど金額は上がります)
- うさぎのサイズと併せて、トイレ、チモシー、エサ等が入るスペースを想定しながらケージサイズを選ぶ
- 床面が格子になっている方が掃除がし易い(フンが下に落ちる上、オシッコも下に落ちて床が汚れない)
- 格子の下に新聞紙やトイレマットが敷けるスペースがある
- 床面が格子になっているの部分が引き出しになっている形状がお勧め(引き出しになっていないと、毎回格子を持ち上げて新聞紙等を交換するのでとても不便です)
2.トイレ関連
うさぎは頻繁にトイレに入ります。トイレは行きたい時に直ぐにたどり着ける場所にないと漏らしてしまいます。また、漏らし癖がつくと、何処にでもしてしまうため、一向にトイレのしつけが出来ません。
大きくは2つの形状があります。三角形タイプと四角タイプです。
三角形タイプの良さは、ケージのコーナーにスッポリ収まりますが、反面、大きなうさぎに対しては小さすぎて、本人はトイレでしているつもりが・・・
お尻がはみ出してトイレの外にフンやオシッコが出てしまう事もあります
ですから、サイズはうさぎの大きさやケージの大きさに合わせて選ぶことが大切です。
四角タイプはサイズが大きいため、ユッタリはしていますが、ケージの場所を多く取ってしまうのでうさぎが大きくなるにつれて邪魔になるケースも見られます。
トイレの値段は1,000円から2,000円が主流です。
トイレ掃除用にスコップが必要ですが、トイレに付属品で付いている場合も有ります。無ければ砂場用のスコップを100円ショップで購入して代用できますよ。
3.エサ入れと水ボトル
エサ入れと水ボトルを用意しましょう。ただ、エサ入れは固形のエサを入れるだけなので、お使いの食器でも大丈夫。水洗いが出来、割れにくい物であれば十分です。
大切な事は清潔に保つことです。食器は定期的に洗剤で洗い、水は頻繁に交換してください。
うさぎは水を飲まないという話を聞いたことがありますが、実際は沢山飲みます。
個体にもよりますが、お皿から飲むことは得意ではない子が多いようです。
そして出来るだけ新鮮な水を与えたいので、ペットボトルの頭につける水飲み器を使って、飲みやすい環境を作るようにしています。
うさぎ用のウォーターボトルは、ペットショップや量販店で色々な種類が売っていて、500円~1,000円程度が目安です。
4.チモシー(乾燥草)ケース
チモシーは乾燥した牧草です。野草を食べさせる代わりにペレットとは別に必ず与えた方が良いエサです。
巣箱に敷き詰めることも良いですが、どうしてもトイレがうまく出来ない子がいるとチモシーが汚れてしまい捨てないといけない量が増えてしまいます。
チモシーを無駄なくしっかりと与えるために専用のケースを使います。専用のケースは、形も材質も色々な種類がります。
私のお勧めは、チモシーが一気に出ずに適度な量をうさぎが引き出せる、吊るすタイプの円形型ネットです。
引き出せるのが適度な量なので、無駄も少なく且つうさぎも食べやすく、ストレスも少ない様に感じます。
ホームセンターでかなり前に買いましたが、500円程度で購入可能です。
5.爪切り他メンテナンス用品
不定期に使うものですが、他に用意しておいた方が良いものは、
- 爪切り
- 手袋
- くし
- ハサミ(毛を刈るため)
- ニッパ(歯を切る)
です。
定期的にペットショップで爪や伸びた歯(個体によりますが我が家のウサギは定期的に切らないと伸びてしまいます)を切っていただけます。しかし有料なので、少しずつ慣れて自分で出来ようにしましょうね。
これら不定期に使うメンテナンス用品は、慣れてきたら揃えるのでも十分ですし、当面は代用品でも十分です。
毎月かかる費用はどの位でしょうか
初期費用とは別に、毎月かかる費用を飼い始める前に確りと把握しておかないと、飼った後で驚きのコストが・・・・。
あらかじめ以下のコストが毎月かかることを知っておいてくださいね。
毎月かかる主な費用としては、
- うさぎのエサ
- トイレ関連
があり、我が家のケースでは約3,000円を毎月の費用と見ています。
つい可愛くてお菓子を買い過ぎてしまうことはありますが、肥満や病気にもつながるので、極力お菓子系は避けた方が良いでしょう。
1.うさぎのエサ
エサ(ペレット)は固形が主流です。ペットショップや量販店には色々な種類のペレットが並んでいます。私は、牧草を主な原料としているペレットを選んでいます。
ペレットにはソフトタイプ(柔らかい)とハードタイプ(硬い)がありますが、私はハードタイプをおすすめします。
何故かと言いますと、ソフトを与え続けるとハードタイプを食べなくなることと、歯の伸びが早まると感じるためです。
量の目安は、体重の3〜4%の量で、1日に2〜4回に分けて与えます。
ペレットの価格の目安は、500円~2,000円と幅が広いです。
イースターバニーセレクションは有名なメーカー品でとても質が良いと感じますが、1.3㎏で1,500円前後と高めです。
私は量販店で牧草を主な原料としている『チモシーの恵み500g』を1,200円前後で購入しています。
ネットショップでも売っていないか調べたら、売っていました。この店は送料込で値段も安く良心的でオススメです。
チモシーの恵200グラム ハイペット(株)雑誌掲載 TVで紹介 おしゃれ かわいい※商品は1点(個)の価格になります。 |
うさぎの本来の主食は野草と牧草だということを忘れずに!
ペレットだけでは十分な繊維質が取れないため、便秘になってお腹が張ることがあります。でも都心部などでは野草を集める事は難しいですよね。そこで大切なのがチモシー(乾燥した牧草)を与えることです。
価格は200円~1,000円程度(大きさは同じ)と大きな幅があります。違いは、自然栽培や大量生産していない等々、拘りの違いによりますが、きりがないですよね。
私は、500gで500円程度のチモシーをペットショップで買い、常に与えています。
2.トイレ関連
トイレに入れる砂が必要です。この砂は匂いを抑える効果があります。また、オシッコをすると色が変わり固まります。その部分を捨てればOKです。
砂の代わりにトイレ用シーツを利用する方もいますが、案外トイレシーツは高いので私は消臭砂を使っています。大体、1袋700円程度で、約1か月位で使い切る感じです。
ケージのスノコの下(出来れば引き出し式がベスト)に新聞紙やトイレシートを敷き詰めます。これをしていないと、掃除をする際に毎回トレーを水洗いしないといけない羽目になりかえって大変な思いをしてしまいますよ。
私は、安い大き目の犬用トイレシートが量販店で売っています。それを敷く事をお勧めしますが、節約するなら新聞紙が良いですね。大判の犬用トイレシートは50枚で約900円です。
うさぎを飼うのに必要な物と費用
今回ご紹介しました、うさぎを飼うのに必要な物と費用について一覧にしてみました。
こちらを参考にして頂きながら、うさぎを飼うための物と心の準備をして頂けたら嬉しく思います。
必要な物 | 費用の目安 | 備考 |
---|---|---|
ケージ | 3,000円から10,000円 | 5,000円を目安に |
トイレ | 1,000円から2,000円 | |
水ボトル | 500円から1,000円 | |
チモシーケース | 500円程度 | |
ペレット(エサ) | 500円から2,000円 | |
チモシー(乾燥した牧草) | 200円から1,000円 | |
トイレ用消臭砂 | 700円程度 |
うさぎを飼う前に心がけたい事
うさぎも生き物なので、最後まで責任を持って飼って欲しいです。可愛いからというだけで衝動買いをしてしまう前に、最初に必要な物や毎月必要な物、そして価格イメージを知っておいた方が良いですよね。
我が家では、子供ではなく妻がうさぎの魅力に負けてペットショップから買ってきてしまいました。それが切っ掛けでオスメスを飼い、4回の出産をしました。
私は最初こそ呆れて見ていましたが、これが何とも言えず可愛いです!遂には、庭にコンクリを打って、日曜大工で立派な小屋を建てました。
『うさぎは鳴かないし、なつかないし何が可愛いの?』と言っていたお隣さんは、我が家で産まれた子供を3羽引き取ってくれたのですが・・・
余りの可愛さにメロメロになり、子供を産ませて今では6羽を育ててくれております。お隣さんの庭は、うさぎ王国状態で、工事業者を頼み屋根や風よけまでつけてしまいました。
猫が人気のペットとして注目されていますが、私は疲れた時にうさぎを抱っこしているととても癒されます。
まとめ
今回は、うさぎを飼うのに必要な物と費用を特集しましたが、いかがでしたか?
うさぎの寿命は書籍では約4年から10年と記載されているのを見かけますが、獣医さんやペットショップ、うさぎ好き仲間からの情報によると、実際は約5年の様です。
犬や猫と比べると圧倒的に寿命は短いです。飼ってみると分かりますが、本当に1日1日が愛おしい・・・・といった感じ。
出来れば我が家で飼っているうさぎ2羽も5年といわず、10年以上長生きして欲しいと切に願います。そのためには、日々の体調管理が欠かせませんよね。
餌や水、そしてケージ内の環境を含めてうさぎが過ごしやすく清潔な環境でストレスが少ない状態で飼ってあげたいと願います。
衝動買いをする前に、コストや基本的な買い方の知識をつけた上で飼われることで、気持ちにゆとりをもって飼うことが出来ますよね。是非、参考にしてみてください!
今回はヤモりんがお届けしました。ありがとうございました。