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アカハライモリを繁殖させる方法!より多く増やせる私のコツ!

こんにちは~!水棲動物が大好きな、くろいあまがえるです。アカハライモリって可愛いですよね!私は可愛くて20年以上も飼い続けています。

アカハライモの繁殖を考えた時、成熟したペアがそろっていれば、産卵までは簡単です。

しかし、そこから親イモリと似た姿の「子イモリ」に育てることは、とても難しいです。

事実、アカハライモリを20年以上飼育している私ですが、安定して繁殖に成功できるようになったのは、ここ5年くらいです。

アカハライモリを「飼育する情報」は、インターネット上にたくさんあったのですが、「繁殖や育成させる情報」が少なかったのです。

たくさんの子どもを採るためには、いくつかのポイントを押さえることが必要になります。

そこで今回は、私が長年アカハライモリを飼育してきた経験から得た、「繁殖や育成させる情報」をお伝えしたいと思いますので、ご期待下さい。

アカハライモリの繁殖は産卵から

健康で成熟したアカハライモリを、ペアまたはトリオ(オス1匹にメス2匹)で飼育していれば、産卵させることは簡単です。

鹿児島の場合、野外では4月中旬~5月中旬に、水辺にイモリが集まって繁殖行動を始めます。

ゴールデンウィーク前が、一番水辺にイモリが集まっているので、採集にも適した時期になります。

ちなみに室内飼育の場合だと、個体差もありますが、鹿児島市ではおおよそ12月~翌4月頃まで卵を産んでくれることが多いです。

これは「室内の温度」が、12月~4月はイモリの産卵に向いているからだと思われます。

アカハライモリは、急激に寒くなった後、おおよそ15~20度に水温が上がれば繁殖行動を始めますから。

野外では4月~5月、室内では12月~翌4月が、産卵のシーズンになります。

繁殖させたいと思っている方は、この季節に卵を産んでいないか、チェックしてみて下さい。

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なお、1日あたりの産卵数は、数粒~十数粒。

それが断続的に2か月程度続くので、結果的に1匹のメスが100個前後の卵を生みます。

しかし、全ての卵を育てることは、事実上無理だと思います。飼育スペースや子イモリに必要な生き餌の準備など、物理的に飼育しきれなくなりますので。

そのため私は、毎年「お気に入りの個体」の卵を50個程度採集した後は、水槽にそのまま卵を残して自然淘汰させいます。

少し残酷に聞こえたかもしれませんが、飼育しきれなくなって屋外に遺棄したり、成長してから殺したりはしたくないですよね?

余裕を持って飼いきれる(責任を取れる)範囲で飼育するのが、生き物を飼う者の責任だと思います。

――さて、少し話が固くなってしまいましたが、元に戻します。

上手に産卵させるには、飼育容器に「アナカリス」や「ウォータースプライト」などの、丈夫な水草を入れる必要があります。

(産卵床になるものが入っていないと、抱卵しているメスが卵を産めないので、注意して下さい)

上記の水草は熱帯魚屋さんで1束200~300円程度で売っています。

後から出てくる子イモリ(幼生)の飼育にも欠かせないモノになりますので、購入しておいて損はありません。

こちらのアナカリスは、無農薬なので安心して使えますね。

近所にアナカリスが売っていなかったり、売っていても無農薬でない場合、送料はかかりますがアカハライモリのためにいかがでしょうか。

アカハライモリの育成を成功させる3つのポイント

アカハライモリの育成を成功させるには、次の3つのポイントが欠かせません。

  1. 水質&水温管理に気を付ける
  2. ブラインシュリンプを給餌する
  3. 幼生の段階で、ある程度、自然淘汰させる

この3つについて、それぞれ見ていきましょう。

ポイント1. 水質&水温管理に気を付ける。

1つ目の水質管理ですが、卵から孵化したばかりの幼生(カエルでいうところのオタマジャクシ)は、水質の急変に敏感です。

水換えのショックで死亡したり、高水温で全滅したりと、正直かなり育成は難しいです。

そのため、「なるべく水換えをしない&水換えのショックを減らす」という方法で、幼生の時期を乗り切るのが一番楽だと私は思います。

具体的には、衣装ケースなどの大きめの入れ物にザルを浮かべて、その中で卵と幼生を管理します。

30センチ水槽やプラケースに比べて、圧倒的に水量が多いので、水換えの回数を減らせますし、水換え時の水質急変も防げます。

 

ポイント2. ブラインシュリンプを給餌する

2つ目の給餌ですが、アカハライモリの幼生は生きた餌しか食べません。

ブラインシュリンプ・エッグというものが熱帯魚屋さんで1000円程度にて購入できるので、それを孵化させて幼生に与えましょう。

ちなみに、ブラインシュリンプとは、塩湖に棲む小さなエビの仲間で、別名『シーモンキー』とも呼ばれています。

濃度を調節した食塩水でこのブラインシュリンプの卵は孵化するので、手軽にイモリの幼生の餌にすることができるのです。

とても栄養価の高い生き餌で、熱帯魚の稚魚の餌にも使われています。

ブラインシュリンプの詳しい使い方は、ネット上で探せばたくさん出てきますが、その中でもおススメの方法があります。

それは「皿式」と呼ばれる、ブラインシュリンプの孵化方法です。

従来の方法なら、エアポンプやヒーターなどの器材が孵化のために必要だったのですが、この皿式では不要です。

小さなプラケース等の皿に食塩水を入れて、ブラインシュリンプ・エッグをぱらぱらと入れるだけ。

こうして孵化したブラインシュリンプは、真水で洗ってからイモリの幼生にスポイトを使って与えます。

ぴちぴち跳ねるブラインシュリンプを、これまたぴちぴち跳ねながら食べるイモリの幼生は、見ていて飽きません。

「皿式」のブラインシュリンプの孵化方法について、参考になる動画を見つけましたので、是非ご覧になってくださいね。

ポイント3. 幼生の段階で、ある程度、自然淘汰させる

3つ目の自然淘汰ですが、きちんとした理由があるのです。

アカハライモリの幼生には、「すぐに大きくなる個体」と「全然成長しない個体」と「普通に成長する個体」の3種類がいます。

すべて飼育するという意気込みも大切ですが、小さな個体は体力が無く、その後、生き残る力も弱いことが多いです。

(50個の卵を管理していたら、10~20%位は全然成長しない個体が含まれます)

そのまま同じ容器で飼育しておくと、弱い個体は自然と、餌取り競争に負けたり、共食いされたりすることで消えていきます。

少し残酷ですが、生き物を育てる上で必要なことですので、繁殖をさせる場合には、事前に覚悟を決めておきましょう。

幼生にブラインシュリンプを与えて、無事に上陸直前まで育てることができましたら、次のステップに移ります。

アカハライモリの上陸

生まれてから2ヶ月位経った頃から、アカハライモリの子イモリが、水中から陸上に主な生活の場を移すようになります。

これを上陸とよび、大人のアカハライモリに成長していく上での大きなステップです。

アカハライモリの子イモリの上陸は、管理を間違えると「イモリが溺れ死ぬ」という難しさがあります。

しかし、ある方法を使えば、溺死の危険性はほぼ100%未然に防ぐことができます。

その方法とは、上陸直前の大きな幼生がいるプラケースに、「ウォータースプライトを大量に水面に浮かべておく」だけです。

水草が子イモリの足場になって、溺死を防いでくれるのです。

なお、上陸するようになった子イモリは、かなりアクティブに動きます。プラケースの壁をよじ登るのは当たり前ですから、脱走には注意して下さい。

親のアカハライモリ同様、フタの無いバケツや水槽で飼うのはNGです。

ちなみに上陸したアカハライモリは、細かいソイルか湿らせたキッチンペーパーを敷いた、中型のプラケースで飼育して下さい。

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上陸したアカハライモリを飼う上での3つの注意点

せっかく上陸するまで成長したアカハライモリ、上手に大きく育てたいですよね。その3つの注意点として

      1. 水分切れ
      2. 餌切れ
      3. 高温&蒸れ(夏場に注意)

があげられます。

次に、個々の注意点について解説していきます。

注意点1. 水分切れ

夏場は、特に乾燥しやすいので、毎日朝夕の霧吹きは欠かせません。

なお、水分切れ対策としては、プラケースの中に湿らせたコケをひとつかみ程度入れておくと、隠れ家として良いみたいです。

なお、コケの種類は、シノブゴケやハイゴケ等のように、日陰に強いコケをおススメします。

注意点2. 餌切れ

餌切れ対策は、餌になる小さなコオロギや飛べないショウジョウバエを、常に飼育ケースの中に入れておくことで解決できます。

コケを入れた場合には、コケの中に逃げ込むコオロギなどもいますが・・・・・・逃げた個体は、餌切れ時の良い餌になります。

注意点3. 高温&蒸れ(夏場に注意)

高温&蒸れ対策も重要です。対策として、以下のような事をおこなってください。

      • 蒸れないように、高さの低いプラケース(両生類用)で飼育する
      • 家の中でも、風通しのいい場所で飼育する
      • 気温が30度を超える場合には、部屋のクーラーを入れる

個体によっては、親のアカハライモリと同様に、28度程度でガリガリに痩せてしまう子もいます。

しかし、それも必要な自然淘汰だと考えて、様子を見てあげて下さい。

意外と、ガリガリの状態から持ちなおして、丈夫になる個体もいますので。

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まとめ

アカハライモリの繁殖は、産卵までは簡単です。

でも、「育成させて無事に上陸させる」となると、ハードルがぐんと上がることはイメージして頂けたと思います。

子イモリは身体が小さいので、水質や気温に敏感で、1つの失敗が全滅に繋がりますから。

しかし、今回紹介したコツを守っていただければ、それなりの数の子イモリを育てることが可能になるとお約束します。

  1. 親イモリの水槽には、産卵床の水草を入れる
  2. 幼生は大きな容器で飼う
  3. 餌はブラインシュリンプを与える
  4. 自然淘汰に任せる
  5. 子イモリは水切れと温度管理に気を付ける

 

上記のポイントを押さえた上で、お気に入りのアカハライモリを厳選して、繁殖・育成・上陸にチャレンジしてみませんか?

アカハライモリに関して、他にも飼うためのポイントをご紹介していますので、是非ご覧くださいね!

最後までお付き合い頂きありがとうございました!くろいあまがえるでした。

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アカハライモリについて、当ブログで他にもご紹介しています。参考になる事もあるかと思うのでご覧になってみてくださいね。

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