こんにちは、みっつです。宮城県北東部の太平洋に面していて、漁港がある街として発展し、フカヒレやメカジキといった、美味しい魚介類が名物になっている気仙沼市。
私も気仙沼にお邪魔するたびに、その海産物の美味しさに魅了されて、気仙沼の大ファンになった一人です!
市内にある気仙沼大島は、東北地方最大の人が住んでいる島で、その景色の良さに時間が経つのを忘れて見入ってしまいます。
そんな私が、実際に気仙沼大島にお邪魔してきて、これだけは見ておいて欲しい!というおすすめスポットを3つご紹介したいと思います。
この記事を読んで頂けたら、気仙沼大島の魅力が伝わって、是非行ってみたいという気持ちになりますよ!
■目次(クリックすると飛びます)
気仙沼大島の観光で絶対おすすめな3つのスポット
気仙沼大島に行ったなら、これだけは見て欲しいというスポットは
- 亀山
- 龍舞崎
- 気仙沼大島に渡るフェリー
の3つです。
どんな所がおすすめなのか、これから1つ1つ解説していきますね。
おすすめ1. 亀山
気仙沼大島の観光スポットして、まずおすすめしたいのが亀山です。
なぜ亀山がおすすめかと言いますと、亀山は標高235メートルの山で、山頂からの素晴らしい景色が評判な場所だからです。
亀山は気仙沼大島の北部に位置していて、港から県道を北に向かった先に、入口の看板があります。
気仙沼大島は、東日本大震災によって被災した三陸地方の復興を目的につくられた三陸復興国立公園にあり、亀山にもこのような看板が設けられています。
すぐ近くには、このような年季の入った看板が残っていました。絵にはリフトも描かれています。このリフトに乗って、亀山に来てみたかったですね。良い感じのスリルを味わえた事でしょう(笑)
しかしながら、リフトは東日本大震災で大きな被害を受けて、今は廃止されて面影もないのが残念です。
近くには無料の休憩所もあり、登って疲れた身体を癒す事も出来ます。
360度のパノラマの絶景を楽しむ
休憩所は後ほどお邪魔するとして、山頂の展望台を目指しましょう!
このような道をしばらく歩いていくと
東日本大震災の亀山火災忘れるな
と書かれた看板を発見しました。
あなたも記憶にあるかもしれませんが、気仙沼は東日本大震災の際に大規模な火災に見舞われました。その火災が気仙沼大島にまで延焼して、亀山をも襲ってしまった。
数日間も燃え続けた気仙沼の火災、テレビに映し出された火の海のような光景は、未だに私の脳裏に焼き付いています。
まだまだ復興途上かなという気持ちもありますが、こうして火の海になった気仙沼大島を観光できている事に感謝しないとならないという気持ちになりました。
さて、後ろに写っているのが亀山の山頂の展望台となります。ここから山頂の展望台までは、動画でご案内しますね。
いかがだったでしょうか?亀山の360度の素晴らしい展望をご覧いただけましたか?まだ、物足りないですか?では、写真でも素晴らしい景色をご紹介しますね。
こちらの写真は、気仙沼大島の港と、その先に岩井崎、南三陸町まで見渡せています。気仙沼港行きのフェリーが着いていますね。
手前の道路は、先ほど車を止めて登ってきた道ですね。その先は夏は海水浴客で賑わう小田の浜、そして龍舞崎です。
気仙沼の市街地方面です。海岸線の白い建造物のような物は、東日本大震災以降に作られた防波堤です。
同じ気仙沼市内の唐桑半島方面です。
唐桑半島には津波体験館があり、このブログでも紹介しています。よろしければ、こちらも見てみてくださいね。
動画と写真で、展望台からの景色を楽しんで頂きましたが、いかがでしょうか?まだ見足りないと思ったら、是非現地に足を運んでくださいね!
さて、絶景を堪能したので引き返すことにしましょう。
帰りがけに、無料休憩所にお邪魔してみました。
ここからも亀山からの絶景を見る事が出来ます。
山頂付近に駐車場はありません!
ここで注意事項ですが、亀山の山頂付近には駐車場がありません!山頂付近に向かう途中の道には、このように山頂付近には車が停められないという看板が。
念のためそのまま進んでみると・・・
やっぱり停められなかった(^_^;)以前は東日本大震災の前は山頂へはリフトで訪れる人が多く、駐車場はそれほど重要でなかったのかもしれませんね。
という事で、先ほどの看板近くまで引き返し、広くなっている場所に駐車して、再び歩いて向かいました。
このような道を約150メートル程歩いて、山頂付近に到着です。
私の二の舞いにならないように、道の広くなっているあたりに邪魔にならないように停めて、山頂へと向かってくださいね(笑)
おすすめ2. 龍舞崎
気仙沼大島の観光スポットとして欠かせないのが、島の南部に位置している龍舞崎、その魅力は、鋭角的な岩と、その岩にぶつかる荒々しい波です。
岩にぶつかってしぶきを上げる波の様子が、龍が舞っているように見えるという事で、龍舞崎と名付けられたそうです。
私は龍舞崎に2回お邪魔していますが、訪問するたびにその景観に魅了されています(笑)
龍舞崎は、気仙沼大島の港から車で約10分で到着です。このように看板も出ているので、迷わず行けますね!
龍舞崎の駐車場に到着しました。このように大きな案内図もあり、位置を確認する事が出来ます。
それでは、これから龍舞崎の魅力をご紹介しますね。
気仙沼大島の最南端から景色を楽しむ
龍舞崎に通じる道は、このように整備されているので、ノンビリと絶景を楽しみながら龍舞崎まで行くことが出来ます。
駐車場から遊歩道を歩くと、程なくこのような絶景が目に飛び込んできます。リアス式海岸特有の風景かもしれませんね。
こんな感じの橋もかかっています。
橋から下をのぞいてみると・・・
意外に高くて、高所恐怖症気味の私は、若干足がすくんでしまいました(^_^;)
気を取り直して先に進むと、龍舞崎灯台の姿が。
気仙沼大島の最南端、龍舞崎に到着しました!
龍舞崎から見える、雄大な太平洋はいかがでしょうか?海の向こう側に見えるのは、岩井崎になります。
龍舞崎から見える風景を動画に収めましたので、見てみてくださいね。
誰にも教えたくない!乙姫窟(おとひめいわや)
龍舞崎には、私が誰にも教えたくないと思っている絶景ポイントがあります。
教えたくないと、私が言えるような立場ではありませんが(^_^;)
その絶景ポイントは
乙姫窟(おとひめいわや)
です。
乙姫窟は、小舟で流れ着いた姫が、漁師と恋に落ちてこの洞窟で暮らしたという伝説があります。
乙姫窟は、駐車場から龍舞崎に向かう途中にあります。入り口は結構険しい感じで、整備されているとは言いづらいですね(^_^;)
でも、降りていく階段には手すりも付いていて、意外に整備されていました(笑)
途中で階段が分かれているので、右の階段を降りてみると
まるでプライベートビーチのような風景が目に飛び込んできました!
階段に腰を降ろしてあたりを見回しても、人口の建造物はいっさいありません。まさに、
自然のまんま
なのです!
そんな様子を動画に撮ってありますので、行った気分になってみてくださいね(^_^;)
階段を登って、今度は左側に行ってみます。
そこで飛び込んできたのが、あの乙姫窟です。
ここで、姫と漁師が恋に落ちて、幸せに暮らしたのですね。ゴミが残念ですが、形状から仕方ないのでしょう。
こちらも動画を撮ってきましたので、姫や漁師になった気分で見てみてくださいね(笑)
先ほどのプライベートビーチのような場所といい、乙姫窟といい、何時間でも居たい気分になる場所です。
ほぼ手つかずの自然でありながら、遊歩道が整備されていて気軽にお邪魔できる龍舞崎。
何度でも訪れたい場所です!
おすすめ3. 気仙沼大島に渡るフェリー
あなたは
「えっ、フェリーがおすすめなの?」
とお思いかもしれませんね。
確かにフェリーは、気仙沼大島に渡る交通手段という位置づけではあります。
しかしながら、気仙沼大島を訪れる際に必ず使う交通手段であり、旅行気分をグッと盛り上げてくれる役割もしてくれているのです。
そして、気仙沼大島を離れる時もこのフェリーを使うので、乗りながら気仙沼大島の想い出を振り返る場となります。
カモメやウミネコがお出迎え!
気仙沼大島に渡るフェリーは、気仙沼港から出港します。
切符はこちらの切符売り場で買うのですが、車をフェリーに載せるのには10日前から予約が必要となりますので、運営会社をご紹介しますね。
予約受付時間 8:00から18:00
全長4メートルまでのの車で、1人の乗船券込みで片道2,070円、5メートル未満で2,590円となります。
切符を買ったら、フェリーに乗り込みましょう。
フェリーには自分で車を運転して、係りの方の誘導に従って駐車します。
私が停めた左側には・・・
東日本大震災の復興工事でしょうか、大型ダンプカーが停まっていました。
車を停めて船の内部に入ると、このように乗客用の座席が並んでいます。
ここでゆっくりと疲れをいやすのも良いのですが、出来れば景色が見えるデッキで過ごす事をおすすめします。
内部からデッキに出てみると
カモメやウミネコがお出迎えしてくれました!
こういう風景を見ていると、一気に旅行気分が盛り上がりますね。
そして、フェリーの乗客の方が、エサをあげているところを動画に収めたので、よろしければ見てみてくださいね。
気仙沼大島までの航路を楽しむ
鳥たち以外の、デッキから見た風景もご紹介しますね。
こちらは、先ほどフェリーの切符を買った建物周辺です。左奥は、東日本大震災の大津波に流された店を中心にして集まった復興屋台村・気仙沼横丁が見えます。
高台に建っているのは、気仙沼プラザホテル、左奥に見えるのがこれから訪れる気仙沼大島です。
そうこうしているうちに、出航の時間となりました。出航の様子は動画でどうぞ!
出航しても、鳥たちは船に寄り添うように飛んでくれます。こんなちょっとした風景が、旅の雰囲気を盛り上げてくれますね!
気仙沼大島から出航したフェリーが近づいてきました。
観光用の遊覧船の場合は手を振ってくれる人も多いですよね。あなたも手を振ったり振られたりした経験が、あるかもしれませんね。
しかしながら、どちらかというと生活の足であるこのフェリーは、手を振る人はいませんでした(^_^;)
この航路で使われている船は、前と後ろ両方から車が出入り出来るように設計されています。
こちらは気仙沼港で車を入れた、進行方向の後ろ側になります。
そしてこちらが、進行方向の前側です。おっと、気仙沼大島の港に近づいてきましたね!
気仙沼港を出航して約25分、気仙沼大島への入港の様子は、動画でどうぞ!
気仙沼大島に渡るフェリーの行く末
さあ、今度は気仙沼大島から気仙沼港に向かってみましょう。
気仙沼港から出航したフェリーが気仙沼大島に到着です。
到着の様子は動画をご覧下さいね。
乗り込んだフェリーからの光景です。奥に写っているのは、山頂からの景色が素晴らしい亀山です。
気仙沼大島での楽しい思い出を胸に、フェリーは出航していきます。
このあたりは本土と気仙沼大島とが、一番距離が短い地点で約230メートルという事です。
ん?何か建設しているようにもみえますね。もっと近づいた写真がこちらです。
実は気仙沼大島は、平成30年度に橋で本土とつながる予定になっています。その橋の工事が、本土との距離が最も短い地点で行われているのです。
そしてこちらが、本土と気仙沼大島との間にかかる橋げたです。気仙沼港の入口付近で建設が進められています。
完成すると全長約350メートルになり、平成29年3月には橋がかかる現場に運ばれる予定となっています。
橋の愛称は鶴亀大橋、本土とつながる事により、フェリーの時間を気にせずに本土と気仙沼大島が行き来できるようになります。
住民にとっては念願の橋と言えますが、残念なニュースもあります。
それは、鶴亀大橋の開通とともに・・・
気仙沼大島に渡るフェリーが役目を終えて廃止
されてしまうのです。
フェリーの時間を気にしないで行き来できるのは、格段に便利になりますよね。
でも、私のような旅行者にとっては、旅の気分を盛り上げてくれるフェリーの廃止は残念でなりません。
廃止の後は観光船が就航するという話もあるようですが、フェリーに乗りたいのであれば早めに訪れてくださいね!
平成30年には見られなくなるフェリーからの気仙沼の眺め、ゆっくりとご覧下さいね。
まとめ
気仙沼大島の観光で、絶対におすすめな3つのスポットをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
気仙沼大島の最大の魅力は、やはり豊かな自然です。
今回ご紹介した亀山や龍舞崎の他にも、魅力的なスポットがたくさん存在していますので、是非訪問してみてくださいね。
そして鳥たちのお出迎えなどで、旅の気分を盛り上げてくれるフェリーも、欠かせないポイントだと私は思います。
訪問する際には、島内の移動に便利な車がおすすめです。
もしレンタカーを検討されるなら、多くの会社から比較して予約出来る楽天トラベルが便利ですよ。
気仙沼大島は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、今では力強く復興しつつあります。
東日本大震災の後に、私は10回以上気仙沼を訪れていますが、復興途中ではあるけどお邪魔するのを遠慮する段階ではないと実感しています。
むしろ積極的に気仙沼の魅力に触れに行く事が、復興のお手伝いになるのではないでしょうか?
気仙沼大島の隣の、唐桑半島にお邪魔した様子もご紹介していますので、よろしければ見てくださいね。
機会を作って、気仙沼大島に是非とも足を運んでみてくださいね!
最後までお読み頂いたあなたに大感謝!みっつでした。