こんにちは、みっつです。日本の首都である東京には、日本中、いや世界中から多くの人が集まっています。
人が多い分、道路の渋滞も深刻で、目的地になかなか到着しないという経験は、誰もがしているのではないでしょうか。
車から、道路の脇をスイスイと通過する自転車を見ながら
東京を自転車で移動できたら便利だろうな・・・
などと思った事もあるかと思います。
そこで今回は、東京都の6つの区で利用できる
自転車シェアリング
について、私が実際に利用した様子を交えながらご紹介したいと思います。
これを読んで頂ければ、意外に手軽だという事がわかりますよ!
■目次(クリックすると飛びます)
東京の自転車シェアリングの実施区域
東京の自転車シェアリングは、千代田区、中央区、港区、江東区、文京区、新宿区の6区で実施されていて、
- 千代田区ではちょくる
- 中央区では中央区コミュニティサイクル
- 港区では港区自転車シェアリング
- 江東区では江東区臨海部コミュニティサイクル
- 文京区では文京区自転車シェアリング
- 新宿区では新宿区自転車シェアリング
という名前がついています。
東京の23区のうちで6区というと
実施している区が少ない
などと感じるかもしれませんね。
しかし、自転車を借りた場所以外でも返却が可能、つまりレンタカーのように乗り捨てが出来るのです。
例えば江東区で借りて新宿区で返却する事も出来るので、行動範囲はかなり広く出来ますよ。
東京の自転車シェアリングは3種類
自転車シェアリングには、使い方に応じて
- 1日思い切り楽しむための1日会員
- 通勤や通学などよく使う方の月額会員
- 短時間のレンタルに適した1回パス
の3種類に分けられます。
それぞれの料金は以下のようになります。
1回会員 | 月額会員 | 1日パス | |
---|---|---|---|
利用可能な時間 | 24時間 | 24時間 | 利用当日の23時59分まで |
基本料金 | なし 最初の30分150円 | 月額2,000円 最初の30分無料 | 1,500円 |
延長料金 | 30分を超過するごとに30分100円 | 30分を超過するごとに30分100円 | なし |
お支払い方法 | クレジットカード ドコモケータイ払い | クレジットカード ドコモケータイ払い | 有人窓口 現金 無人登録機 クレジットカード ドコモケータイ払い |
月額会員を検討するとしたら
月額会員は、月に2,000円支払う事によって、最初の30分が無料になります。
1回会員の場合、最初の30分で150円かかりますので、月に14回以上利用するなら、月額会員がお得ですね。
会員になって自転車を借りる方法
1回会員や月額会員として、東京の自転車シェアリングを利用する場合には、まず会員登録が必要となります。
会員登録をするには
- スマホやパソコンでサイトにアクセス
- 設置してある無人登録機で登録
の2通りあります。
ここでは、スマホやパソコンでの会員登録の方法についてお伝えしますね。
スマホかパソコンで会員登録しよう
会員登録をするには、まずサイトにアクセスする事になります。
サイクルポートの場所を確認した同じページとなるので、検索エンジンで
『サイクルシェア 東京』
と入力してみてください。
検索をするとこのような表示が出ますので、一番上のリンクをクリックしましょう。
クリックするとご覧のようなページが表示されますので、どこかの区を選んで先に進みます。
ちなみに、どこの区を選んでも全ての区で利用できるので、あまり悩まないで先に進みましょうね(^_^;)
まずはサービス利用規約を読んで、同意しましょう。
次に基本情報や会員プラン等を入力、ここで1回会員か月額会員かを選ぶようになっています。
会員証登録とは、SuicaやpasmoといったICカードを、カードキーとして登録する事です。
一度登録をすると、自転車にカードをかざすだけで、解錠できる便利なシステムです。
毎回自転車を解錠するたびに、4桁の開錠パスコードを入れなくても済みますので、登録する事をオススメします。
最後に登録をするをクリックして、登録完了です。その後は支払い方法も手続きしておきましょう。
登録が完了すると、このようなメールが届きます。
会員証登録を希望した場合、もう1つ会員証登録の受付メールが届きます。あくまでも受付された状態で、登録が完了したわけではありません。
自転車の操作パネルでカードキー登録(会員証の登録)が必要となりますので、パスコード(8桁)をひかえておいてください。登録方法は後ほどご説明しますね。
自転車を借りるには?
東京の自転車シェアリングの会員のプランで借りる場合、スマホでの手続きが必要となります。
現地のサイクルポートに行って、手続きを行ってください。
何故あらかじめ予約するのではなく、現地での手続きかと言いますと
- 手続き完了から20分以内しか予約状態ではなく、時間が過ぎると解除されてしまう
- カゴなどが自転車によって大きさが異なる事があるので、実際に見てから決めた方が良い
といった事があげられます。
サドルの高さは調節できますが、カゴの大きさは調節できないので、多めの荷物がある時は、カゴの大きさに注意しましょう。
では、実際の借りる手順をご紹介します。あらかじめ東京の自転車シェアリングのページをブックマークしておくと便利ですよ!
ログイン画面からログインしました。
『自転車を借りる』の項目に『駐輪場から選ぶ』があるので、ここをタップします。
次に地区を選択しますが、タップすると6区の中から選択出来るようになっています。
地区の選択が終わったら、場所を選びます。タップすると千代田区の場合はこのように表示され、該当地区を選べます。
該当地区を選ぶとポート一覧が表示されるので、該当のポートをタップ。
すると、現在借りられる自転車の番号が出てくるので、番号を指定してタップすれば完了です!
完了すると、登録したアドレスにメールが届きます。4桁の開錠パスコードが記載されていますので、消さないようにしましょう。
ちなみに自転車の番号は、ここに書いてあります。
自転車でカードキー登録が出来ます
会員登録時に、ICカードでカードキー登録(会員証の登録)を希望した場合、自転車を借りる際に登録しましょう。
登録をするのは、とても簡単です。自転車の操作パネルで
START⇒ENTER⇒パスコード(8桁)入力⇒ICカードをかざす
操作パネルに『Success』と表示されれば完了です。
1日パスの購入方法
1日パスは、会員登録は不要です。インターネットで購入することが出来ずに
- 有人窓口
- 無人登録機
のどちらかで購入する事になります。
支払いは有人窓口の場合は現金のみ、無人登録機の場合はクレジットカードかICカードのみなので、注意が必要ですね。
そして、連絡が取れる携帯電話も必要になります。
クレジットカードで購入した場合、領収証に自転車を解錠する時に必要となる4桁の開錠パスコードが記載されているので、なくさないようにしてくださいね。
さあ、街に繰り出しましょう!
これで東京の自転車シェアリングで借りる準備は整いました。
これから実際に自転車を借りて返すまでをご紹介します。
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自転車の解錠方法
自転車を解錠するには、2通りの方法があります。
交通系ICカードの場合
会員でカードキー登録をしてある場合や、1日パスを交通系ICカードで購入した場合となります。
操作パネルの
START⇒登録したICカードをかざす
4桁の開錠パスコードを入力する場合
会員でカードキー登録していない場合、1日パスをクレジットカードで購入した場合が当てはまります。
操作パネルの
START⇒4桁の開錠パスコードを入力
とっても簡単ですね!
電動アシスト付きの自転車で、坂道でもスイスイと走る事が出来ますよ!
いよいよ東京の自転車シェアリングで借りた自転車で、街に出る準備が整いました。
交通ルールを守りながら楽しみましょうね!
一時的に駐輪する場合
買い物や観光などで一時的に駐輪する場合は、まずは手動で鍵をかけて完了です。
再び利用する時
最初に自転車を解錠した時と、同じ方法となります。
-
- ICカードをかざす
又は
- 借りる際に用いた4桁の開錠パスコードを入力
これでまた乗れるようになります。
自転車の返却方法
東京の自転車シェアリングは、実施している6区のサイクルポートどこでも返却が可能です。
例えば東京駅近くで借りて、新宿駅近くで返却、という事も可能となっています。
ですので、お買い物にサイクリングにと様々な目的で使えるのが嬉しいですね!
自転車が返却できる場所の探し方
自転車シェアリングを実施している6区のサイクルポートは、サイトで一覧を確認する事ができます。
自転車を借りる際にご紹介した
サービスを利用する⇒駐輪場から選ぶ⇒地域・場所を選ぶ
で一覧が表示されます。
しかし、名称は表示されても住所は表示されないので、サイクルポートに置いてある
コミュニティサイクルポートマップ
を是非もらってください。
コミュニティサイクルポートマップには、地図入りでサイクルポートが紹介されているので、非常に便利ですよ!
返却もとっても簡単です!
私は千代田区で借りて、中央区で返却しました。その返却の様子をご紹介します。
サイクルポートに到着しました。ここに返却してみたいと思います。
まずは、自転車をラックに固定します。
そして、手動で鍵をかけて、ENTERを押せば返却完了です。
ほどなく確認メールが届きますよ。
会員登録をしておけば、マイページから当月の利用料金が確認できるのも、便利なシステムですね。
東京の自転車シェアリングを利用する時の4つの注意点
私が実際に利用してみて、ここは注意しないとならないと思った事をご紹介します。
それは
- 非常に人が多い地域である
- サイクルポートに自転車が必ずあるとは限らない
- 電動アシストのバッテリーが切れると返却できない
- 身長145センチ未満の方は利用できない
となります。
では、1つ1つ解説していきますね。
1. 非常に人が多い地域である
東京の都心部なので当たり前ですが、東京の自転車シェアリングは非常に人が多い地域になります。
一部の歩道は幅が広く、自転車が通れるゾーンがありますが、多くの歩道は通れません。
基本的には車道を通らないとならないと、お考え下さい。
2. サイクルポートに自転車が必ずあるとは限らない
借りたいと思っているサイクルポートに、必ず借りられる自転車があるとは限りません。
このような感じで、サイクルポートの状況で、借りられない可能性もあります。
対策として、
あらかじめ借りたいと思っているサイクルポートの状況を見て、台数が少ないようなら第二候補を検討する
といった事も必要です。
3. 電動アシストのバッテリーが切れると返却できない
とっても便利な電動アシスト付きの自転車ですが、バッテリーが切れると返却できなくなってしまいます。
なぜかというと、バッテリーが切れると開錠、返却の操作が出来なくなくなるためです。
万が一バッテリーが切れてしまったら、運営事務局に電話をして、対応策を聞いてみましょう。
4. 身長145センチ未満の方は利用できない
これは恐らく自転車の大きさから、身長の制限が設けられていると思われます。
まとめ
今回は、東京の自転車シェアリングについて紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
会員登録してしまえば、意外に簡単に借りることが出来るので、便利な制度ではないかと思います。
このような制度がないと、都心部を自転車で走る経験は、なかなか出来ませんよね。
いつもは歩いたり車で通る場所も、自転車に乗って通ると、新鮮な景色が広がったり、新たな発見があったりします。
あなたも機会があれば、あなたなりの楽しみ方をしてみてくださいね!
最後までお読み頂いたあなたに大感謝!みっつでした。