日常お悩み・疑問解決ネットワーク

あなたの日常生活の疑問や悩みを解決する記事をアップして疑問や悩みを解決する手助けになるブログを目指します。

東北エモーションで料理と絶景を楽しむ!それは極上の時間だった

こんにちは、みっつです。

あなたは列車内での食事というと、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

列車に乗り込む前や車内販売で弁当などを買って食べる、といったイメージかもしれませんね。

以前は新幹線にも食堂車が連結されていましたが、今では残念ながら廃止されてしまいました。

そんな中、列車をただ移動する手段という事ではなく、食事を楽しむ事を目的としたレストラン列車の人気が、全国的に高まっています。

新幹線のような速さを追求するのではなく、美味しい食事とともに風景も楽しみたい、東北エモーションもそんな列車の1つです。

東北エモーションの食事はどんな物なのか、東北エモーションからの風景はどんな感じなのか、乗車記をあなたにお伝えしたいと思います。

ご注意
これからご紹介する情報は、私が実際に足を運んだり、インターネット等で得た情報です。
内容は当時のものですので、参考情報としてご覧ください。

東北エモーションの旅は八戸駅から

東北エモーションの旅は、青森県の八戸駅から始まります。

私が八戸駅に到着した時には、すでに東北エモーションの列車が待機していました。

DSC_1569

列車は3両編成で、そのうちの1両が料理を作るキッチン車両、残りの2両が客車という構成になっています。

では、さっそく列車に乗り込んでみましょう!

乗客が乗り込む入口には、このようなレッドカーペットが敷いてあります。

DSC_1566
東北エモーションでこれから食事と風景を楽しむ期待感が、どんどん高まるような心憎い演出ですね!

これから八戸線を南下して、岩手県の久慈駅までの旅が始まります。

キッチン車両を通りかかると、このようにメイン料理の仕込みの真っ最中でした。

DSC_1570

メイン料理の器は福島の会津桐を使っていて、他の器も東北エモーションというだけあり東北の素材を使うという凝りようです。

どのような料理が出されるのか、ワクワクしながら席に向かいました。

東北エモーションのランチタイムの始まりです!

席に着くと、ランチのメニューがありました。

メニューは半年ごとにシェフが変わり、メニューも4回変わります。

今回のシェフが唱えるコンセプトは、子供の頃に電車に乗って出かけたピクニックのような感じ

まず運ばれてきたのが、季節のハーブ・葉物・根菜の盛り合わせサラダです。

DSC_1577

袋に入っていたのは、新鮮さを保つためでしょうか。

ハーブや葉物はみずみずしく、根菜は揚げてありカリッカリで、美味しゅうございました(笑)

そして外に目を向けると、このような風景が広がっていました。

この車窓も、東北エモーションの魅力の1つと言えますね!

DSC_1579

次に運ばれてきたのは、白インゲン豆と帆立のスープです。

DSC_1583

帆立の出汁がきいていて、具もしっかりと入っていて、食べるスープといった感じで凄く美味しかったです。

そしていよいよ会津桐の器に入って、メイン料理の登場です。

DSC_1584
東北エモーションのメイン料理は、

フォアグラと胡桃のパテ・ド・カンパーニュのフレンチサンドイッチ
きのこのソテー・蕪とクレープフルーツのカクテル

となります。

DSC_1586
サンドイッチがメイン料理と聞くと、あなたはエッ?と思うかもしれませんね。

私は正直言って、メニューを見ながら肉料理や魚料理のほうがメインらしいなぁと感じました(笑)

しかし、今回のシェフが唱えるコンセプトは、子供の頃に電車に乗って出かけたピクニックのような感じなので(^_^;)

サンドイッチを袋から取り出してみました。

DSC_1587

パテも期待通りに美味しいし、きのこのソテーもコリコリ感を残してあって、レベルの高さを感じます。

カクテルも申し分ないです。

あなたはどうかわかりませんが、私はサンドイッチと言えばコンビニかスーパーで売っているような物しか食べません、というか買えません(^_^;)

こんな上品なサンドイッチは、私の生涯で最初で最後の可能性が高いです(笑)

地元の方の暖かい歓迎に感動!

さて、メイン料理が出された時間になると、東北エモーションも岩手県へと入ってきました。

東北エモーションで料理と風景を十分に堪能していると、地元の方々が東北エモーションに向かって手や旗を振ってくれている光景に出会う事が出来ました。

DSC_1591
これは洋野エモーションと言われている光景です。

東日本大震災では、東北エモーションが走る八戸線も大津波により甚大な被害を受けました。

甚大な被害を受けながらも地域の足として復旧した八戸線と、観光に訪れてくれる東北エモーションの乗客に感謝の気持ちを伝えたい。

洋野エモーションは、手や旗を振る事によって感謝の気持ちを伝えたいと、地元の種市高校の生徒と先生が始めたものだそうです。

東北エモーションを主催するジェーアール東日本のプロモーションビデオで、旗を振っている方々が映し出されていました。

しかし、それはプロモーションビデオでの話で、実際に手や旗を振ってくれるなんて夢にも思いませんでしたよ。

洋野エモーションは感謝の気持ちで手を振ってくれるそうですが、逆に私の方が東北エモーションの美味しい料理と風景に感謝したいくらいです!

洋野エモーションは、東北の方々の暖かい人柄に触れた、とても嬉しくありがたい出来事となりました!

その模様を映した動画がありましたので、是非見てくださいね!

ランチはプティフールでシメ

洋野町を過ぎても車窓には海が広がって、東北エモーションでの旅を盛り上げてくれています。

往路の目的地である岩手県の久慈駅へと近づき、ランチも食後のデザートが運ばれてきました。

DSC_1597

デザートはプティフールと呼ばれる小さなお菓子です。

食後のデザートだけでも5種類、普段の生活ではあり得ないですね(^_^;)

DSC_1574

そして、青森県の八戸駅を出発して約2時間で、岩手県の久慈駅へと到着しました。

久慈駅でのおもてなしにも感動!

青森県の八戸駅から約2時間で到着した岩手県の久慈駅。

何と久慈駅でも、洋野エモーションのような歓迎を受ける事となりました!

DSC_1598
東北エモーションをモデルにした歓迎の横断幕と旗を振っての出迎え、またまた心が温まる光景です。

歓迎をあらわす横断幕は珍しいことではありませんが、わざわざ待っていてくれる人がいるのは滅多にありません。

東北の方の優しい気持ちが込められた歓迎ですね。

八戸線もう1つの代表的列車リゾートうみねこ

岩手県の久慈駅に到着した東北エモーション、青森県の八戸駅に向けて出発するするまで約1時間あります。

この時間を利用して、ブラっと久慈市内を散策してきました。

そして久慈駅に戻ってくると、東北エモーションの隣にリゾートうみねこが到着していました。

DSC_1601
リゾートうみねこは、東日本大震災で甚大な被害を受けて普通になった八戸線が復旧した2011年4月より運行を開始した列車です。

青を基調にした車体の色は、八戸線の車窓に広がる青い海と空をイメージしたのだそうです。

そしてオレンジ色のラインは、水平線から登っていく太陽の色をイメージ。

海や空が綺麗な八戸線を走るリゾートうみねこに、ピッタリな配色ですね!

復路はデザートブッフェです!

青森県の八戸駅と岩手県の久慈駅を結ぶ八戸線で運行されている、レストラン列車の東北エモーション。

久慈駅から折り返して八戸駅に向かう復路では、デザートブッフェを楽しむ事が出来ます。

まず1人に1つずつ、このようなデザートが運ばれてきます。

DSC_1606
この3品は右から

  • クレームブリュレ チョコレートソース
  • りんごとサツマイモのタルト
  • 岩泉ヨーグルトのクレームダンジュ

となります。

往路でもデザートが出されてまだ2時間弱で、またまた3品のデザートを食べると、お腹がいっぱいです(^_^;)

でも美味しいから、ペロッと食べられてしまいますよ!

こんな感じで、素晴らしい北三陸の海を眺めながら、ノンビリとデザートを頂く。
DSC_1610

何かドラマのワンシーンみたいで、私には不釣り合いですね!(笑)

実は客席に運ばれてきた3品の他にも、デザートブッフェという位なので、キッチン車両に8種類ものデザートが用意されているのです!

DSC_1608

東北エモーションは景色も抜群の美味しさ!

往路でのランチに続き、復路での3品のデザートでお腹がいっぱいになってしまいました。

しかし貧乏性の私は、食べられるだけ食べる事を決心、キッチン車両にデザートを取りに行くことに(笑)

せっかくなので、別な場所からも景色を楽しみながら、キッチン車両に向かうことにしました。

こちらは、先頭車両からの眺めになります。

DSC_1596

左側に運転席がありますが、真ん中は区切られていないため、1番前で景色を眺める事が可能です。

この大量の鳥は何だかわかりますか?

DSC_1595

実はこれはうみねこです。

実は青森県の八戸市には、うみねこの繁殖地として有名な蕪島があります。

蕪島は東北エモーションが運行されている八戸線の鮫駅から徒歩15分程度の場所にあり、繁殖期には膨大な数のうみねこが子育てをおこなう事で有名なのです。

蕪島からほど近いので、多くのうみねこが住んでいますので、岩手県の久慈駅で遭遇したリゾート列車には、うみねこという名前がつけられたのでしょうね。

さて、2号車のキッチン車両からは6種類のデザートを取ってきました。

DSC_1613

お腹がいっぱいと言いながらも、貧乏症の私らしいなと自分で納得してしまいました(^_^;)

もちろん残さずに完食しましたよ!

東北エモーションは途中下車もできます

席に運ばれてきたデザート以外にも6種類も食べてしまいましたが、お腹も心も大満足になりました(笑)

岩手県の久慈駅から折り返した東北エモーションの復路、青森県の八戸市へと入ってきました。

実は東北エモーションは、復路では八戸駅に到着する前の駅で降りる事も出来ます。

降りられる駅は、全て青森県の八戸市にある種差海岸駅、鮫駅、本八戸駅です。

私もせっかくなので、種差海岸駅で降りることにしました。

DVC00147.JPG

何で種差海岸で降りたかといいますと、種差海岸が他の海岸にない特徴を持っていて、是非見たいと思ったからです。

一般的な海岸は、石や砂、岩で海岸が構成されているのですが、種差海岸の多くは天然の芝生で海岸が構成されているのです。

DSC_1618

海岸なのに芝生って、まるで海外にあるゴルフ場のような景観ですよね。

日本ではなかなか見られない貴重な風景と言えるのではないでしょうか。

まとめ

今回は、東北エモーションの乗車記をお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?

東北エモーションの素晴らしさは、あなたに伝わったでしょうか?

幸運にも東北エモーションを体験できた者として、是非是非あなたにも体験して頂きたいと思っています。

それは以下の様な3つの素晴らしさがあるからです。

  1. 東北エモーションの最大の楽しみである料理は、列車内での提供とは思えないほど質が高い。
  2. 列車からの景色が、料理に負けないほどの素晴らしさある。
  3. 洋野エモーションをはじめ、東北の方々の温かい歓迎を受けられる。

さあ、東北エモーションの魅力を、今度はあなたが味わってくださいね!

そして東北で宿をお探しなら、多くの宿から様々なプランで選べる楽天トラベルが便利ですね。

最後までお読み頂いたあなたに大感謝!みっつでした。

スポンサーリンク


UA-43571241-3