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猫が爪切りを嫌がる時の対策!5つのポイントと2つのNGとは?

こんにちは、吉川 百です。

『猫を飼う上での苦労』というテーマでランキングを作った場合、上位に挙がりそうなのが何といっても爪切り

私の周りにも猫が爪切りを嫌がるので、悩んでいるという人を多くいます。

あなたも、猫が爪切りを嫌がってしまって、ヘトヘトになっているかもしれませんね。

私も過去に猫を飼っていて、爪切りには悩まされ、大暴れする猫に手を焼いて、何時間もムダにしてしまった、という経験を何度もしました。

暴れた時に引っかかれて、流血沙汰になったという友人もいます。

でも、もう!切ってあげてるのに何さ!と腹を立てても仕方がありませんよね。思い通りにならないところもまた、猫の魅力なんですから!

とはいえ、実際問題爪は今日も伸びていきますよね。

そこで今回は、猫の爪切りを成功させるために何がポイントになるかを、私の経験と照らし合わせながら徹底的に調べてみました。

そして、経験と調べていくうちにわかった、知っておいて欲しい爪切りにおけるNG行為についても、ご紹介したいと思います。

爪切りは本当に大変ですが、愛猫と幸せに暮らすには欠かすことの出来ない大切な事です。

これを読んで実践してもらえれば、あなたも猫が爪切りを嫌がる悩みから解放されて、楽しくなる事、間違いありませんよ!

猫6

嫌がる猫の爪切りの5つのポイント

嫌がっている猫の爪切りを、成功させる5つのポイントは

  1. とにかく無理をしない
  2. 猫の爪切りに時間をかけない
  3. 一度に全て切ろうとは思わない
  4. 熟睡している時に切る
  5. 動物病院で切ってもらう

となります。

次に、1つ1つ解説していきますね。

1. とにかく無理をしない

前述したとおり、猫の爪切りをする時に暴れられてケガをする人は後を絶ちません。

猫は押さえつけられるのは当然嫌いですし、自分が思うように行動できないと怒ってしまいます。ですので無理強いはせずに

「わかったわかった、君の言うとおりだね、今はやめておこう」

そう、冷静に話しかけて、ひとまず退散しましょう。

2. 猫の爪切りに時間をかけない

何とかやる気を出して、大人しく抱かれてくれているからと言って、いつ何時「もうやめてくれニャン」と猫が起き上がるか知れません。

今日は嫌がらずに爪を切らせてくれるなあと思ったら、速やかに切ってしまいましょう。

欲張ってだらだらと丁寧に続けていると、遂行できませんよ。そのためには、猫専用の爪切りを使うといいでしょう。

ハサミタイプでもいいですが、ひとつの爪に対して何度もハサミを使わなくてはならず、時間がかかります。

操作に慣れる必要はありますが、一回で済む「ギロチンタイプ」と呼ばれるものが便利です。

名前は怖いですが、具合が良いのでお試しください。

こちらの爪切りはギロチンタイプと呼ばれている爪切りです。このような爪切りを選ぶと、一回で済むようになりますよ。

3. 一度に全て切ろうとは思わない

一度であっさりと全部切り終えることができたら良いですが、まずそうはなりませんよね。

よし、今回は右のお手てだけでも済めばオンの字だ、と気楽に構えましょう。

あと半分くらいでしたら、その日のうちにまたやらせてくれるかもしれません。

なにせ、相手は猫です。あなた自身の思いどおりにしようという思惑を捨てましょう

4. 熟睡している時に切る

なんといってもこれ。

私の友達に「よく寝ている時以外に猫の爪切りなどありえない」と言い切る人もいます。

ただ、別の知り合いに、熟睡中の爪切りは断固反対派もいることをお知らせしておきます。

その方によると、猫は熟睡している時に手足を触られると、大きくビクッと動くことがあるから危険だというのです。

起きていても機嫌よく爪を切らしてくれる猫しか知らない私には驚きな話。

ビクッとなった後ろ足の爪で引っかかれ、足などをケガすることもあるらしいので気をつけてください。

5. 動物病院で切ってもらう

何がどうあっても暴れて爪切りをさせてくれない猫もいます。そういう子については、無理せず動物病院に連れていきましょう。

暴れたり噛んだりするのを避けるため、エリザベスカラーを持参するのもいいですね。

病院へ行くからと言って、面倒で嫌な顔をするのはやめてあげてください。

猫のことで厄介事があった時は、笑いながら「もう、しょうがないにゃあ」とわざわざ口に出して言ってみましょう。

冗談じゃなく、わりかし面倒な気分が抜けます。

猫の爪切りで絶対にNGな2つの事とは?

色々と試して、あなたとあなたの猫ちゃんに合うのが最適な爪切り方法ではありますが、絶対にやってはならないNG行為がありますので、それは覚えておいてくださいね。

2つのNG行為とは

  1. 深爪をしない
  2. 足を強く持たない

となります。

1. 深爪をしない

猫の爪切りをする前に、まず子供を膝抱っこするような感じで座らせ抱きかかえてみてください。前方に出したあなたの腕に、猫の両腕をかけてみましょう。

そしてあなたの利き手で猫ちゃんの足先を努めて優しく持ち、肉球の先の方をニュッと軽く押してみましょう。

見えた爪がつんつんと尖っていたら切ってもいいタイミングです。

ただひとつ、深爪は絶対にやめてあげてください。先端の透明色の部分だけを切り、白とピンクの部分はノータッチでお願いします。

猫の爪先・肉球には血管や神経があって、もしも切ったら出血してしまう危険がありますし、何よりすごく痛がります。

出血してしまったら、清潔な布などで爪の根元を押さえて止血してあげましょう。

血が止まらないような場合は病院へ。

2. 足を強く持たない

猫は動けないように足を持たれることが大嫌いです。爪切りを嫌がるからといって、足を強く持ったりしたら最後、大暴れです。

そして、そんなことばかりしていると、あなたのことを信用してくれなくなってしまうかもしれません。

くり返しにになりますが、猫が爪切りを嫌がるからといって、足以外でも体の部分を押さえつけるなどの無理強いは絶対にやめましょうね。

猫の爪切りに関しての動画を探していたら、参考になるような動画を見つけましたので、ご覧になってみてください。

猫と幸せに暮らすために

野生の猫は木に登りますし日常的に狩猟もしますから、ある程度の長い爪が必要です。

それに、猫の爪は何層にもなっていて、古い層が自然とはがれる仕組みになっています。そのうえ、一定の長さまでしか伸びないと言われているのです。

しかし、飼い猫は爪研ぎを与えていても、どうしても伸びて尖った部分で、家具や敷物・カーテンなどを傷つけます。そして、じゃれた時に人間を傷つける場合も。

そもそも、爪研ぎは爪切りの代わりにはなりません。2週間に1度は爪チェックをして切ってあげてください。

特に老猫は爪研ぎをしなくなったりしますから、そうすると伸びた爪が太い巻き爪となって肉球に突き刺さることもあります。

そのせいで歩き方がおかしくなり、関節に影響が及ぶことも。

傷ついた肉球から細菌が入り感染などという事態が起これば、大事件ですよね。

インテリアも大事ですが、何より家族であり友達でもある大切な猫ちゃんのため、どうか嫌がる爪切りでも怠らないでください。

✓Check
当ブログでは、他にも猫に関しての特集記事を掲載しています。よろしければ、ご覧になってみてくださいね。
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猫が歯磨きを嫌がっても成功させるコツ!
猫の治療費の相場ってどの位?目安を知って備えも万全に!

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まとめ

私は長らく犬派で、小さい頃から多くの犬を飼ってきました。

父親の猫嫌いのせいで、雨の日に拾ってきた子猫を姉と共に元の場所へ戻しに行かされるという、子供の頃のエピソードの王道みたいな経験をしたこともあります。

私の今の連れ合いが猫好きで、ようやく猫と本当に友達になれました。

2匹看取って、今は飼っていません。猫がブームだと聞くと、わかるなあと思う反面複雑です。

ブームという表現が、生き物を愛でたり飼うことに対して相応しい言葉なのかと。

爪切りの話をしていたら、猫の肉球に触れたくなりました。大切な大切なあなたの猫ちゃんの爪を切れるのは、あと何回でしょうか。

大変でも幸福なひとときを、タイヘンタイヘンと笑顔で呟きながら楽しんでくださいね。

最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした。

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