こんにちは、みっつです。羽田空港といえば、日本を代表する空港として、毎日多くの飛行機が離発着しています。
離発着の数は、何と1日に約1,200回というから驚きですよね!
ひっきりなしに離発着している飛行機を見ようと、羽田空港には飛行機に乗らない人も多く集まってきています。私もたまに、飛行機の見学だけで羽田空港にお邪魔していますが(笑)、飛行機を海から見ようというツアーを発見、参加してきました。
この羽田空港周辺をクルーズして飛行機を見るするツアーは、飛行機ファンならず、大人気のクルーズとなっています。
今回は、飛行機を下から見られるツアーである、アンダージェットクルーズの概要と実際にその迫力を体感してきた様子を、ご紹介したいと思います。
ツアーに実際に参加したこそわかった事もご紹介しますので、楽しみにしていてください!
これからご紹介する情報は、2017年5月に私が実際に足を運んだり、インターネット等で得た情報です。
内容は予告なく変更になる場合がありますので、参考情報としてご覧いただき、詳細は運営会社にご確認ください。
■目次(クリックすると飛びます)
アンダージェットクルーズって?
アンダージェットクルーズは、文字通りジェット機の下を船でクルーズするツアーとなります。
主にジェット機が着陸する滑走路で待機して、真下からその迫力を体感しようとするのが目的となります。
約70分のクルーズツアーで、料金は2500円です。一般的なクルーズよりも若干高めではありますが、大きな差はないという絶妙な価格設定ですね(^_^;)
ツアーが行われる日取りは不定期となっています。ですので、参加してみたいとお思いであれば、ツアー会社に問い合わせてみてくださいね。
電話番号 03-3437-5521
受付時間 10:00から18:00(土日祝日はおやすみ)
では、いよいよアンダージェットクルーズに出発しましょう!
羽田空港に集合です!
船は羽田空港近くの、羽田空港船着場からの出航ですが、集合場所はバス乗り場に近い羽田空港国際線ターミナル1階となります。
モノレールや電車の改札は、国際線ターミナルの2階です。
改札を抜けて到着ロビー方面に向かっていくと『国内線行き無料連絡バス』の看板が。
この看板にしたがって歩いていけば、集合場所へと到着しますよ!
こちらが集合場所となります。ローソンが見えていますね。
集合場所には、このような感じで係りの方が出迎えてくれました。名前を告げて、受付完了です。
出発時間になると係りの方に案内されて、徒歩で羽田空港船着場まで移動します。
空港の近くなので、このような感じで間近に飛行機を見ながらの移動となります。
歩いて約15分、、羽田空港船着場に到着しました。いよいよアンダージェットクルーズの始まりです!
羽田空港船着場に向かう途中で何ヶ所か信号があって、列の後ろの方の人は渡れない事もありますが、ちゃんと待っててくれるので心配しないでくださいね(笑)
あっという間の70分!
アンダージェットクルーズで使用される船は、ジェットセイラー号、屋根が一部ガラス張りとなっているのが特徴です。
予約順に名前が呼ばれて乗船していきます。
この日は祝日という事もあり、なかなかの盛況ぶりです。満席だったのかもしれませんね。
立っているのがポイント!
私は座らずに後ろのデッキで立っていました。なぜかというと、デッキが意外に小さくて大人数は入れないからです。
なので、飛行機が見える位置に着いてからデッキに移動しようとすると、手遅れになるかもしれないと判断しました。
私は70分のクルーズの間、ずっと立っていました(笑)でも、これが後々、功を奏するのです。
とても珍しい風景に出会う
今回のアンダージェットクルーズは、海老取川(えびとりかわ)を通って、羽田空港の北側の見学スポットのB滑走路付近へと向かいました。
モノレールが、整備場駅から出発したところをパチリ!
さらに進むと、ん?橋が割れているではありませんか!(^_^;)
この橋は羽田可動橋(はねだかどうきょう)で、日本では珍しい動く橋なのです。
橋の下をくぐれないような大きな船が通る際は、橋を動かして船を通せる仕組みとなっています。羽田可動橋は1998年に役割を終えましたが、今もこのような姿を見る事が出来ます。
私は、アンダージェットクルーズに参加する際、このような橋が見られるとは思いもしませんでした。生まれて初めて見た可動橋、とってもラッキーでしたね(笑)
いよいよスポットに到着です!
船は海老取川を北上して、羽田空港の北側へとやってきました。さっそく着陸しようとしている飛行機の姿が。
船はさらに飛行機に近づこうと、見学スポットへと向かいます。船のスピードもあがってきました(笑)
見学スポットのB滑走路付近へ到着しました。ここから着陸する飛行機を下から見るのです。
赤い鉄橋のようなものが見えます。これは飛行機が着陸する際に目印となる誘導灯です。数百メートルはある、巨大な建造物です。
さあ、アンダージェットクルーズ最初の飛行機がやってきました!日本航空の機体のようです。
ご覧のとおり、機体のお腹がよく見えますね!
動画も撮ったので、ANAの飛行機が着陸する様子をご覧下さい。誘導灯に導かれるようにして、無事に着陸していきました。
おわかりかと思いますが、船は完全にはとまらずに、ゆっくりと動いています。
この時点で、船のデッキは満員で、デッキに出られない人が多数!
今回は満席に近い状態なので、約40人が乗船していたと思われますが、デッキには10人も入れない位の大きさ。
出られなかった方には申し訳ありませんが、私は屋根のない場所で飛行機を見たかったので、ずっと立っていました(^_^;)ですので、苦労が報われた感じです(笑)
1日に約1,200回も離発着がある羽田空港、どんどん飛行機が着陸していきます。
という事で、私もどんどん写真を撮りました(笑)
飛行機も船も動いていて、ましてスマートフォンでの撮影なので、うまく撮れていないのではと心配でしたが、意外に迫力が伝わって来るような1枚になっていると思いませんか?(^_^;)
今回はグルッとまわって北側の滑走路に来たので、見学スポットでの時間は約10分。あっという間に終わってしまいました。
でも、アンダージェットクルーズの楽しさは堪能できましたよ!
せっかく羽田空港に来たので
アンダージェットクルーズの集合場所は羽田空港。ですので、時間があれば羽田空港も見学していきたいですよね!
出来ればアンダージェットクルーズに参加する前に、集合場所などを確認してから見学するのが良いと思います。集合場所を確認しておけば、気持ちにも余裕ができますよね!
私も参加する前に集合場所を確認してから、空港内を見学してきました。どのような場所を見学したか、一部をご紹介したいと思います。
これは欠かせません!
羽田空港に来たからには、飛行機を見ずにはいられませんよね!という事で、5階の展望デッキへとやってきました。
さっそく外へ出てみると・・・
国際線のターミナルですが、日本の会社の飛行機が多いですね(^_^;)
でも、近くで飛行機を見られる機会は少ないので、思わず見とれてしまいました(笑)
ANAの飛行機です。国際線ですから、海外から戻ってきたのでしょうね。
お待ちかね?の海外の飛行機も着陸してきました!シンガポール航空の機体です。
機体の前に人がいます。飛行機と比べると、本当に小さく見えますね!
乗り入れている飛行機の一覧が見られる!
5階の展望デッキに向かう途中に、TIAT Sky Roadがあります。ここには、羽田空港に乗り入れている航空会社を、飛行機の模型とともに紹介するAIRLINE&AIRPLANEというコーナーがあります。
展望デッキを見た限りでは、こんなにも多くの航空会社が乗り入れているとは思いもしませんでした(^_^;)見学した時間帯が悪かったかな。
こちらは、カタール航空の紹介コーナーです。国籍や使われている機材がわかります。
そして、ルフトハンザドイツ航空。日本の航空会社から姿を消した、B747が使われています。屋根のラインが美しいですね!
4つのエンジンによる迫力の着陸シーンを、是非見てみたかったです。
今回はあまり時間がありませんでしたが、次回は1つ1つゆっくりと見てみたいと思います。
ちなみにTIATは、羽田空港国際線のビルを運営、管理する東京国際空港ターミナル株式会社の通称です。
羽田なのに日本橋?
最後にご紹介するのが、はねだ日本橋です。
なぜ羽田なのに日本橋かというと、江戸時代の日本橋は旅の起点ともいうべき場所。現代の東京の空の起点は羽田空港、という事で、起点つながりで造られたようです。
大きさは、19世紀前半当時の約半分です。
日本橋の下には、このようにベンチが設置されていました。外国からの方には珍しいらしく、なかなかの盛況ぶりでしたよ!
アンダージェットクルーズの3つの注意点
私が実際にアンダージェットクルーズに参加してみて、ここは注意した方がいいと感じた事をご紹介しますね。それは
- 毎日開催しているわけではない
- 緊急連絡先を必ず控えておく
- 天候により行き先が異なる
となります。
次に順番に解説していきますね。
1. 毎日運行しているわけではない
アンダージェットクルーズは、毎日は開催されていません。どちらかと言うと土日や祭日といった日に開催される事が多いようです。。
そして、人気があるクルーズなので、早めに予約満了となってしまう可能性が高いです。
参加を検討される場合は、開催日程を確認の上、早めに予約する事をおすすめします。
2. 緊急連絡先を必ず控えておく
アンダージェットクルーズの集合である、羽田空港国際線ターミナル1階には、クルーズの運営会社の事務所はありません。係の方が待っていてくれるだけです。
もし緊急に連絡を取りたい場合には、最終確認メールで案内される、当日緊急連絡先に連絡が必要となります。
若干の遅れなら参加できる可能性もあるので、緊急連絡先は必ず控えておいてください。
3. 天候により行き先が異なる可能性が
今回のアンダージェットクルーズは、空港の北側にあるB滑走路付近のスポットで見学しました。
どこのスポットで見学になるかは、当日の飛行機の離発着の状況により異なります。
飛行機は空を飛んでいるので、風の影響を受けやすい乗り物です。ですので、風次第で離発着の滑走路が変わります。
B滑走路は海老取川を通って向かうため、羽田可動橋をはじめとした風景に出会えました。
仮に南側のD滑走路付近の見学スポットなら、羽田空港船着場から近いので、もっとゆっくり飛行機が見られるのかもしれません。
どのスポットになるかは、風のみが知るといった感じですね(笑)
まとめ
今回は、アンダージェットクルーズについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
少しは、アンダージェットクルーズの魅力が伝わったでしょうか?
料金は普通のクルーズよりも若干高めではありますが、海の上から飛行機を見上げる経験は、簡単にはできません。
そう考えると、2,500円という値段は決して高くはないのかなと感じます。
もしアンダージェットクルーズに興味がわいて参加したいと思ったなら、空港にも是非足を伸ばして、飛行機を満喫する日にしちゃいましょう(笑)
最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。