こんにちは、みっつです。東京の鉄道の玄関口として、また日本を代表する駅として、東京駅は長年君臨しています。
電車に乗らないまでも、新幹線のホームに誰かを見送りに、駅ナカで買い物といった使い方で、東京駅を訪れる人も増えています。そんな時に必要になるのが、入場券です。
でも、新幹線のホームに行くのって在来線の改札と新幹線の改札、2回通らないとならないですよね。そう思うと
『特別な入場券が必要なのではないの?どのように買ったら良いの?』
という疑問が私の頭の中を駆け巡りました(^_^;)
そこで今回は、東京駅の入場券の3つの買い方について、実際に東京駅に出向いて体験してきましたので、わかりやすくご紹介したいと思います。そして、私が実際に新幹線のホームに行った場面もお伝えしていきますね。
読んで頂ければ、東京駅の入場券をスムーズに買えるようになりますよ!
これからご紹介する情報は、2017年に私が実際に足を運んだり、インターネット等で得た情報です。
内容は予告なく変更になる場合がありますので、参考情報としてご覧ください。
■目次(クリックすると飛びます)
3つの東京駅の入場券の買い方
東京駅の入場券の買えるのは東京駅に限られますが、買い方はどのように東京駅に来たかによって異なります。
考えられる買い方としては
- 東京駅の改札外から買って入場
- 東京駅までJRで来て改札内で新幹線ホームの入場券を買う
- 窓口での精算が必要な場合
となります。
次に、それぞれについて解説していきます。
東京駅の改札外から買って入場
とってもオーソドックスな方法ですね。券売機で入場券を購入すればOKです。
JR東日本の入場券の料金は140円となり、2時間まで入場できます。
ちなみにSuicaなどの交通系ICカードでは入場できません。ICカード利用の場合でも、券売機で入場券を購入する必要があります。
東京駅までJRで来て改札内で新幹線ホームの入場券を買う
これは、東京駅以外の駅からJRに乗って東京駅に来て、新幹線のホームに入場する事を想定しています。券売機と窓口、両方で買う事が出来ますが、まずはおすすめの空いている券売機での買い方をご紹介します。
東京駅にはJR東日本とJR東海(東海道・山陽新幹線)が乗り入れていて、券売機での買い方に若干の違いがありますので、会社ごとに解説しますね。
JR東日本の券売機の場合
JR東日本の券売機の場合は、現金の他にSuicaやPASMOといった提携しているICカードが使えます。しかし電車に乗った駅でICカードを乗車券としてタッチした場合は、ICカードのみの精算となります。
ですので、ICカードの場合と切符の場合とに分けて、ご紹介しますね。
ICカードの場合
入場券用の券売機にやってきました。電車に乗る際に使ったSuicaを入れてみましょう。
入れると、このように1円単位の料金が表示され、さらに『東京駅までの精算と入場券の購入』を押します。
すると、このような画面に切り替わり、精算が完了して入場券が発券されました。現金で精算するように聞かれる事もなく、有無を言わさずにICカードから引き落としです(^_^;)そして、入場券が発券されます。
切符の場合
入場券用の券売機に切符を入れてみました。入場券を手に入れるには、切符の回収が必要になります。『回収する』のボタンをタッチしましょう。
この画面が出てきたら、ICカードまたは現金で精算すると入場券が発券されます。
JR東海の券売機の場合
JR東海の券売機で買う場合、現金とクレジットカードの取り扱いとなり、ICカードは使えません。
例えば水道橋駅からSuicaで入場してもSuicaからは引き落としされずに、水道橋駅から東京駅の運賃も含めて現金で精算しないとなりません。
見にくくて申し訳ありませんが、水道橋駅からSuicaで入場した場合の精算額が300円と表示されています。内訳は、水道橋駅から東京駅までの運賃である160円と、入場券の140円です。
現金での精算になるので、ICカードのように1円単位ではなく10円単位となります。
窓口での精算が必要な場合
窓口での精算は混むので券売機をおすすめしていますが、券売機で対応できない場合は窓口で入場券を買わないとなりません。例えば
- 目的地の途中で新幹線ホームに入場する場合
- 切符を東京駅までの運賃以上で買っている場合
が考えられます。次に、それぞれのケースについて解説します。
目的地の途中で新幹線ホームに入場する場合
これは東京駅が目的地ではなく、あくまで『寄り道』のように新幹線のホームに行き、用を終えたら在来線で目的地に向かうケースです。
新橋駅から上野駅に向かう途中で、東京駅の新幹線ホームに入りたいという例で解説してみます。
券売機の場合は
- 東京駅までの乗車券の精算
- 新幹線のホームの入場券の購入
となります。入場券では電車には乗れないので、上野駅に行く際は一度、東京駅の改札外に出て
- 上野駅までの切符を買いなおす
- ICカードをタッチして乗車する
といった事が必要となります。なんか面倒ですよね(^_^;)
途中で新幹線ホームに入場する場合は、窓口でその事を話をすると、東京駅までの精算はおこなわずに、入場券のみの購入が可能になります。
つまり、入場後は新幹線の改札を抜けて、そのまま上野駅まで在来線で行く事ができるのです。メリットとしては、
- 東京駅で改札外に出る手間がない
- 再度の購入にならないので、最低運賃がかからない
といった事があげられます。
デメリットとしてはは、窓口が混雑している事が多く時間がかかるので時間に余裕を持たせる必要がある、といった感じですね。
もし、お金が多少かかっても空いている券売機で入場券を買いたい、という事でしたら、ICカードであれば可能です。
切符を東京駅までの運賃以上で買っている場合
これは、例えば新橋駅から上野駅まで行こうとして切符を購入して電車に乗ったが、予定が変わって友人を東京駅の新幹線のホームに迎えに行って、東京駅の改札を出て食事する、といったケースです。
切符を買って電車に乗っている場合は、券売機で買う事が出来ません。恐らく、券売機が対応しきれていないためでしょうね。この場合は、上記のように窓口で買う必要があります。
新橋駅からICカードで電車に乗っていれば、券売機で入場券を買う事が出来ますよ。
実際に入場券を買って新幹線を見てきた!
全国の鉄道会社の入場券について調べていたら、実際に買って駅に入場してみたくなりました(笑)
という事で、東京駅で実際に入場券を買って、新幹線のホームにお邪魔してきましたので、その様子をご紹介します。
新幹線も入場料は同じです
まずは券売機で入場券を購入です。JR東日本の料金は140円となります。この入場券1枚で、在来線から新幹線のホームまで行き来が可能です!さあ、東京駅に入ってみましょう!
入場すると切符に穴が開けられます。
東京駅の改札内には飲食店をはじめとしてお店が多く、お店が目当てで入場する人も少なくありません。
東海道・山陽新幹線の改札に到着です。再度自動改札を通るのですが、2回目なので通れるか何となく不安でした(^_^;)
しかし、アッサリと通過できました(笑)2回目の改札通過ですが、新たに穴は開いていませんね。
ホームに到着です。思わず、どこかに遊びに行きたくなってしまいました(^_^;)
東京駅は東海道・山陽新幹線だけでなく、東北新幹線や上越新幹線なども乗り入れているので、見ていて飽きませんね!
新幹線のホームのハシゴも可能?
次に同じ切符で、JR東日本の新幹線ホームに行けるか、確認してみる事に。
ドキドキしながら切符を入れてみましたが・・・アッサリと通り抜け出来ました!
復原された東京駅の駅舎をバックにE5系をパチリ!この風景は、新幹線のホームでしか見られません。
はやぶさとこまちの連結部分です。なかなか迫力がありますね!
東海道・山陽新幹線とMAXときの2ショット。これも東京駅ならではです。
つまり2時間以内なら、何度でも行き来ができるのです!お目当ての車両を見るために移動、といった事が可能です。とってもお得ですよね!
十分に新幹線を堪能して、新幹線の改札を抜けて、さらに在来線の改札の外へ。ここで入場券は回収されます。
140円で新幹線を間近に見られるなんて、凄くお得な気分になりましたよ!
入場券でやってはいけない事
140円という安さで駅の中に入る事ができる入場券ですが、やってはいけない事が存在します。どのような事をやってはいけないのかをご紹介しますね。それは
電車内には入ってはいけない
という事です。入場券でやってはいけない事を具体的な例でご紹介しますね。
- 東京駅から電車に乗って品川駅のレストランで食事して、東京駅に戻ってきた
- 新幹線の車内が気になったので、少しだけ乗って写真を撮った
- 歩き疲れたので、電車が発車するまで椅子に座って休んだ
品川駅で降りていないから入場券で大丈夫だと思う人もいるかもしれませんが、入場券はあくまで入場した駅構内のみ有効なのでダメです!
写真を撮ったり椅子に座る事は、電車内に立ち入っているので、もちろんダメですね!
全国の主な鉄道会社の入場券について
当ブログでは、全国の主な鉄道会社の入場券について、別の記事でご紹介しています。
JR各社の入場券、そして地域別に分けてその他の鉄道会社の入場券について、料金や入場できる時間についてご紹介していますので、よろしければご覧になってみてくださいね。
⇒電車の入場券って何時間までOK?やったらダメな事もご紹介!
まとめ
今回は、東京駅の入場券についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?入場券を買う参考になったでしょうか?
駅といえば、電車を見る楽しみだけでなく、最近では駅ナカと呼ばれる商業施設が出来たりして、電車に乗る以外の目的でも利用する人が増えています。
東京駅には多くの駅ナカがあったり、JR東日本と東海道・山陽新幹線が見られる魅力的なスポットです。
東京駅ならではの魅力あるスポットを有効に使うために、入場券をうまく利用していきたいですね!
最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。