暖かい季節に、色水遊びって子どもたちにとても人気がある遊びですね!
様々な材料から作られる色水、まるで自分の手から出てくるような楽しさがあります。
今回は品種改良が進んで花の色が豊富になった朝顔で、色水を作る方法についてご紹介したいと思います。
そして、私が実際に色水を使ってどのように遊んできたかも、ご紹介しますね!
■目次(クリックすると飛びます)
朝顔から色水を作る方法
朝顔で色水遊びをするためには、まずは朝顔で色水を作る事から始まります。
用意するものは
- 朝顔の花・2,3輪
- 白か透明のカップ(握りこぶしが入るくらいの大きさ)
- 水(水道水でOK)
となります。
作り方
朝顔を使って色水を作る方法です。
- 白か透明のカップに水を入れる。
- 花を握ったままカップに手を入れてギュッと花を揉む
- 揉むとスーッと花の色が流れ出てくる
- 花を数回揉めば色が出て完成
カップに入れる水の量がポイント
色水を作る際にポイントとなる事となるのが、カップに入れる水の量です。
- カップには朝顔の花を握った手を入れるので、水はこぼれない程度で試してみましょう。カップに半分くらいがベスト
- 花の量と水の量によって、色の濃さが変わるので、いろいろ試してみましょう
青い朝顔だったら青い水、赤っぽい朝顔だったらピンクの水。とってもおいしそうですが、絶対に飲まないでくださいね!
お友だちと違う色の花を持ち寄って、いろんな色のお水を作ったら、盛り上がりますよ。サルビアの赤い花でも代用できます。
豆知識②エンゼルトランペットは、花にも毒性があるので絶対に使わないでください。
豆知識③普通の朝顔は種にだけ毒性があります。
オススメの朝顔の色水を使った3つの遊び方
色水を使った遊びというと、真っ先にお絵かきが浮かんできますよね。筆や割り箸たんぽを使って自由に絵を書いた事を思い出します。
でも絵だと思っているのは本人だけで、周りから見たら単なるいたずら書きに見えたでしょうね(^_^;)
お絵かきの他にも、朝顔の色水を使って遊ぶ方法があります。私が子どもの頃に実際に体験したオススメの遊び方を3つお教えしますね。その3つとは、
- ジュース屋さんごっこ
- 焼鳥屋さんごっこ
- 水車遊び
です。それぞれの遊び方は、次のとおりです。
ジュース屋さんごっこ
朝顔から作った色水は、おいしそうなジュースのようです。私は子どもの頃に3色くらい用意して、よくジュース屋さんごっこをしました。
3色の色水は、薄いブルー(ソーダ味)、濃いブルー(不思議なナス味)、ピンク(イチゴ味)という設定です。薄いブルーは、濃いブルーを水で薄めて作っていました。
ちょっと大人っぽいバービー人形がジュース屋さんの店長です。そこへ「ああ、喉が乾いたなぁ。ジュース、飲みたいな」と言いながらリカちゃんがやってきます。
2人のやり取りは、こんな感じ。
「こんにちは! イチゴジュースをください」
「いらっしゃいませ。イチゴジュースは10円です。ストローもお付けしますか?」
「ストロー、お願いします」
ストローは、家の近所で拾った木の小枝でした。
焼鳥屋さんごっこ
お人形さんを使わないときは、なぜか焼鳥屋さんのサイドメニューとして、朝顔から作った色水を売っていました。
子どもだったので、カクテルではなくて、やっぱりジュースでした。
細長い葉っぱを焼鳥に見立てて、縦横に組んだ小枝の上に並べます。色水とは別に泥水も作って、空き缶に入れておきます。
これは焼鳥のタレです。ネコジャラシの穂を刷毛(はけ)の代わりにして、泥水を葉っぱに塗ります。これで用意OK。
ときどき葉っぱを引っくり返して、いかにも「焼いてますよ~」という雰囲気を出します。
1人でこんなことをしていると、近所の子が通りかかって、
「何やってるの?」
と声をかけてきます。
「焼鳥屋さんしてるの」
と返事をすると、
「じゃあ、焼き鳥を1本ください」
「お客さん、今日は暑いので、冷たいジュースも一緒にいかがですか? ブルーのソーダ味がオススメですよ」
なんて、どんどん“ごっこ”遊びが始まって、お客さんも3人、5人と勝手に増えていきましたよ!
水車遊び
オモチャの水車とジョウロを用意します(100均のものでOK)。
ペットボトル1本分(500mlくらい)の朝顔の色水をつくって、ジョウロに入れます。
ジョウロの水で水車が回るだけでも幼いお子さんは大喜び。ジョウロから出る水が、朝顔の色水だったら、いつもよりもっと楽しいですよ!
場所はバスルームがオススメ。
母親と遊ぶ事が多かったのですが、ペットボトル1本分の色水を使い終わったら、
「なくなっちゃったから、おしまいね」
と母親からよく言われました。使い切ってしまえばキリもいいですよね。そして
「明日は、違う色の朝顔で作ってみようね」
なんて言葉を交わした事もありました。
自由研究にもなる朝顔を使った3つの色水遊びの応用編
朝顔を使っての色水遊び、ちょっと工夫すると面白い作品が出来上がったりします。
ここでは応用編として、3つご紹介しますね。
色水でオリジナルペーパーを作る
厚紙を星やハートの形にくり抜いて型紙を作ります。
白い紙の上に型紙を置いて、濃いめに作った朝顔の色水を、型紙の上から筆で塗っていきます。型紙を外したら、オリジナルペーパーの出来上がり!
もちろん色水を絵の具の代わりにして絵を描いてもステキです。
せっかくだから記念の押し花も作ろう!
朝顔の花を手で揉まずに、一晩くらいカップにそのまま浮かべておきます。花の下部の、白い部分をちぎって、ドーナツ状にしておくと早く色が出ます。
色水ができたら、朝顔の花を乾かして押し花を作りましょう。初めての色水遊びのよい思い出になります。
色水と押し花で、二度楽しめます!(色水の写真を添えてもいいですね)
空きビンに色水を入れればオリジナル・スノードームの出来上がり!
朝顔の色水を小さなビンに入れて、スノードームを作ってみましょう。
なるべく小さなビンがオススメです。色水だけでも透明感があってきれいですが、造花を入れると、さらにステキ! スノードームは冬だけのものじゃないんです。
朝顔の色水で、夏らしさいっぱいのオリジナル・スノードームを楽しみましょう。
色水が変色するまで短期間なので、あまり凝らないことがポイントです!
※作り方はこちらをどうぞ
SNSやYouTubeの投稿もご紹介
色水遊びは暑い季節の人気の遊びだけに、ツイッターをはじめとしたSNSやYouTubeに多くの投稿を見つける事ができます。
今回はツイッターとYouTubeの投稿をご紹介しますね。
ツイッターの投稿
朝顔と水をペットボトルに入れて、色水を作っている様子です。振ることによって水に色がつくのに感動した様子が伝わってきますね!
朝顔ってボトルに水と一緒に入れて振るだけで、こんなに色出るんだぁ!これは色水遊びしたくなるのわかるね♪ pic.twitter.com/jFhpi5qr55
— いしはら まゆこ (@hidetakamom) 2014年9月2日
YouTubeの投稿
小学校1年生が色水遊びをしている様子です。
色水遊びは子供の教育に役立つ事が多いとされています。当ブログでは、色水遊びのねらいをご紹介しています。よろしければご覧になってみてくださいね。
⇒色水遊びをしよう!ねらいや遊び方・作る材料をご紹介!
そして、もう1つ朝顔を使って色水を作り遊ぶ様子をご紹介していますので、こちらもご覧になってみてくださいね。
⇒色水を朝顔で作って遊んでみた!子供と出来る作り方遊び方を伝授!
コミュニケーションに一役買うかも!
最初に触れた通り、朝顔の花の種類は本当に増えています。変わった色の朝顔が咲くお宅には、声をかけてみるのも良いかもしれません。「この朝顔を使って色水遊びをしたいので1輪、分けていただけませんか?」と。
その花から作った色水で、何か作品ができたら、ささやかなお礼としてお渡ししてみてください。きっと喜ばれますよ!朝顔を通じて、友人や知人、近所の方とコミュニケーションの輪が広がるかもしれませんよ!
多くの日本人が、一度は楽しんだ「色水遊び」。ご近所の方の思い出話もお聞きできるかもしれません。
そして、さらに新たな遊び方を教えていただける可能性も大! 世代が変われば遊びも変わる。ぜひたくさんの方に声をかけてみましょう。
まとめ
今回は、朝顔で色水を作る方法から、遊び方をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?
暑い季節は、水遊びがひときわ楽しいですね。朝顔の色水遊びは室外でも室内でもOKな上に、子どもの年齢に合わせて水車遊びから押し花作りまで、バリエーションが豊富です。
子どもの頃に色水を使って遊んだ事を思い出し、私も数十年ぶりに朝顔の花で遊んでみたくなりました。
最後までお読み頂きありがとうございました!