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かわいい部下になるためには?上司のタイプ別・対応別でご紹介

こんにちは、吉川 百です。

学生時代の気分のまま会社の上司に接して大失敗なんていうこと、あなたはありませんか?

1年上の先輩から親の世代ほどの年齢差の大先輩まで、しかもいろんなタイプの上司の方がいる中で、そのお付き合いもなかなか頭が痛いですよね。

でも、上司目線で見た時に、あなたがかわいい部下として映っていれば、仕事や関係自体がごくスムーズになるのではないでしょうか。

かわいい部下の条件とは? 

上司の方のキャラクター別、場合によって考察したケーススタディまで、精神論とコミュニケーション心理を愛する私がご紹介致します。

ご紹介のしかたとしてはハウツー風になりますが、あなたの士気が高まるよう、心を込めて本音でお伝えします。

職場の中であなたがもっともっと輝けることを願いながら、かわいい部下になるための方法を伝授致しますので、どうぞついて来てください。

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上司のタイプ別でかわいい部下と思われる方法

人間のタイプは人間の数だけ。

でも、仕事上のお付き合いとなると、仕事のしかたや性格などからある程度タイプの分類ができるかもしれませんよね。

こんな上司ならあんな対応、といった具合に、タイプごとの付き合い方をお教えします。

あなたが今、毎日うまく付き合えずに悩んでいる上司は、どんなタイプですか?

■指示の下手な上司の場合

次の仕事の指示を出されたけれど、なんだか要領を得ないことを言われたなあ。

そんなことが続いている場合は、このタイプでしょう。

指示内容があいまいだったり疑わしいものだったとしても、何度も同じことを訊ねていては、あなたの方が「できない」レッテルを貼られかねません。

このタイプの上司には、多くを求めるべきではないようです。

指示が的確でないということは、相手にわかりやすく説明する技術や、「これでは部下に伝わらないかもしれない」という想像力が少し足りないのかもしれません。

それならば、あなた自身が質問する技術を高めましょう。

「これをすぐにやっておくように」と指示されたとしたら、「すぐと仰いますと、何時までに済ませましょうか」という具合に、質問の形で返事をして、あなた自身が上司の足らない指示に数字や例などで具体性をもたせるのです。

適当にやっておくようになどという「適当」な指示を出された時は、その案件と似た以前の例を出して、この件のような感じでよろしいでしょうかと打診しましょう。

相手のプライドを傷つけないように、水面下であなたが主導権を握るのです。

うまくすると、あなたの誘導によって、上司が指示上手に変貌していく様子を間近で見られるかもしれませんね。

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■短気な性格の上司の場合

ちょっと対応が遅いと、貧乏ゆすりで名前を呼ばれて急かされる。

なんだかあの上司、怒りっぽくてびくびくしてしまうなあ。

そんな心当たりのあるあなたの上司はこのタイプでしょう。

短気な人というのはスピード重視です。

段取りが悪いこと、話がまわりくどいことを嫌います。

仕事が速やかに円滑に進むよう、いつも段取りを考えながら効率よく進める技術を身につけましょう。

無駄な動きがないか、日々あなた自身の行動を振り返りながら少しずつ要領が良くなっていけば、その変化を見るだけで、このタイプの上司は評価を高めてくれるかもしれません。

「スピード主義の自分についてこようとするあなた」をかわいく感じるようになるからです。

スピードが大切ですから、あなたを評価するまでの時間もきっと短いはずですよ。

それから、会話は端的に、あくまでショートカットを心がけましょう。

「ちょっとご相談があるんですが・・・」と切り出すと、「なに?なんの件?なんの相談なの、早く言ってよ」となってしまいますので、「○○の件で、ちょっとよろしいですか」とキーワードをはじめに入れ込みましょう。

きみ、わかってるねえ、と高評価になること間違いなしです。

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■ライバル視してくる上司

それほど遠く年代の離れていない上司には、こういうタイプの方もおみえになるでしょう。

あからさまに敵意をむきだしにしてくる、おとなげない人もいるかもしれませんね。

しかし、ここであなたが「なんだいちいち対抗意識燃やしちゃって!」と腹を立てても何も解決しません。

まず発想の転換、考え方を変えましょう。

その上司がよほど仕事ができない人ならばまた別かもしれませんが、そうでなければ、目上の人からライバル視されることを光栄と思いましょう。

なんだ一目置かれてるのか、と。

そして、要領よく立ち回っているなどと思われないよう、努力している姿を目に見える形でその上司にアピールしてみてください。

頑張っているから認めざるを得ないという心境にもなるでしょうし、そのうち「似たもの同士なのではないか」と思い始めてかわいがってくれることもよくあることです。

もしも共に手がけていた案件で手柄を譲らなければいけない場面でも、悔しい気持ちを抑えて、先輩をたて、その仕事ぶりを言葉で褒めてあげましょう。

あなたの株は上がりますし、そのような大人の対応を、周囲の方たちはきっと見ているに違いありません。。

場合別・上司への対応術とは?

1日の中のさまざまな場面で、上司への対応を迷いませんか?

そんなあなたに、想定できる場合ごとの対処法をご紹介します。

○仕事の質問や相談をする場合

どんなに上司が暇そうであっても、「いまお時間よろしいですか?」と一言お断りを入れましょう。

あ、いまならいいなと勝手に判断して単刀直入に相談を始めたりするのは失礼です。

どうやら暇な上司だと思ってるな、と警戒されてしまうかもしれませんよ。

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○ランチタイムでの会話

たのしいお昼の時間も、そこに上司がいたら、ほとんどビジネス・モードから切り替わることはありませんよね。

その場を楽しもうとかゆったりしようだなんてはじめから思っていると、失態を演じてしまう恐れがあります。

ランチ中であろうと、あくまで上司を立て、あなたは聞き役に回りましょう。

会話全体を100%としたら、あなたの発言は30%程度で良いのではないでしょうか。

ポイントはいやいや聞かないこと。

その状況や会話そのものを勉強や修行としてとらえ、聞き上手になるための教材にしてしまいましょう。

本当にためになる話だったらうれしく耳を傾けられますし、たとえどんなに落ちのない面白くない話からでも、ひとつか、0,5個分くらいの教訓は得られるでしょう。

落ちのない話を熱心に聞くふりをするというのは、ご家庭でも応用できる有意義なレッスンかもしれませんよ。

○おごってもらった場合

この場合、お礼を言うのは言うまでもありませんが、そのお店に対しての評価を言葉にして伝えましょう。

嘘をついてまでごまをする必要はないと思いますが、一定の水準を超えていれば礼儀として「おいしかったです」と言葉にした方が気が利いています。

さすが部長、おいしいお店をご存知なんですね。

今度彼女を連れてきてあげようかな、きっと喜んじゃいますよ。

などと、上司の方が相槌をうちやすい言葉にしましょう。

上司のお財布は寒くなっても、心は温まるはずです。

○上司が悪口を言い始めたら

よくある状況ですね。

こういう時は、速やかに退散するに限ります。

「あ、すいません、トイレに行ってきます」と、それで構わないのです。

少しわざとらしくなってしまっても問題ありません。

悪いのは、他人の悪口を部下相手に聞かせるその上司です。

その場を去るということは、私は悪口に関与しません、というさりげない宣言として十分ですし、そのまままごまごと突っ立って愛想笑いのひとつも浮かべていたら、あなた自身が悪口に同調していた人間と周りから目されてしまうかもしれません。

○上司がやる気がなさそうだったら

よし、やった、こっちもやる気を出さなくていいんだ、などと間違っても喜ばないようにしましょう。

せっかく選んだお仕事です。

ライバルを出し抜いて、頂点を目指しましょう。

そのためには、あなたの上司にやる気がないというのは致命的です。

仕事の一環として、上司のやる気をあなたが引き出してあげてください。

成功報酬は見込めなくても、やがてその仕事はあなたの評価につながるはずです。

ずばり、やる気をなくして肩を落としている上司は、褒めてあげてください。

自信を失っているだけかもしれません。

いいところを探すのがむずかしければ、仕事上の相談をする際に何か発言を促しましょう。

そして、「それ、すごく良いですね、さすが××さんだな。私、それは考え付きませんでした」と言ってみるのです。

わざとらしくならないように、「ああ、そういう考え方もあるんですね、本当に勉強になります」というくらいでも良いのではないでしょうか。

もしかして、まだまだできるのかもしれない、とご本人に思わせることが重要です。

あくまで、心を込めて言うことを心がけてください。

どうしてもビジネス面でも人としても尊敬できる部分がない、という場合は無理をしないで頂きたいです。

少しでも「ある」ものをかさ増しすることは工夫となり得ますが、「ない」ものをでっちあげるのはただの嘘です。

そうまでして、あなた自身が上司から可愛がられる必要を私は感じません。

ただ、たいていの人には尊敬すべき所があります。

それを見つける訓練というのは、世渡りという意味でなく、今後のあなたの家庭づくりや子育てなどを力強く支えることになるでしょう。

上司の目上の方への接し方も参考に

人とのコミュニケーションにもまた、人それぞれの価値観が反映されるものです。

その上司が、上司や部下や同僚などとどんな関係でいたいか、どのくらいの距離を保っていたいか、よく観察してみましょう。

あなたの上司があなたに対してどんな応対を望むか考えるとき、良い判断材料は、あなたの上司がそのまた上司に対応している姿を見てみることです。

もちろん例えですが、あなたの上司がその上司に対して武士か侍のようにお仕えしているのなら、あなたにも武士になってほしいのかもしれません。

最上級に近い敬語を駆使し、腰と頭を低くしてみると良いかもしれませんね。

わりとフランクに接している人なら、時々友達のような冗談を交えるのも良いかもしれません。

ただ、フランクな人の場合は、寛容な人だと思われたいだけで、本性は意外と気位が高かったということもあり得ますので、調子に乗るのは禁物です。

いつも、「この人は上司なんだ」「何に対して不快を感じるかわからない」という気持ちを忘れないように気をつけてくださいね。

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まとめ

私も過去に出会った上司に、いろいろ悩まされたことがありました。

しかし、私が行き着いた結論は何を隠そう、素直、この二文字です。

嫌味な人や意地悪を言う人もいますが、とりあえず仰ることを聞こう、と思います。

相手が悪いに決まっている、この人が嫌いだ、と決め付けていると、そこで終わってしまうのです。

つき合いづらい人に限って不器用であったりすることもありますよね。

愚直に正直にやっていれば、やがて扱いづらかったその上司から、信用を勝ち取ることができます。

自分から心を開いて、教えてもらいたいと心から思えば、必ず信用されかわいがってもらえるようになります。

これは間違いありません、一度として例外はありませんでした。

仕事があまりできない上司に対しても、この上司と仕事をして成功させることができれば、自分はものすごく成長できるはずだと考えてみてください。

誰に対しても公平だけれど、誰に対してもその人用に対応をカスタマイズできる機転、あなたのその能力は、きっとこの先仕事をしていく上でも大いに役に立つでしょう。

最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした。

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