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野球のホールドって?つく条件や設けられた背景や歴史を徹底解説!

こんにちは、みっつです。

新聞などでプロ野球の結果を確認すると、登板したピッチャーの名前の前に『H』とついているのを見た事がある人も多いと思います。私は最初に見た時は、ミスプリントかと勘違いしてしまいました(^_^;)

このHはホールドと呼ばれ、リリーフピッチャーがある条件をクリアするとつけられるものなのです。

今回は、野球のホールドについて紹介していきたいと思います。ホールドのつく条件や設けられた背景、ホールドとホールドポイントの違いについて解説していきます。

そして、日本とアメリカのホールドの多い歴代5選手も紹介しますので、楽しみにしてくださいね。

ご注意
ご紹介する内容は、筆者の思いや推測が含まれています。また正確さを保証している訳ではありませんので、御理解の上お読みください。



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野球のホールドがつく条件って?

ホールドの権利を受けるには、次の1もしくは2のどちらかを満たさなければなりません。それは

  1. セーブの条件を満たしている状態で登板し、1アウト以上を取り、リードを保ったままで、次の投手に継投していること
  2. 同点時に登板し、1アウト以上を取り、前任の投手が残した塁上のランナーを帰還させることなく、次の投手に継投していること

となります。
  
もしも、ランナー残したまま次の投手に継投した場合、後の投手がランナーをホームへ帰還させて、同点や逆転を許してしまうと、自責点がつきホールドの権利は失います。

また、登板後にチームが得点をしてリードをした場合は、逆転されない限りは相手チームに得点を許しても大丈夫です。

ホールドとセーブが異なる最大のポイントがあります。それは、ホールドは最終的にチームが勝利することを要件としていないことです。もしも、チームが敗戦を期したとしても、条件が満たされれば、ホールドとして記録されることです。

ただし、ホールドもセーブと同じく、勝利投手等と重複して記録されることはありません。

ちなみに、1試合に継投で登板したピッチャーが多く、ホールドポイントの該当者が複数いる場合は、全員にホールドポイントが記録されます。これは、絶対に1人しか該当しないセーブとは、大きく異なる点です。




ホールドが設けられた背景や歴史とは?

日本プロ野球界では、1990年の頃から、継投により勝利の方程式を組み立てる戦術が一般的になりました。いわゆる、投手の分業化が始まったといえます。そこで、先発投手だけでなく、抑え投手や中継ぎ投手を評価する指標も必要となりました。

最初、抑え投手を評価する指標としてセーブ、中継ぎ投手を評価する指標として救援勝利が定められました。しかし、それは救援勝利を評価するのではなく、セーブに救援勝利を加算したセーブポイントとしての評価でした。

これでは、抑え投手ばかりが評価され、中継ぎ投手の評価につながらなかったことから、2005年にアメリカ大リーグを参考にして新設されたのが、「ホールド」になります。




ホールドとホールドポイントの違いって?

ホールドポイントは、一定の条件下で好投をした中継ぎ投手にポイントを与えて記録することです。過去には、セーブポイントとして記録する指標もありました。これは、セーブと救援勝利の数を加算した数字になり、ホールドポイントとは別のものと考えるのが正しいです。

日本プロ野球界にも、ホールドポイントが取り入れられたことで、中継ぎピッチャーの評価が抜群に向上いたしました。

中継ぎピッチャーは年間50試合以上登板する投手も多く、過酷な役割でありなかが、チームの勝利に対する評価が低くいとされていました。しかし、ホールドポイントのおかげで中継ぎピッチャーが評価されるようになって、入団当初から中継ぎ投手として活躍する投手も多くなったのです。




日本とアメリカのホールド投手の歴代ベスト5

ここで、日本とアメリカのホールドを多く獲得している、2017年末現在のベスト5の選手をご紹介します。

日本プロ野球に在籍した事があるホールド投手ベスト5

第1位 山口鉄也選手-通算ホールド数 273
第2位 宮西尚生選手-通算ホールド数 257
第3位 浅尾拓也選手-通算ホールド数 200
第4位 五十嵐亮太選手-通算ホールド数 157
第5位 スコット・マシソン選手-通算ホールド数 152

この5選手については、経歴もご紹介したいと思います。

山口鉄也選手 

生年月日    1983年11月11日
出身地     神奈川県
投/打     左/左
プロ野球歴   読売ジャイアンツ(2006年~)
タイトル    最優秀中継ぎ投手3回、新人王
通算ホールド数 日本プロ野球273(2017年シーズン終了時)

山口選手は長い腕を活かし、スリークォーターよりもサイドスローに近い投げ方で、打者に向かっていくピッチングが印象的です。横浜商業高校時代、アメリカ大リーグのスカウトの目に留まり、日本プロ野球には進まず、アメリカ大リーグのチームとマイナー契約を結びました。

残念ながら、4年の在籍期間で、大リーグのマウンドに立つことなく、帰国後、読売ジャイアンツの入団テストに合格し、育成選手として入団を果たします。その後、中継ぎ投手として活躍する山口選手の通算ホールド数273は、世界記録の数字にもなります。

宮西尚生選手 

生年月日    1985年6月2日
出身地     兵庫県
投/打     左/左
プロ野球歴   北海道日本ハムファイターズ(2008年~)
タイトル    最優秀中継ぎ投手1回
通算ホールド数 日本プロ野球257(2017年シーズン終了時)
 
宮西選手は、入団当時、1軍に中継ぎ投手がいなかったことで、ルーキーの頃から重宝される存在として活躍いたします。その後、10年連続で50試合以上登板を果たし、日本プロ野球2位の記録を達成しました。

ちなみに、この連続50試合登板は現在も継続をしており、2018年の記録継続に期待がもたれます。

浅尾拓也選手 

生年月日    1984年10月22日
出身地     愛知県
投/打     右/右
プロ野球歴   中日ドラゴンズ(2007年~)
タイトル    最優秀中継ぎ投手2回、
通算ホールド数 日本プロ野球200(2017年シーズン終了時)

浅尾投手は高校1年生まで捕手をしていたことから、テイクバックが小さく速い腕の振りが特徴です。浅尾投手の速い腕の振りは打者にとってタイミングが取りづらく、そこから繰り出される速球と、高速フォークを武器に活躍をしています。

2010年には、世界記録となる年間47ホールドを記録するだけでなく、中継ぎ投手でありながら、12勝も挙げる活躍をしました。

五十嵐亮太選手 

生年月日   1979年5月28日
出身地    北海道
投/打    右/右
プロ野球歴  東京ヤクルトスワローズ(1998年~2009年)
ニューヨーク・メッツ(2010年~2011年)
トロント・ブルージェイズ(2012年)
ニューヨーク・ヤンキース(2012年)
福岡ソフトバンクホークス(2013年~)
タイトル    最優秀救援投手1回
通算ホールド数  日本プロ野球157(2017年シーズン終了時)
         アメリカ大リーグ4

五十嵐選手は野村監督がヤクルトの監督として最後の年に入団し、速球を武器にリリーフとして台頭した選手です。とにかく、五十嵐選手の武器は速球にあり、当時、プロ野球新記録となる158kmをマークしています。

また、五十嵐選手は18年間の長い選手生活のなかで、一度も先発をしたことがない経歴を持っています。

スコット・マシソン選手 

生年月日   1984年2月27日
出身地    カナダブリテッシュコロンビア州
投/打    右/右
プロ野球歴  カナダフィラデルフィア・フィリーズ(2006年、2010年~2011年)
読売ジャイアンツ(2012年~)
タイトル   最優秀中継ぎ投手2回
通算ホールド数 日本プロ野球152(2017年シーズン終了時)

マシソン選手はアメリカ大リーグでデビューを果たすも、同年度にヒジ痛を訴えて手術を余儀なくされます。このことで、4年間、試合に出場できず、結局、アメリカ大リーグでは通算1勝の記録しか残せませんでした。

しかし、読売ジャイアンツに入団後は、「日本人以上にマジメ」と呼ばれる性格が幸いし、入団初年度からリリーフとして11試合連続無失点を記録するなど大活躍を続けます。

なお、マシソン選手の通算ホールド数152は、たった6年間で記録したものであり、今後の記録更新が楽しみでもあります。

アメリカのホールド投手ベスト5

次にアメリカのホールド投手ベスト5をご紹介しますね。

第1位 アーサー・ローズ選手-通算ホールド数 231
第2位 ホールド・ホアキン・ベノア選手-通算ホールド数 211
第3位 マット・ソーントン選手-通算ホールド数 206
第4位 ジョー・スミス選手-通算ホールド数 195
第5位 タイラー・クリッパード選手-通算ホールド数 192

アーサー・ローズ選手の経歴は次のとおりです。

生年月日   1969年10月24日
出身地    アメリカテキサス州
投/打    左/左
プロ野球歴  ボルチモア・オリオールズ(1991年~1999年)
シアトル・マリナーズ(2000年~2003年)
オークランド・アスレチックス(2004年)
クリーブランド・インディアンス(2005年)
フィラデルフィア・フィリーズ(2006年)
シアトル・マリナーズ(2008年)
フロリダ・マーリンズ(2008年)
シンシナティ・レッズ(2009年~2010年)
テキサス・レンジャーズ(2011年)
セントルイス・カージナルス(2011年)
タイトル   特になし
通算ホールド数 アメリカ大リーグ231

ローズ選手は選手生活の大半を中継ぎ投手として過ごし、2000年にシアトル・マリナーズに移籍をすると、クローザーの佐々木投手にバトンをつなぐ役割を果たしました。

2001年にシアトル・マリナーズが優勝をした年には、71試合に登板をし、チームの優勝に大きく貢献をいたしました。ローズ選手はアメリカ大リーグ20年間のなかで、9回の移籍を行い9種類の球団を渡り歩いた選手でもあります。



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まとめ

今回は、プロ野球のホールドについてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

かつての日本のプロ野球では、毎日でも登板しなければならないという過酷さに比べて、中継ぎピッチャーの評価は決して高いとは言えませんでした。しかし、ホールドという制度が導入されて、評価はかなり高くなったと言えるのではないでしょうか?

そしてプロ野球を志す選手にとっても、中継ぎピッチャーに憧れるという現象が起きているようです。これからも中継ぎピッチャーの過酷な仕事ぶりが、正当に評価される事を願ってやみません。

最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。

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