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プロ野球の分配ドラフトって?プロテクトや経緯・結果を詳しく解説!

こんにちは、みっつです。

日本のプロ野球でのドラフトというと、どんな事を思い出すでしょうか?多くの人が、アマチュアの選手がプロ野球に入るための会議ではないでしょうか?

ところが、すでにプロ野球選手として活躍しながら、ドラフト会議に参加せざるを得ない状況になった事があります。

分配ドラフトと呼ばれるこの緊急事態、なぜ起こってしまったのか、その方法などをご紹介していきたいと思います。

ご注意
ご紹介する内容は、筆者の思いや推測が含まれています。また正確さを保証している訳ではありませんので、御理解の上お読みください。



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プロ野球の分配ドラフトはなぜ起こった?

2004年、日本プロ野球界では、大荒れの球界再編問題が勃発しました。問題の発端は、同年6月にオリックス・ブルーウェーブと近鉄バッファローズの球団との合併構想が表面化したことです。

突然、沸き起こった問題に、球団と選手が激しく対立することになり、同年9月のストライキへと発展していきます。さらに、球界再編問題は1リーグ制への移行が議論されたり、新規参入球団の問題が巻き起こります。

元々、新規参入に名乗りを上げたのはITベンチャー企業のライブドアでしたが、その後、同じくIT系企業の楽天も球界再編の参加表明をしています。結局は企業経営が良好と判断された楽天に軍配が上がり、新規参入を果たすことになりました。

楽天による新球団「楽天ゴールデンイーグルス」の参入が認められたのは、同年11月2日のことです。

球団が身売りをして、他のオーナーを探すことは、過去から幾度となく繰り返されてきたことです。しかし、近鉄がオリックスと先に合併をしたことで、楽天への身売りが出来なくなってしまったことが、問題を膨らませることになりました。

現存していた2つの球団による合併は、様々な問題をはらみます。球団の合併により抱える選手の数は、単純に2倍に膨れ上がります。しかし、支配下登録には定数があることから、クビを切られる選手がたくさん出てしまいます。

その問題解決を2球団で議論されている最中に、楽天球団の新規参入が決定しました。

合併により存続が決定したオリックスには選手が溢れる一方で、新規参入の楽天には選手が1人もいないという事態になってしまいました。選手がいないと、球団として成り立たない楽天からの要請を受けたオリックスが、分配ドラフトを了承し、実施が決定いたしました。




分配ドラフトの方法を詳しく解説!

2004年11月8日、近鉄とオリックスが合併により誕生した「オリックス・バファローズ」と、新規参入の「楽天ゴールデンイーグルス」の2球団による、分配ドラフトが実施されました。

なお、次の4項目に該当する選手を除外した、107名が分配ドラフト対象としました。

  • 2004年度で引退をする選手
  • 既に、自由契約になっている選手
  • FA宣言をしている選手
  • 外国人枠の選手

分配ドラフトは、次の3つステップで進められました。

  1. 選手の優先保有権(プロテクト)を持つオリックスが、25名の選手を先に指名する権利が与えられた
  2. 楽天が20名を指名し、続けてオリックスが20名を指名、そして楽天が20名と、交互に20名ずつ合計60名の選手を指名
  3. 指名を受けなかった22名の選手が、オリックスにそのまま残留

なお、新規参入の楽天は分配ドラフトにおいて、投手を中心に指名を行いました。その後、他球団から実績ある打者を獲得し、チーム作りが行われました。




分配ドラフトは不公平だったのか?

分配ドラフトは選手の優先保有権を持つオリックスが、先に25名をプロテクトするなど、有利に進められました。その一方で、近鉄とオリックスの強引な球団合併に不満を持った選手は、新設球団の楽天に移籍を望む選手が増えたのです。

新規参入の球団よりも、歴史や実績のある球団を望むものと思われましたが、実際は主力選手の多くが楽天への移籍を望んでしまいました。オリックスとしては、分配ドラフトを承認したことが裏目に出てしまうのです。

中心選手として期待の高かった中村紀洋選手と磯部公一選手が、プロテクトから外れてしまい、チームに慰留することが出来ませんでした。また、近鉄でエースとして活躍していた岩隈久志選手も、楽天への移籍を強く希望いたします。

しかし、オリックスは岩隈選手の希望を無視し、強行にプロテクトを掛けて慰留を図りますが、最終的には分配ドラフトの終了後に、オリックスから楽天に金銭譲渡されました。




まとめ

今回は、プロ野球で初めて実施された、分配ドラフトについて特集してきましたが、いかがだったでしょうか?

プロ野球界再編騒動からの分配ドラフトは、揉めに揉めて一定の結末を迎えましたが、一番の被害者は選手でした。新人ではなく実績あるプロ野球選手が、初めてドラフトに掛けられるという異常な事態です。

当事者の選手は不安な日々を送り、球団に対する不信感が芽生えました。このようなドラフトは、2度と起こらないことが望まれます。

最後までお読み頂き大感謝!みっつでした。

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