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田舎に移住!仕事のおすすめ支援制度を専門家が10個ご紹介します!

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。

子育て世代や現役世代ならば、田舎に移住をする時に最も大切なことは、仕事を見つけることではないでしょうか。移住しようと決意しても、仕事が中々見つからないと、不安に思う人も少なくありません。

自治体が力を入れる移住情報では、町の魅力は良くわかるが、仕事の提供はわかりにくいと指摘する声もあります。

そこで、国内初の移住プランナーとして、10年の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持つ私が、自治体の実施する仕事に関する支援の中で、
これは仕事を探している移住者にとって良い支援
と思える、10種類の支援策をご紹介いたします。

また、田舎で仕事を探すときに、注意する3つのキーワードもお教えいたしまですので、ぜひ参考にしてくださいね。

ご注意
ここにご紹介する支援制度は一例であり、ベストな支援制度をご紹介している訳ではありません。
また、詳細は変更になっている可能性もあるので、自治体にお問い合わせする事をおすすめします。



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田舎に移住にするのに有り難い、働くための支援とは?

田舎に就職といっても、移住ありきから仕事を探す人と、就業や開業といった、仕事ありきから移住をする人に別れます。どちらであっても、知らない土地で働き始めることは不安です。特に、仕事ありきで移住をする人には、自治体の支援制度があれば安心です。

現在、全国の自治体が取り組む仕事に対する支援は、UターンIタ-ン者等による起業や開業に対する支援と、農業等の第一次産業への就業に対する支援が主になります。

例えば、起業や開業に対する支援には、商店街等の空き店舗を活用し開業をする人に対して、経営安定化を目的に店舗家賃等の一部を助成したり、内外装工事費補助したりします。また固定資産税の軽減を取り入れる自治体もあります。

その一方で、第一次産業への就業支援では、研修を終えて新規就農等をする人を対象に、自治体が支援資金を交付したり、事業資金を低金利で特別融資するものがあります。




仕事探し中の方におすすめの支援を10個ご紹介

移住プランナーとして活動を続けている私が、コレは仕事を探している人にとって、メリットが大きいと思う支援策を10個ご紹介します。

開業資金の一部助成

  • 自治体名:大分県豊後高田市
  • 事 業 名:「起業チャレンジウェルカム支援事業」
  • 内  容:移住者、移住予定者が、市内で新たに開業する場合、開業に必要な費用の一部を助成。(上限75万円、補助率1/2)

就農者向け助成金

  • 自治体名:大分県日田市
  • 事 業 名:「青年就農給付金」
  • 内  容:青年就農者の定着と経営安定化のため、就農時の年齢が45歳未満で、基準の要件を満たす方に、年間最高150万円を最長5年間給付。

漁業組合の研修参加費助成

  • 自治体名:高知県高知市
  • 事 業 名:「新規漁業就業者支援事業」
  • 内  容:①漁協が実施する3日以上7日以内の短期研修を受ける場合に、研修にかかる費用を全額負担。②原則として1ヶ月を超え2年以内の研修を実施。研修期間中、月額15万円を限度する生活支援費を支給。

林業の研修参加費助成

  • 自治体名:熊本県
  • 事 業 名:「くまもと緑の新規就業支援対策事業」
  • 内  容:移住後、農林漁家民宿や地元食材を使用する飲食店など、農林水産業を活用し起業する方に補助金を交付。(上限10万円)

商品券の交付

  • 自治体名:北海道芦別市
  • 事 業 名:「ふるさと就職奨励金交付制度」
  • 内  容:U・Iターンによって市内に移住し、市内事業所へ就職した方に対して市内で使用できる商品券を交付。(3年間で30万円の地域限定商品券)




就農者向け家賃補助

  • 自治体名:北海道旭川市
  • 事 業 名:「農林水産業への就業支援、担い手育成支援」
  • 内  容:農業研修期間中の賃貸住宅費への助成:補助率50%以内、2年間、上限2万5千円/月。

大学就学費の支援

  • 自治体名:北海道蘭越町
  • 事 業 名:「農業大学校等修学事業」
  • 内  容:本町に定住し、かつ、卒業後において本町で農業に就業するため、北海道農業大学校等に入学した方へ年額24万円を助成。ただし、助成する対象年限はその大学校等の修学年限以内。

介護職員向け奨励金

  • 自治体名:岩手県一関市
  • 事 業 名:「介護職員研修奨励金事業」
  • 内  容:市内の介護サービス事業所に勤務し、介護職員初任者研修又は実務者研修を修了した方に、研修奨励金を交付。(研修費用の1/2、上限額:初任者研修5万円、実務者研修10万円)

オフィス整備助成金

  • 自治体名:秋田県湯沢市
  • 事 業 名:「サテライトオフィス等整備補助事業」
  • 内  容:サテライトオフィスやコワーキングスペースの整備に対して助成し、UIJターンによる起業を支援。(サテライトオフィス補助:1,500千円、コワーキングスペース補助:1,500千円)

民間求人サイトによる求人情報発信

  • 自治体名:北海道深川市
  • 事 業 名:無料職業紹介事業
  • 内  容:就職することで市内に移り住む人と、市外に人材を求める市内事業者を仲介することを目的とし、民間求人サイト「スタンバイ」(運営会社:㈱ビズリーチ)に求人専用ページを設置し、広く求人情報を発信。




田舎への就職で、注意する3つのキーワード

田舎に移り住むことで仕事を探すとき、都会とは勝手が違うことがあります。そこで、注意する3つのキーワードとは

  • 求人情報
  • 職種
  • 給与待遇

になります。

求人情報

田舎に移住を希望する人から良く出る質問が、「仕事はありますか?」です。現在、地方の自治体では、若者の人口流出が止まらず、労働力の不足が起きています。

地方の中小企業のおよそ4割が、人材不足に頭を悩ましており、事業に弊害をもたらしていることからすると、「仕事はありますか?」は、少しナンセンスな質問になります。

その一方では、「地方の求人情報の収集が難しい」との声があります。地方の事業所ではホ-ムペ-ジの活用頻度も低く、求人は地域のハローワーク頼みとなっています。

このことから、田舎で仕事を探すのであれば、妥協をして就業をするのではなく、求人情報の収集に労力をおしまないで取り組むことが大切といえます。

職種

田舎に仕事はありますが、「希望する仕事がありますか」と問われると、首を横に振らなくてはいけません。都会と違い田舎では、仕事の職種が限られています。一般に、田舎で多い求人は、「医療・介護、建築、農業等の第一産業」の3種類です。

地方の自治体では、人材の不足する市内事業所で就業してもらえることを願う一方で、地域の活性化に寄与する人材も求めています。例えば、シャッターがー閉じたままの店舗を空けて、これまで地元にはなかった新店舗を開業してもらえることで、新しい風が町に吹き込みます。

職種にとらわれるのではなく、田舎で自分の夢を実現することこそが大切です。

給与待遇

田舎では都市圏と比較し、同じ業種・同じ職種であっても給与待遇の違いに驚かされます。折角、田舎に就業したとしても、給与が低いことで「やりがい」を失うかもしれません。

大切なことは、自分のやりたい仕事に取り組むこと、仕事以外に趣味やスポーツなどでも目的を持つことが大切です。




まとめ

今回は、田舎に移住を決意した際の、仕事のおすすめ支援制度をご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

全く知らない町での仕事探しは大変です。

最近では、インターンシップの制度を取り入れている事業所もあります。また、自治体によって就業体験付き移住体験ツアーを実施しているところもあります。移住を希望する地域が決まっているのならば、まずは自治体の窓口に相談をしてみることです。

大切なことは、移住をする目的を明確にしていることです。

田舎でのスローライフや自然の中での子育て、趣味を生かせる暮らし、マイホームと家庭菜園等、移住の目的が明確であると、仕事に対する「やりがい」を失くすことなく、素敵な田舎ライフを得られるでしょう。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

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