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沖縄に移住したい!生活費用や引っ越し代はどれ位か専門家が解説!

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。

どこまでも青い海、白い砂浜、手付かずな自然、陽気な人々・・・観光で沖縄にくると、きっと誰もが「夢の楽園」のように感じるのではないでしょうか。

そんな魅力的な沖縄ですから、都会を捨てて移住したい、と考える人があとを絶ちません。

しかしながら、
『現実に移住をするとなると、生活費はどの位かかるのかな。
でも都会と比べると、生活費はかなり安そうだな。
引っ越しする費用ってどの位になるのだろう九州からでもかなり距離があるし、まして海に囲まれている。とっても高いんじゃないかな?』

などと、お思いになっているかもしれませんね!

そこで、国内初の移住プランナーとして、10年の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持つ私が、沖縄に移住をする際に必要な費用を解説します。

生活していく上での費用はいくら位なのか、そして引越し費用や出来たら準備しておきたい費用までご案内しますね。ぜひ、沖縄への移住を考えている人はご参考にしてみてください。

ご注意
ここにご紹介する内容は一例であり、ケースによってベストな方法は異なってきます。
ですので、参考情報としてご覧くださいね。

沖縄で移住後の生活に掛かる費用はどのくらい?

高い引越し費用と同じかそれ以上に気になるのが、やはり日々の生活費がいくらかかるかという事ではないでしょうか?

沖縄は大都市圏と比べて、最低賃金が低く抑えられています。2017年のデータですが、全国1位の東京が958円に対して、最下位の沖縄は737円しかありません。同じく、2017年度全国平均年収でみると、1位の東京が615万5600円に対して、沖縄は45位の366万1900円になります。

東京と比較をすると沖縄の給料は安いことになりますが、田舎あれば給与体制が低いのは当然のことと言えますよね。ところが、ところがです、沖縄県は給料が低いにもかかわらず、物価が給与の低さに比べてかなり高いのです!

なぜ物価が高いのかと言いますと、

  • 島であることから、競争の原理があまり働いていない
  • 島に持ってくるコストがかかる

といった事があげられます。

不動産は首都圏並み?

沖縄の不動産は、かなり高いと言っても良いです。新築の一軒家を買おうとすれば、郊外でも相場は3,000万円以上となります。

賃貸はどうかと言いますと、こちらもかなり高くなっています。さすがに都心並みとは言いませんが、沖縄の那覇市で1人暮らし用のワンルームの家賃相場が、46,500円です。

いかがでしょうか?今お住まいの地域と比べてみて、どちらが高いでしょうか^^;

公共料金も割高です

水道料金は使い方などによって変わるものの、全国の平均レベルといえますが、電気料金とガス料金は、全国の市町村と比較して、割高であると言われています。

例えば、電気料金は本土と比較して15%くらい割高になります。その要因のひとつとして、沖縄ではガスタービンによる発電がなく、石油発電が主流だからです。

更に割高感のあるのがガス料金で、沖縄では都市ガスではなく、プロパンガスを主に利用していることから、全国の市町村と比較して、2割以上は高いと言われています。

一例として、沖縄の一般的な家庭(両親と未成年の子ども2名の4人家族)の光熱費は次のとおりです。

  • ガス代:5,000円
  • 水道代:4,000円
  • 電気代:6,000円

ガスは都市ガスを利用し、お風呂はシャワーを使い、湯沸かし器式を使用しています。これがプロパンガスの利用や、民間業者の違いによっては、ガス料金が月額10,000円になることもあります。

その一方で、車社会の沖縄では、ガソリン代金は安いと言われています。本来ならば、離島の沖縄は輸送コストがかさむことから、ガソリン代金は割高になるはずですが、「沖縄振興開発特別処置法」による軽減措置が施行されていることが影響しています。

これは、揮発油税及び地方揮発油税の軽減措置として、1リットルあたり7円軽減税率が、平成32年5月14日まで適用されているのです。



沖縄へ引っ越しするのに掛かる費用って?

言うまでもありませんが、遠くにある沖縄に引っ越しをするには、相当の費用が掛かることを覚悟しなければなりません。元々が高い引越し費用が、最近では、引っ越しトラックのドライバー不足問題、更には、国の「働き方改革」の影響から上昇しています。

単身者でも引っ越し費用は20万円から、家族の引っ越しであると最大100万円になることもあります。100万円というと、ちょっとした車が買えてしまいそうな金額ですが、沖縄に引っ越す場合には覚悟しないとならない金額でもあります。

ちなみに東京から大阪や福岡に引っ越しをする際の代金の目安は、以下の通りになります。引越し業者や荷物の量や内容により変動しますので、あくまでも目安です。

地域単身での引っ越し夫婦・子供2人での引っ越し
東京から大阪5万円から10万円20万円から30万円
東京から福岡10万円から15万円25万円から35万円

引っ越し費用を安く抑えるために、自力で沖縄まで引っ越しをするのも、容易なことではありませんよね。仮に東京から自ら運転して鹿児島までは陸路で行ったとしても、そこからは海を渡らなくてはなりません。

ちなみに、東京から鹿児島まで約1,400kmを超えます。この長距離を運転する体力と気力も相当必要ですよね。高速代やガソリン代もかかります。

とにかく距離が長いですから、費用はかかったとしてもプロに任せるのが無難です。

代金は荷物の量や季節によって大きく変わるケースが多いです。なので、必要のない家具類は衣類は思い切って処分して沖縄には最低限の荷物で移住する、といった割り切りも必要になってきます。

沖縄への引っ越しは、要する日数にも注意が必要です。通常、東京から引っ越しの方法には、飛行機とフェリーの2通りとなりますが、飛行機ならば4日程度、フェリーを利用する場合には1週間程度をみなければなりません。



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沖縄への移住成功に必要なモノ

ご紹介してきた通り、沖縄へ移住するのには引越し費用もかなり高いですし、引っ越した後の生活費も都会と大差ありません。逆に給与が安い分、生活は苦しくなった、などという声も聞こえてきます。

この現実を知らされて、どのようにお考えでしょうか?厳しそうだから移住は諦めますか?そうですね、無理やり移住する必要がないのであれば、諦める事も一つの選択肢かなと思います。新たな事への、まして厳しいと思える事へのチャレンジは、心身ともにかなり疲れるものですからね。

しかし、せっかく沖縄の魅力に取りつかれて移住まで決意しようとしているのに、勿体ないとも思いませんか?本当は移住したいとお考えですよね。

私は沖縄への移住を成功させるポイントは

  • 移住を成功させようという覚悟と楽しむ気持ち
  • 自分のスキルを見直したり働き方を見直してみる

ではないかと考えています。




移住を成功させようという覚悟と楽しむ気持ち

移住に限らず、何かをするときには、多少なりとも我慢は必要になる事は、あなたも経験しているのではないでしょうか?新たなチャレンジですから、ワクワクする事もあれば我慢しなければならない事も出てくるのは当然ですね。

収入が少なくなるにもかかわらず、生活費は以前とあまり変わらない。どこかを切り詰めなければ生活が出来ない。でも、憧れの沖縄に移住できたのであれば、多少の節約や我慢は耐えられるのではないでしょうか?例えば

  • 青い海と白い砂浜の代償だと思えば、5,000円だった髪の毛のカット代を3,000円にしたってへっちゃら!
  • 3,000円位で買っていたシャツだって、沖縄の青空の元なら1,000円ので十分カッコイイ!
  • 遠くに遊びに行く費用がなくたって、沖縄自体が観光地!

といったポジティブな考え方一つで、大きく変わると思いますよ!だって、大好きな沖縄に住めているのですから、楽しまないといけませんよね!

自分のスキルを見直したり働き方を見直してみる

沖縄に移住する人のほとんどが、今までの仕事を辞めて新たな職に就くのではないでしょうか?それは自営業として、一国一城の主になるケースもあると思いますし、沖縄の企業に就職するといった事もあるかと思います。

ここで考えて頂きたいのが、

今までの仕事の経験やスキルを活かせる職業がないか

という事です。それは資格とかに限った事ではありません。業種が違っても根本的な事は一緒で、今までの仕事が活きるといった事も含まれます。使い古された言葉ではありますが、自分の強みを自問自答してみるのも、効果的かもしれませんね。

そして、副業をするというのも頭の片隅にでも入れておいてください。1日1時間や2時間という短い時間でも、副業であればコツコツと自分のペースでおこなう事が出来ますよ。

副業で月に2万円とか3万円とか入ってくれば、生活も楽になります。今はネットの時代なので、様々な方法で収入を得る事が可能です。




こんな費用まで!出来れば準備したいモノとは

とかく移住には、引っ越し費用や住宅の家賃以外にも、様々なことでお金が掛かります。

予想もしていないような費用がかかってしまい、

こんなはずじゃなかった

なんて事にならないように、準備をしておきたいものですね。そこで、移住の専門家の私から、移住時にお金が掛かってくる10項目を書き出しましたので、ぜひ、参考にしてみてください。

  1. マイカーの運搬       15万円~25万円 
  2. 賃貸マンション敷金     家賃1か月分~
  3. 賃貸マンション火災保険料  1万円~2万円程度/2年間
  4. 粗大ゴミの処理費用     分量や自治体により異なる
  5. ご近所への挨拶品      1,000円×人数分
  6. 転居はがき         62円×人数分
  7. 戸籍・住民票などの手数料  200円/枚
  8. 印鑑証明書の手数料     200円/枚
  9. 銀行口座の開設       1万円~
  10. 当面の生活費        3か月分~半年

まとめ

今回は、沖縄に移住する際の費用について特集してきましたが、いかがだったでしょうか?

移住とは、人生の転機を自ら迎えることであり、転勤等による引っ越しとは異なります。多くの場合は、通常の転勤よりも、準備する費用は大きくなります。「沖縄の物価は安いだろう」と、思って移住してきたけれども、東京とあまり変わらないのに、給料が低ければ生活が苦しいと感じる人は少なくありません。

しかし、今までの仕事の経験やスキル・資格などを活かせる仕事に就ければ、沖縄であっても高収入を得られるチャンスがあります。もちろん、憧れの沖縄で生活をするのであれば、副業を始めたり、自分たちの生活レベルを下げたりすることで、十分に生活は成り立つのです。

大切なことは、沖縄に移住をする前に、十分に情報を収集し、移住後の生活設計を立てることです。
そして移住は自らの夢を叶えるものであり、ポジティブにものごとを考えて、成功につなげていただきたいと思います。

The life is only once(人生は一度きり)

皆さまに、素敵な移住生活が訪れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

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