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沖縄の生活の特徴!移住する前に知っておくべき4つを専門家が厳選

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。

透き通るような青い海、どこまでも白い砂浜、それらに負けない位の真っ青な空・・・沖縄に訪れた人の多くはキレイな海と自然に憧れ、そして移住まで考える人も少なくありません。

でも移住するとなると、観光で訪れた時とは違い長期間にわたって生活する事を意味します。ですので、知らなかったでは済まされない事もあるのです。

そこで、国内初の移住プランナーとして、10年の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持つ私が、沖縄に移住して生活する際に、予め知っておくべきことを、厳選してお届けします。

ぜひ、沖縄移住を実行する前の参考にして見てください。

ご注意
ここにご紹介する支援制度は一例であり、ベストな支援制度をご紹介している訳ではありません。
また、詳細は変更になっている可能性もあるので、自治体にお問い合わせする事をおすすめします。

移住する前に知っておくべき沖縄の生活における4つの特徴

南国の楽園の沖縄には、解放的でゆったりとした暮らしがあります。しかし、一方では、他の土地から移住をしてくる者にとっては受け入れ難い、驚くような事情もあります。

そこで、移住の専門家である私から、沖縄で生活をする前にぜひ知っておいて欲しい、4つの特徴をご紹介いたします。それは、

  • 変化の少ない生活
  • 暮らしづらい気候
  • 整備されていない交通機関
  • 危険な外来生物

となります。




変化の少ない生活

沖縄移住を経験した人の中には、「沖縄へ移住してもすぐに飽きるよ」と、コメントする人がいます。憧れの沖縄に移住できて、夢だった豊かな自然に毎日囲まれいるのにもかかわらず、何に飽きてしまうのでしょうか?

沖縄では、豊かな自然をいかしたマリンスポーツは盛んですが、さすがにダイビングが大好きで移住された方でも毎日では飽きてしまいます。マリンスポーツ以外で楽しもうと思っても、沖縄には全般的にレジャー施設も少なく、すぐに刺激を失ってしまうというのです。

さらに、本州のような四季も無いことから、生活に変化を感じにくいというのも原因となっています。何となく生活していると思っていた都会で、実はとっても刺激に富んで飽きない毎日だった、と思い知らされるのかもしれませんね^^;

そこで、沖縄に移住をするのならば、生活は生活、趣味は趣味として、メリハリをつけた暮らしを心掛けることが大切です。

暮らしづらい気候

沖縄は湿気が多いことで有名です。ですので、カビで衣類や家具をダメにしないように、外出の際には窓を開けるなどの湿気対策が大切です。

毎日スコールのような雨が降り続く雨季のような時期もあります。また、海が近いことで塩害がひどく、家の玄関の扉から自転車のフレーム等、色々なものがすぐ錆びてしまいます。

沖縄で暮らすならば、部屋に除湿器を備えてカビ対策をし、塩害による錆も気にならないように、中古車を利用するといった湿気対策が必要です。

整備されていない交通機関

沖縄県内では、那覇市内を走るモノレール「ゆいレール」の他に電車は無く、基本的な移動手段は車となります。典型的な車社会でありながら、代表的な道路は国道58号線しかないことから、宜野湾市や浦添市から那覇市へ通勤・通学する人よって、ひどい渋滞が起こります。

また、海に囲まれた島であることから、県外への移動手段も不便です。例えば、同じく遠地にある北海道であれば、新幹線で移動することも出来ますし、北海道内にはJR網が整備されています。

沖縄の場合は県外に移動するのは主に飛行機となりますが、飛行機はあらかじめチケットが必要になりますよね。まして混雑していても立ち見では乗車できません(^_^;)

やはり列車のように、思い立ったらすぐ行動!みたいに気軽に乗れる感じではないですね。

危険な外来生物

温暖な気候の沖縄には、危険生物や東南アジアの外来種が多く存在しています。その中でも、よく遭遇するのが、「アフリカマイマイ」と言われるカタツムリです。

名前は可愛いのですが、素手で触ると寄生虫にやられてしまうかもしれない危険な昆虫です。。

そして、沖縄で有名な危険生物と言えば、猛毒を持った「ハブ」です。ハブと遭遇するのは珍しくなく、実際に生活の身近なところいることから注意が必要です



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あらかじめエリアの特徴を理解しておこう

沖縄に移住する前に、知っておくべき4つの事をご紹介しました。あらかじめ知っておくことで、対策も立てやすいですよね。次に、移住する前に沖縄のエリア別の特徴を理解して、移住先の検討材料にして頂ければと思います。沖縄では、場所的な観点から、

  • 沖縄本島の北部エリア
  • 沖縄本島の中南部エリア
  • 石垣島や宮古島等がある沖縄本島周辺の離島エリア

の3つに区分されます。この3つのエリアでは、道路状況や賃貸住宅の事情は大きく異なり、生活の特徴も変わることから、移住地を探す際には注意が必要です。

沖縄本島の北部エリア

北部エリアは山原(ヤンバル)と呼ばれる山々が連なり、沖縄美ら海水族館などの観光スポットがたくさんあります。

特に、西海岸にはリゾートホテルが立ち並び、沖縄を代表する観光エリアとなります。沖縄本島の北部エリアは観光事業が中心となり、観光客との共存した生活になります。

沖縄本島の中南部エリア

同じ沖縄本島でも中南部エリアでは、那覇市を中心に都市機能が集中をしています。商業施設が建ち並び、都市開発が進む一方で、首里城跡などの世界遺産も共存するエリアです。

沖縄本島の中南部エリアは事や賃貸住宅が充実しています。また道路の渋滞が多い一方で、外来生物の危険性は減るでしょう。

石垣島や宮古島等がある沖縄本島周辺の離島エリア

そして、沖縄本島周辺の離島エリアは、島ごとに異なる風景や・文化が養われていますが、それぞれが小さなコミュニティで形成された島々になります。

そして、沖縄本島周辺の離島エリアでは、自然が豊富な一面、外来生物の危険があったり、小さなコミュニティの中で、すぐに生活に飽きてしまう人も多くなります。

✓Check
沖縄には3つの顔があることを理解し、その生活環境をしっかりと理解しておくことが、移住を成功させるコツといえるでしょう。




沖縄の賃貸住宅で事前に知っておいて欲しいこと

沖縄での住居は、買うというよりも借りるケースが多くなっています。そこで、移住の専門家の私から、ぜひ、沖縄の賃貸住宅を借りる前に、チェックしていただきたいポイントを3つ、ご紹介しますね。その3つとは

  • 敷金・保証人について
  • 間取りと窓について
  • お風呂について

になります

敷金・保証人について

沖縄の敷金や更新料は、不要もしくは1ヶ月と割安です。そのため、入居時の費用は抑えられますが、退去時にはトラブルになりやすくなります。一般に、賃貸住宅を退去する時は、借りた時点での状態に戻して返すという、原状回復が条件になります。

例えば、フローリングの床に付いたキズは、民間の保険で適応されないと、敷金から修繕費に充てることになりますが、敷金が不足していると、修繕費を退去時に工面しないとなりません。

安く入居出来ても、引っ越すときに備えて、1ヶ月分は払ったつもりで貯金しておくと良いでしょう。

また、保証人(連帯保証人)についても注意が必要です。沖縄でも賃貸住宅を借りる場合は、連帯保証人が必要となります。ただし沖縄では、連帯保証人を県内の在住者に指定されることがあります。

知り合いのいない場所に移住をしてきた者にとっては、これはとても高いハードルになってしまいます。特に、石垣島や宮古島でこの傾向があるみたいですので注意が必要です。

間取りと窓について

東京圏などでは、西日の入る家を求める傾向がありますが、沖縄では西日の入る家は危険です。なぜ危険かというと、沖縄は四季が無いからです。ですので、年中、強い日差しが室内に差し込み、洗濯物を一瞬で乾かしてくれることは有り難いのですが、室内を蒸し風呂のように温めます。

沖縄県民は、海に入る時も必ずTシャツを着ていると言われるほど、沖縄の太陽の日差しは強いものです。もしも、部屋に西日が強く入る部屋に住むのならば、冷房の電気代が跳ね上がることも覚悟しなければなりません。

お風呂について

南国の島らしく、沖縄ではあまり湯船に浸かる習慣がありません。そこで、築年式の古い賃貸住宅等入居すると、浴槽が無いことに驚かされます。

浴槽に浸かる習慣のある人にとっては、戸惑うかもしれません。まして、お風呂のお湯は冷めにくいことから、追い炊き機能等も必要とされていません。最近の賃貸住宅には、浴槽も設備されているようですが、築年数の古い賃貸住宅を契約する際には、気をつける必要があります。




まとめ

今回は沖縄の生活の特徴について、移住する前に知っておきたい4つの事をお伝えしました。そして地域の特徴についてもご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

「沖縄の物価は安いだろう」と思って移住してきたけれども、「観光地で物価が高かった」という声も良く聞かれます。しかし、移住に必要な情報や知識をあらかじめ集め、自分の目的さえ明確にしていれば、沖縄移住のハードルも決して高くはありません。

もしも不安があるのならば、ショート・スティから取り組んでみることもおススメです。

移住の成功は、人によって異なるものです。どれが正解というのではなく、自分で定めた移住目的を達成することが、移住成功の尺度となります。

The life is only once(人生は一度きり)

皆さまに、素敵な移住生活が訪れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

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