日常お悩み・疑問解決ネットワーク

あなたの日常生活の疑問や悩みを解決する記事をアップして疑問や悩みを解決する手助けになるブログを目指します。

沖縄に移住する前に体験すべき『お試し移住支援』を専門家がご紹介!

こんにちは、移住プランナーの移る夢(いるむ)仲西です。

南国の楽園、常夏の太陽、訪れた事がある人なら、憧れの沖縄へ移住をしてみたいと誰もが思うのではないでしょうか。

青い海で思いっきりスポーツを楽しみたい!真っ白な砂浜で、のんびりと時間を忘れて過ごしたい・・・

しかし 楽園のような生活を送ることも可能ではありますが、やはり気になるのが、実際に生活してみたらどうなの?事ですよね。

そこで、国内初の移住プランナーとして、10年の経歴を誇り、400件以上の移住相談に応じた経歴を持つ私が、沖縄に移住する際に体験すべきお試し移住を支援をする自治体をご紹介します。

ぜひ、夢の実現のために、参考にしてみてください。

ご注意
ここにご紹介する内容は一例であり、ケースによってベストな方法は異なってきます。
ですので、参考情報としてご覧くださいね。

私がおすすめする沖縄のお試し移住の支援策

沖縄の各自治体では、就業・就農・起業支援事業、住宅・土地に提供等に対する補助事業、子育て支援事業、そして移住者向け住宅提供事業等があります。

今回、移住の専門家の私が、移住者向け住宅提供事業を実施する、5つの自治体を紹介いたしますね。




国頭村(沖縄本島北部)

沖縄本島最北部に位置する国頭村では、「ヤンバルクイナ」で有名な、山原(ヤンバル)の自然を活かした体験型観光事業が盛んです。その国頭村では、移住定住のステップとして、2カ所の体験住宅が用意されています。

体験住宅は、地域の人とゆっくり交流ができるように、1泊2,000円で、最大13泊までの利用ができます。

お問い合わせは、国頭村企画商工観光課まで。 TEL:0980-41-2101(代表)

東村(沖縄本島北部)

沖縄本島北部に位置する東村は、人口1,900名と本島で最も人口の少ない村です。その東村では「東村子育て田舎暮らし体験住宅」を整備し、1泊1,500円で、最大13日間の利用ができます。

また、東村では「東村定住促進住宅」も整備し、世帯主が40歳未満の者又は中学生以下の子供を扶養する子育て世代の定住支援を目的とした賃貸住宅の供給も実施しています。

こちらは、一戸建てが家賃35,000円/月、アパートタイプの集合住宅では、1Kタイプが29,000円、1LDKタイプが31,000円、2LDKタイプが35,000円、そして3LDKタイプが45,000円になります。

お問い合わせは、東村役場企画観光課まで。TEL:0980-43-2265

粟国村(沖縄本島周辺離島)

粟国村は沖縄本島那覇市の北西60kmの海上に浮かぶ、人口約700人の小さな離島です。その粟国村では、村内に定住をするために、住宅を必要とする単身者用の定住促進住宅を、全部で6戸を準備しています。

入居者の条件は、申し込み時点で45歳未満、地域活性化に寄与しようとする者になります。家賃は月額6,000円で、最大5年間の利用が可能です。

お問い合わせは、粟国村役場経済課まで。TEL:098-988-2033

伊是名村(沖縄本島周辺離島)

伊是名村は沖縄本島の北方に位置し、4つの小さな島から成り立つ、人口は約1,700名の村です。

その伊是名村では、「伊是名らしい古民家修復・復元事業」を立ち上げ、Uターン、Iターン者向け定住住宅として活用しています。

入居対象者は、伊是名村への移住を希望する40歳以下とし、家賃は月額30,000円で、最大5年間の利用が可能です。

お問い合わせは、伊是名村役場・企画政策課まで。TEL:0980-45-2001

多良間村(沖縄本島周辺離島)

多良間村は宮古島と石垣島とのほぼ中間に位置した、2つの島から成り立っています。

昔から、航海上の要所として栄えた多良間村は、南洋に浮かぶ癒しの島として、「日本の最も美しい村」連合にも加盟しています。

その多良間村では、「多良間村定住促進住宅」を整備し、村の産業の振興及び村の活性化に寄与するI・Uターン者や特殊資格者で、引き続き5年以上住む者に、住宅を賃借しています。

また、多良間村では5年以上の定住する意思のあるものが、自ら居住するための住宅を建築又は購入した場合に、奨励金を公布する事業を実施しています。

お問い合わせは、多良間村役場まで。TEL:0980-79-2011



スポンサーリンク

特に沖縄でお試し移住を強くすすめる訳とは

旅行とは違い、実際に生活してみると様々な問題に直面する事は珍しくありません。特に沖縄に移住した8割が3年以内に帰るという、信じられないデータがあるのです。

沖縄に移住をする人には、旅行体験から衝動的に移住を決断する人が多く、それが定住率の低さに繋がっていて、移住して3年以内に、沖縄への移住を後悔して戻ってしまう人の割合が、何と8割にものぼっているのです。

8%でも低くはないかなと思うのですが、80%ともなると異常な高さであると言わざるを得ませんよね。帰ってしまう人の多くが、旅行で沖縄に惚れ込み移住したものの、下調べが足りなく、こんなはずじゃなかった…と後悔しているのです。

だからこそ、私は沖縄に移住をする際には、ショート・スティ(お試し移住)を体験し、沖縄の風土や気質を学ぶことが効果的だと考えています。

当ブログでも、80%もの人が移住に失敗してしまうという事を特集して、原因と対策についてご紹介していますので、こちらも参考にしてみてくださいね。
沖縄に移住して失敗!4つの理由と対策を専門家がアドバイスします!




移住の支援を受ける際の注意点

ご紹介したとおり、沖縄の各自治体では、移住支援に加えて仕事・住まい・子育て・健康等の項目で、移住支援事業を実施しています。

そこで、移住のプロの私から、沖縄の各自治体が実施する移住支援事業を受ける際に、注意していただきたいことについて、2つ説明をいたします。その2つとは

  • ショートステイで制限が設けられている事も
  • 仕事の情報が手に入りにくい

となります。

ショートステイで制限が設けられている事も

まず、私がおススメ事業としてご紹介をした、「移住者向け住宅提供事業」では、利用できる対象者の年齢を制限(特に、若年層)しているケースが多くなります。

このように、移住体験者事業として年齢を制限しているのは全国的にも珍しく、沖縄の特徴でもあります。なかには、単身者に限定しているケースもあり、移住体験住宅や住宅提供の利用時には注意が必要です。

仕事の情報が手に入りにくい

仕事に対する支援事業は、全国の自治体と比較しても弱く、求人情報の紹介では、ハローワーク情報の提供にとどまっている自治体が大半です。

「沖縄では仕事を見つけにくい」といった声も良く聞かれます。

そこで、沖縄で仕事を探すのであれば、自治体からのハローワーク情報だけでなく、民間の人材派遣会社を頼るのも効果的です。

特に、沖縄には県内専門の人材派遣会社も多く、これまでの実績等を比較して活用してみは如何でしょう。

✓Check
自治体が実施する支援制度は毎年度、更新されることから、利用時は各市町村のホームページ等を確認するように注意してください。




沖縄の自治体が積極的に取り組む、移住体験ツアーをご紹介

沖縄の自治体には、移住を検討する人に向けた、暮らしと仕事の体験ツアーを実施しています。また、主に沖縄本島に移住をした人が、更に沖縄本島周辺の離島へ移住を希望する際に、その支援を目的とした離島体験ツアーもあります。

更には、沖縄に何度も観光できているような「沖縄フリーク」の人を対象とした、地域の行事への参加ツアーも計画されていたりと様々な取り組みがされているのです。

そこで、沖縄の自治体が取り組む、移住体験ツアーを書き出してみましたので、ぜひ、ご参考にしてみてください。

自治体名目的ツアー名お問い合わせ先
石垣市仕事体験「福祉のお仕事」ツアー石垣市役所企画政策課 TEL:0980-82-1350
名護市仕事体験「福祉のお仕事」ツアー名護市役所 TEL:0980-53-1212
伊是名村離島体験「保育士で島暮らし」体験ツアー伊是名村役場 TEL:0980-45-2001
粟国村離島体験「島の伝統行事」体験ツアー粟国村役場 TEL:098-988-2016
多良間村地域参加島の運動会に参加する「離島生活体験」ツアー多良間村役場 TEL:0980-79-2011 
名護市地域参加子ども豊年祭に参加する「やんばる暮らし体験」ツアー名護市役所 TEL:0980-53-1212
与那国町地域参加豊年祭に参加する「離島生活体験」ツアー与那国町役場 TEL:0980-87-2241




まとめ

今回は、沖縄へ移住する際の各自治体が実施する支援制度から、移住のプロの私がおススメするものを抜粋してご紹介をいたしました。

移住を実現し、成功をさせるのは、決して容易ではないかもしれません。しかし、沖縄では、仕事、農業、漁業、起業等、それぞれでサポートをする体制が整っています。そして、沖縄にはたくさんの移住の先輩がいます。

もしも、沖縄への移住に少しでも不安を感じるのならば、移住体験支援制度の利用や、体験ツアーへの参加から入ってみては如何でしょうか。そこから、たくさんの仲間を作ることで、移住への不安を払拭していくことになるでしょう。

The life is only once(人生は一度きり)

皆さまに、素敵な移住生活が訪れることを願っています。

最後までお読み頂きありがとうございました、移る夢(いるむ)仲西でした。

スポンサーリンク


UA-43571241-3