こんにちは、猫を『ぬこ』と呼ぶほうがしっくりくるみっつです(^_^;)
ペットとして犬と人気を争っている猫ですが、最近は犬を上回るような勢いですよね!
私も昔は犬派でしたが、今ではどちらかと言うと猫派になりました。
集合住宅住まいなので今は猫を飼うことが出来ませんが、年に何回か猫カフェに行って癒やされています。
そして、いつの日か猫を家で買うことを夢見ているのでした(^_^;)
猫カフェにいると、ガリガリッという音が時々聞こえて来ます。そう、それは猫の爪とぎです!
爪とぎは猫の本能なので仕方ないし仕草は可愛いですよね。
でも、
あぁ~!ソファや壁紙がボロボロ・・・
と嘆いている飼い主さんも多いでしょうね。
そこで今回は、猫が爪とぎをする際の対策について、徹底的に調べてみた事をご紹介したいと思います。
■目次(クリックすると飛びます)
猫の爪とぎ対策の5か条とは
爪とぎで悩んでいるのはあなただけではありません。
猫も悩んでいるかもしれませんよ。
猫と末永く仲良く暮らすための、爪とぎ対策5か条とは
- 爪とぎ器を準備する
- 爪とぎ対策の板やシートを利用する
- 定期的に爪を切る
- 障害物を設置する
- 言葉でしかったりほめたりする
となります。
第1条 爪とぎ器を準備する
爪をとぐのは猫の本能だと言われていますよね、ですので爪とぎをやめさせる事はできません。
であれば、壁紙やソファを傷つけられない対策を練る必要が出てきます。
そのために必要なのが、爪とぎ器です。
爪とぎ器には様々な材質があり、木製や縄製、ダンボール製、カーペット状のものまであります。
まず、いくつか爪とぎ器を用意して、あなたの猫のよく通る場所やお気に入りの場所に置いてみてください。
よく行く部屋や場所にひとつずつあると親切です。そこで猫が爪とぎをしてくれたら、大成功ですよ!
もし、爪とぎ器を設置したにもかかわらず、壁やソファで爪とぎをしてしまうようなら、設置場所が悪いのかもしれません。
そして、設置した爪とぎ器が気に入らない可能性も考えてみてください。猫には、自分が気に入った爪とぎ器を買うことは出来ないですからね。
こんな爪とぎ器はいやだにゃ
なんて思っているかもしれませんよ!
またソファで爪とぎをされちゃった・・・
となど嘆かないで、根気よく設置場所や爪とぎ器を変えてみると、きっと良い場所が発見できると思います。
楽天市場やAmazonでは、非常に多くの爪とぎが取り揃えられているので、きっと気に入る爪とぎが見つかりますよ!
第2条 爪とぎ対策の板やシートを利用する
猫はツルツルとした感触が嫌いのようですね。
それを利用して、爪とぎをされたくない場所には、ツルツルとしたシートを貼ると効果的です。
爪とぎ対策用の板やシートが市販されているので、壁や家具の腰高あたりまで貼ってみるのも、爪とぎの対策には有効であるようです。
透明なタイプもありますので、目立たせたくない場合にはオススメです。
他に対策としては、猫が嫌う臭いや味をつけられる忌避剤というものもあります。
しかし、個人的にはそこまで猫に不愉快な思いをさせなくても、と思ってしまいます。
私たちも嫌いな臭いをかぐといい気持ちはしませんから、猫にそういう思いをさせるのは可哀そうって考えてしまいます。
第3条 定期的に爪を切る
猫の爪は一定以上は伸びませんし、爪切りをしたからと言って爪をとがなくなるというわけではありません。
爪とぎは爪とぎとして、猫にとっては大切な日々の習慣なのです。
先端のつんつんした部分をまめに切ってあげていれば、爪とぎの頻度は多少変わってきます。
万が一爪とぎ器以外の所で爪とぎしてしまっても、大事な壁紙やソファのキズは少なくて済みますね。
そして何よりも、爪が衣類やカーテンなどに引っかかって、大切な猫がケガしてしまう可能性もありますので、爪切りは必須です。
当ブログでは、猫の爪切りの方法についてもご紹介していますので、よろしければご覧くださいね。
⇒猫が爪切りを嫌がる!成功させる5つのポイントと2つのNGとは?
youtubeを見ていたら、猫の爪とぎにも個性があるのだな、と思わせる動画を発見したので、ご紹介しますね。
第4条 障害物を設置する
これは単純に、猫に爪とぎしてほしくない壁や家具の前に、猫の通行を妨げるためのものを置くということです。
お気づきになっているかもしれませんが、猫が爪をとぐ際には、ある程度のスペースが必要となります。
ものを置くことによって、爪をとげるスペースを作らないという狙いです。
置くのにオススメなのは、小さな家具、たとえばマガジンラックや家電や観葉植物などです。
でも、置いたもので猫がケガするような可能性もあるので、形状や置く角度に注意する必要があるようです。
植物もアジサイやツツジの仲間は、猫にとっては有害な物質が含めれているので、置かないように気をつけてあげてくださいね。
第5条 言葉でしかったりほめたりする
猫は犬と違って、人間に従おうとする気持ちが少なく、マイペースであるように思います。
ですので、爪とぎをして厳しくしかったりしても、効果が薄いと考えられますよね。
逆に、優しくされると嬉しくなり、もっとそうしてほしいと願うのではないでしょうか。
猫には言葉をかけてやることも大事ですが、より喜ぶのはスキンシップかなと考えます。
猫って撫でて欲しいって要求しているように思える事ってありませんか?きっと撫でられのが好きなのでしょうね。
爪とぎで爪とぎをしていたら
よく出来たね~!(≧▽≦)
と声をかけて寄っていき優しく撫でてあげると、猫も悪い気分にはならない気がしませんか?
何回か繰り返していると、ここで爪をとぐのは良い事だと考えてくれるかもしれません。
逆に爪とぎをしてほしくない場所でされたとしても、そこではだめなんだよ、と優しく接する事が大切だと思います。
そもそもどうして爪とぎするの?
猫が爪をとぐのには立派なわけがあります。
それは本能によるものですが、意味合いとしては大きく分けて2つ考えられるようです。それは
- 爪自体が猫の仕事道具であるから
- フェロモンをこすりつけたいから
となります。
本能1・爪自体が猫の仕事道具であるから
猫にとって、爪というのは体の一部であり、大切な道具です。
猫は爪で物をとったり、また木にも登らなければなりません。そして、縄張り争いなどで戦う際には、爪が大きな武器になるのです。
私たちも、使う道具は手入れをしますよね。野球選手がバットやグローブを手入れするように、猫も爪をとぐのです。
そう考えると、猫が爪とぎをするのは自然な事だと思いますよね。
本能2・フェロモンをこすりつけたいから
猫の爪先である肉球にはフェロモンがあります。
猫は爪とぎをしながら肉球をこすりつけることによって、マーキングをしています。
マーキングをする事によって、ここが自分の縄張りであると主張しているというのです。
ですので、爪をといでその場所にフェロモンをこすりつけるのは、猫にとっては大事な仕事と言えますよね。
おおらかな気持ちで見守るのが大切
爪とぎの対策をたてて実行したら、あとは気長に猫の様子を見守ってみましょう。
最初のうちは、対策をした場所で爪をといでしまうかもしれませんが、厳しくしかったり怒鳴ったりするのはやめた方が良いでしょう。
猫はたとえしかられても、しかられないようにちゃんとしよう、とはまず思わないですもんね。
あまり口うるさく言ってしまうと、今までせっかく頑張って築いた信頼関係を、損ねることになってしまうかもしれません。
先ほどもお話しましたが、猫が爪をとぐのは本能です。その本能を、人間の都合で変えてもらおうとするのですから、おおらかな気持ちで見てあげてくださいね。
ソファをちょっとくらいガリガリやられたっていいじゃない!猫なんだもの
と笑って済ませるくらいの大らかさで猫とつき合ってみませんか。
まとめ
今回は、猫の爪とぎの対策についてお伝えしましたが、いかがだったでしょうか?
猫を飼いたいけど、爪とぎだけはかんべんしてという気持ち、わからないわけではありません。
だって、大切な家具や壁紙が傷ついてしまうのですからね。
しかし猫にとって、爪とぎは本能なのです。本能なのでやめさせる事は出来ませんよね。
であれば、飼い主である人間がしっかりと対策をしてあげる事が、猫にとっても人間にとっても幸せなのではないでしょうか。
そして、せっかく出会った猫と、末永く仲良く暮らしてくださいね。
最後までお読み頂き、ありがとうございました、みっつでした。