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アゲハ蝶の幼虫!食べ物など実際に飼った経験を伝授します!

あっ!アゲハ蝶が飛んでる!きれいだなぁ、と目で追いかけたことはありまんせんか(^-^)ひらひらと飛び回る姿は、とても優雅で美しいですよね。

そんなアゲハ蝶、「家で飼いたい」なんてお子さんにお願いされたことはありませんか?

虫捕りが大好きな我が家の息子は、アゲハ蝶を見かけると虫取り網を持って走っていきます。そして捕まえると「やった!」とばかりに大喜びです。そんな息子が、アゲハ蝶の幼虫を見つけて育ててみたいと言い出したのです。

エッ!飼うの?難しそうだから無理無理、そんな軽々しくは飼えないでしょう。。。アオムシはなんだか怖い。エサはどうするの?

なんて事が頭に浮かんだのですが、実は幼虫の食べ物さえ間違わなければ、意外と簡単に育てることができました。そして飼ってみると、色々な発見がありますよ。

今回はアゲハ蝶の幼虫の食べ物や飼育方法について、我が家で飼育した経験を元にご紹介していきます。

ご注意
ご紹介する内容は、筆者の思いや推測が含まれています。また正確さを保証している訳ではありませんので、御理解の上お読みください。



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アゲハ蝶の幼虫の食べ物やあげ方

飼育をする時に一番問題になるのは、食べ物ではないでしょうか?

生き物ですから、食べ物のお世話は欠かせません。どんな物をエサにすればいいのか、そしてエサのあげ方をご紹介します。

アゲハ蝶の食べ物は?

アゲハ蝶の幼虫は柑橘系の植物を好みます。これらの木に卵を産み、そこで幼虫が育っている場合がほとんどです。具体的には

  • ミカン
  • ユズ
  • カラタチ
  • サンショウ
  • スダチ
  • レモン

などです。これらの木が手に入れば、エサの確保も出来るという事ですね。アゲハ蝶が多く飛んでいる場所があれば、きっとエサになる木が近くに生えているはずです!

我が家では近くに自生しているスダチの木があり、そこから枝を小さく何本か切って持ち帰っています。ですが…そう簡単に柑橘系の木が見つかるとは限りませんよね。都会などでは特に難しいかもしれません。

公園や自宅の木に植えている木を勝手に切る訳にはいきませんものね。そんな時は、ホームセンターなどに売られている小さな鉢や苗木を調達しても大丈夫!

買ってきたら葉に水をしっかりかけて農薬を洗い流してあげると安心です。

楽天市場でも、柑橘系の木を販売しています。通販なので自宅まで届けてくれるのが有り難いですね!
⇒楽天市場で柑橘系の木を見てみる。

食べ物の与え方

アゲハ蝶の幼虫にエサをあげる方法について、枝を切ってエサにする場合と、鉢や苗をエサにする場合にわけて説明します。
   

枝を切ってエサにする場合

    

  1. 小さな空きビンに水を入れて枝をさす
  2. 飼育ケースの大きさによりますが、15センチ程度に切るのが目安です。

  3. 瓶の入り口をティッシュなどを詰めてふさぐ
  4. ビンの入り口が空いたままだと幼虫が落っこちておぼれてしまいます!このひと手間はとても大事です。
        

  5. 飼育ケースにビンごと入れます
  6. 水に入れているので枝も長持ちしますよ。枝がしおれたり葉を食べつくしたら交換します。
    または、枝の切り口に濡らしたティッシュを巻いてアルミホイルやラップでおおい、飼育ケースに入れる方法も。この場合はビンを使うよりも少し枝がしおれやすい気がしています。

鉢や苗をエサにする場合

飼育ケースに鉢や苗が入る場合をケースを縦に置き、そのまま苗と幼虫を入れて飼います。苗が枯れないよう水やりを忘れずに!

実はこれが最も簡単で手間いらずな方法です。エサ交換やしおれる心配がありません。

我が家は、この方法でエサを与えていました。3歳の息子も一緒にビンと枝をセットしてくれました。「幼虫さんおぼれちゃったら大変だものね!」とビンの口にティッシュを詰める作業も真剣そのもの。

そして枝の上に幼虫をそっと乗せ…飼育ケースに入れて完了!毎日熱心に観察していました。どうして子どもってこんなにアオムシが大好きなんでしょうね(^^;)
 

「アゲハ蝶」と「キアゲハ」の食べ物は違うので注意。
とても似ているチョウに「キアゲハ」という種類がいますが、食べ物が全く違います。
キアゲハは、セリ科(ニンジンの葉、パセリ、など)を好みます。エサが違うと幼虫は十分育ちません。間違えないようにお気を付けください!

 



アゲハ蝶の幼虫を飼うのに必要なもの

次に、アゲハ蝶の幼虫を飼うのに必要なものを2つご紹介します。その2つとは

  • 飼育ケース
  • ケースの中に敷く紙

となります。次にそれぞれについて解説していきます。

飼育ケース

プラスチックの透明なものが良いでしょう。ホームセンターや100均でも色んなサイズが売られています。生まれたての小さな幼虫の時期はトマトの空きパックやタッパーなどで代用してもいいですね。

どんなサイズの飼育ケースでも幼虫は育ちますが、少し大きめを選んでおくとお世話もしやすく、幼虫も動き回ることができます。

ケースの中に敷く紙

キッチンペーパー・コピー用紙がオススメです。ケースの中にはどうしても糞が溜まります。中に紙を敷いて取り替えるようにすると、お世話がラクに!   

この2つと食べ物さえあれば、幼虫はちゃんと育ちますよ。ケースも清潔に保てます(^-^)

我が家は幼虫を発見して息子が持って帰る!と言い出した時、まだ飼育ケースを持っていなかったため、トマトパックに入れて対応しました!

意外と、家の中にあるものでなんとかなることも多いですね。





    

アゲハ蝶を飼うのに気を付けたいポイントとは?

アゲハ蝶の幼虫を実際に飼ってみると、とても簡単に飼えることがわかります。ですが、これだけは気をつけて欲しい!という事が1つだけあります。それは

エサ切れに注意する

という事です。

特にサナギになる前の幼虫は食欲旺盛です!卵から産まれて20日ほどの間に幼虫からサナギになり、そしてチョウへと変身していきます。

少しの期間ですので、食べ物を切らさないように注意してあげてくださいね。

我が家では蝶になるまで飼育しました

我が家では幼虫がサナギになりアゲハ蝶に羽化させたこともあります。息子が飼っていた幼虫はすっかり大きくなり、サナギになる場所を探しているのか忙しそうに飼育ケースを動き回っていました。

そしてある朝、ついにサナギになっていたのです!

初めは色が緑色だったサナギも1週間が経つ頃には、だんだん黒っぽく…中のアゲハ蝶の色が透けて見えるようになってきました。

「いつアゲハ蝶になるかな?まだかなまだかな?」子供たちも期待が高まります。そして約10日ほど経った朝、アゲハ蝶の姿になっていました。

サナギから抜け出したばかりのシワシワの羽根をゆっくり乾かしています。その日のお昼頃、すっかり羽根が乾いたアゲハ蝶は外に放してあげました。

元気よく飛んでいき、息子は「ばいばーい!」大きな声をかけていました(^-^)アゲハ蝶の見事な変身には家族みんなで驚きました。

こんな飼ってみないとわからないことだったね!育ててみてよかったね!と家族で盛り上がりましたよ(^-^)



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まとめ

今回は、アゲハ蝶の幼虫の飼い方についてご紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

子どもが生き物を飼いたい!と言い出した時、親としては

「飼いたいと言っているものをダメというのはどうなんだろう・・・」
「飼ってあげたいけど生き物なんだから、エサはどうしよう?!」

など、一瞬悩んでしまいますよね。私も飼育する前はそうでした。数日だけの飼育だよ。とお約束して、あとは元の場所に返してあげてもいいんです。

少しの間飼育して観察するだけでも、外で見ているのとはまた違った発見がたくさんありますよ。アゲハ蝶の幼虫は柑橘系の葉っぱさえ手に入れば、お世話はそんなに手間はかかりません。

お子さんはきっと飼育ケースに釘付けになってじ~っくりと観察すると思います(^-^)とっても貴重な体験になりますよ。

もしも長く育てることができて、幼虫が脱皮するところが見られたり、サナギになってアゲハ蝶に羽化した時にはとっても大きな感動が待っていると思います♪

ぜひお子さんと一緒に大事に育ててみてくださいね!

最後までお読み頂きありがとうございました。

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