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絵手紙で年賀状!書き方のポイントや添える言葉・描き方を徹底研究!

こんにちは、吉川 百です。

絵心がないのに絵手紙なんて・・・と思っているあなた、だいじょうぶです。

私などは、パンダを描いているつもりなのに子供に「牛?」と言われても、もうショックも受けないほど絵の下手さを自覚しています。





しかし、懐の深い絵手紙の世界では、どんなに絵が苦手でも言葉選びが苦手でも、あたたかいお便りを描きたい・創作に熱中したいという真心さえあれば、そこで楽しむことが許されているのです。

むしろ、へたくそなくらいの方が味わいがあって素敵な作品になりがちだ、ととらえる向きもあるほどです。

ところで、毎年恒例の年賀状、あなたは手書きでしたためておられるでしょうか?

印刷業者さんに注文して終わり、ではないですか?印刷した年賀状は、見た目は綺麗ではありますよね。ただ、人間味がなく味気なく感じてしまうのではないでしょうか?

ですので、今年はぜひ絵手紙で年賀状を書いてみてください。

今回は、絵手紙で年賀状を書くポイントをご紹介致します。

皆さんがよく悩まれる、絵手紙に添える言葉も、お正月バージョンをより深く掘り下げます。

そして、当ブログで実際に描きながら絵手紙の描き方について解説している記事もご紹介しますので、楽しみにしてください!

細かいことにこだわらなくても、温かみと情緒豊かな雰囲気で受け取る方を喜ばせることができる絵手紙。

自信がないわ、とお思いのあなたも、読み終わる頃には絵手紙を書きたくてうずうずしてくださっていると嬉しいです。

お飾り (2)

絵手紙の年賀状の書き方のポイント

絵手紙で年賀状を書く場合のポイントをまとめてみます。

大らかで温かい雰囲気が大切でありながら、おさえるべきマナー・礼儀はしっかりおさえる、そこがまず、いちばん重要なとことです。

①年賀状のマナー・ルールを知っておく。
②華やか派も味わい派もシンプル派も、明るい色を使う。
③主役の絵と文字を描いたら、周囲におめでた絵柄を配置する。
④手作りハンコを作って活用する。

次に、それぞれの解説をしてまいります。




①年賀状のマナー・ルールを知っておく。

どんなにユーモラスでも無礼講でも、最低限のマナーを守ることが、受け取られた方に「さすが!」と思わせ、またどなた様にもご不快を与えないポイントです。

いまさら・・・とお思いにならず、ひと通りお目通しくださいね。

・元日~1月7日の間に届くように送る(7日を過ぎてしまう場合は「寒中見舞い」として出しましょう)。

・賀詞をつける。

賀詞とは、お祝いの言葉(祝詞)のことで、年賀状でいちばん目を引くご挨拶を表すものです。

目上の方には四字か改まった文章で表現するのが適当とされます。

  • 謹賀新年
  • 恭賀新年
  • 謹んで新年のお慶びを申し上げます

など。

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友人や目下の方には、カジュアルな1・2文字が向いています。

  • 賀正
  • 迎春
  • 新春
  • 寿

など。

もちろん、あけましておめでとうございます、は使えます(これはどなた宛にも使える言葉です)。

・昨年お世話になったお礼や、今年もおつき合いをお願いしたい内容をどこかで表現するのが望ましいです。
・縁起の悪い言葉を使うのは避けましょう。

  • 離れる
  • 別れる
  • 倒れる
  • 枯れる
  • 破れる
  • 落ちる
  • 失う
  • 去年

など。

  • 去年の意味を用いたい場合は、昨年・旧年と表しましょう。
  • 年号を入れる。
  • 氏名・住所・郵便番号は必ず忘れずに書き添えましょう。
  • 初詣

    ②華やか派も味わい派もシンプル派も、明るい色を使う。

    新年をお祝いする門出の意味合いの年賀状ですから、いつもよりも明るく賑やかな気分になれる色を選んで絵を描きます。

    多くの色を使わなくても、発色の良い色・金・銀などを用いて、いつもとは違う演出でお正月の趣きを出すと良いでしょう。

    墨絵などでも構わないとは思いますが、暗すぎる雰囲気ですとお正月にミスマッチになります。

    描くモチーフを楽しいものにしたり、ワンポイントで朱色や金色を入れるなど、華やかさを添えてみると良いかもしれません。

    ③主役の絵と文字を描いたら、周囲におめでた絵柄を配置する

    たとえば構図を決めて鯛を描き「おめでたい ありがたい」と文字を書き添えたとしましょう。

    いつもの絵手紙ならばそこで終わっても良いですが、華やぎをプラスしたいですので、余白に大小の梅の花を絵柄としてちりばめてみましょう。

    その他にも以下の様なものがあります。

    • 扇子
    • ひょうたん
    • 手鞠
    • 独楽(こま)
    • 鏡餅

    上記のものは、柄として優秀な脇役にもなります。

    ④手作りハンコを作って活用する。

    いつもなら、書きたい相手に書きたい枚数を書けば良い絵手紙ですが、年賀状はある程度の枚数を書き上げなくてはなりません。

    そこでおすすめしたいのが手作りハンコです。

    手描きの風合いはそのまま、押すだけで味が出て立派な絵手紙に。

    また基本のパーツだけをハンコで作って、絵を描き足しても制作がスムーズになります。

    ここで、消しゴムでハンコを作る方法を教えてくれる動画をご覧に入れます。

    消しゴムハンコは、イモや木と違ってやわらかく加工がしやすいのでおすすめです。

    ちょこっとイラストで消しゴムはんこ年賀状(小学館)

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    絵手紙の年賀状に添える言葉

    絵手紙で年賀状を書く以上、ふつうの年賀状ではつまらないとお思いになりませんか?

    先ほどご紹介したルールに則して書くのは大切ですが、ルールにもアレンジがあって良いと思います。

    たとえば、賀詞は通常いちばん大きな文字で書きますが、あえて小さくして、他の語句を目立たせても良いかもしれません。

    逆に文字は厳選した賀詞だけにして、絵に凝り、他に言葉は添えないという方法もあるかと思います。

    ここでは、言葉を添えたい方向けに、絵手紙の年賀状に添える言葉をご提案します。

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    テクニックその①ごく普通の言葉の頭に「初」をつける

    趣味のお仲間にお便りを出す時に、その用語の頭に「」をつけてみましょう。

    たとえば

    • 初ゴルフ
    • 初旅
    • 初泳ぎ
    • 初競馬
    • 初詠み
    • 初ダンス

    という具合です。

    そして、そのあとに勧誘をうかがわせる言葉を短く足します。

    たとえば

    • ごいっしょに
    • まだかな
    • 待ってます
    • いつにする?
    • 電話して
    • メールちょうだい

    など。

    つなげてみるとこうなります。

    初ゴルフ、まだかな。

    初旅、いつにする?

    これは、今年もおつき合いをお願いしたいという気持ちを表現する年賀状の心に添っていますよね。

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    テクニックその②多くの単語を柄のように散りばめる

    お正月は、絵も言葉もすてきなモチーフがたくさんあります。

    そこで、小筆を使って、葉書一面に柄のように単語と絵を散りばめて描いてみましょう。

    たとえば、中央に「寿」「」などの賀詞を少し大きめに書いておき、あとはランダムでも規則的にでも、お正月の言葉とそれに合う小さな絵をいくつも描きます。

    テクニックその③シンプルに、絵と文字で意味の連携をとる

    たとえば、熱燗の絵を描いて「酌んで待つ」と書き添えるのはどうでしょう。

    このようにすれば、何通りも言葉を作ることができます。

    おせち料理の絵→「あなたの分もあります

    寝正月の絵→「ひょっとして、あなたも?

    歌留多・独楽などの絵→「いざ、勝負

    など、お誘いや今年もよろしくお願いしますの意味合いを、ユーモアを交えて表現してみましょう。

    いつどこでなどとわざわざ書き足さないのが、絵手紙の粋なところかもしれません。

    ☆使える!お正月を表す言葉

    先ほど、絵手紙に添える短文の作例をご紹介しましたが、そういった短文にも使えて、単語だけでも十分に味わいのあるお正月の言葉を集めてみました。

    お飾り・お年玉・おせち料理・鏡餅・書初め・数の子・門松・歌留多・独楽・猿回し・獅子舞・注連縄・新年会・鯛・ひょうたん

    双六・雑煮・宝船・田作り・手鞠・屠蘇・日記始・寝正月・年酒・年酒組む・羽子板・初日の出・初詣・福引・福笑い

    季節ごとの絵手紙に添える言葉については、以下を参考にしてみてくださいね。

    絵の描き方にコツはあるの?

    絵手紙というくらいなので、絵手紙には絵は欠かせませんね。でも、絵を書くのは苦手だと感じている方も少なくないと思います。

    最初にご紹介しましたが、私はパンダを描いて子供に『牛?』と言われてもショックを受ける事はなくなりましたが(笑)、『絵は苦手』とか『下手だから人には見せられない』などと思っている方も。コツさえつかんでしまえば大丈夫ですよ!

    一番大切なのは、受け取る人に心を込めて描く事です。これさえ出来れば、どんなに綺麗で整っている絵よりも受け取った人は感動してくれるのです。そして、いくつかのポイントを押さえれば大丈夫。

    そんな絵手紙の描き方について特集している記事がありますので、よろしければ参考になさってくださいね!絵心がない、下手だと感じている当ブログの管理人が絵手紙作りにチャレンジしているのも見ものですよ(^_^;)

    絵手紙を書くのに便利なグッズ

    ここまで絵手紙で年賀状を書くときのポイントをご紹介してきました。

    絵手紙って、思っていたよりも簡単なんだ!、今年の年賀状は絵手紙にチャレンジしよう!と思って頂けたかもしれませんね。

    そこで、絵手紙の年賀状を書く時にオススメの、グッズをご紹介しますね。

    絵手紙セット9点

    筆で本格的に絵手紙を書いてみたい方向けのセットです。

    絵手紙用筆、顔彩、梅皿、硯、固形墨、水滴、画仙紙はがきのセットですので、これだけあれば他には何も必要ありません。

    消しゴムはんこセット

    先ほどご紹介した消しゴムはんこが、簡単に作れるセットとなります。

    作り方を解説した冊子もついているので、あなたが初心者でも安心して消しゴムはんこが作れます。

    まとめ

    今回は、絵手紙で年賀状を書くポイントをお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?

    あなたが、少しでも絵手紙に興味を持って頂けたら嬉しいです。

    仕事柄、私は文章の題名やテーマを考える機会が多いのですが、この訓練が絵手紙のような短文を必要とする場面で役に立っているようです。

    ふだんから、ご自分の気持ちや感想を短い文字数で表現する練習をすると楽しいですし、絵手紙作りに活かされるのではないでしょうか。

    文字面の美しい単語を際立たせるために、1度長い文章を書いてみてから無駄をカットしていくと、良い表現になると思います。

    少し物足りないくらいが、ニュアンスがあって良いかもしれませんね。

    もちろん、単語を大きく書くだけでもすてきです。

    お正月ですので、お好きなおめでたい絵を主役にして、あとは両脇に「賀正」「初絵手紙」と書くだけでも面白いかもしれません。

    絵手紙の言葉を考える時に大事にしたいのは、言葉そのものの美しさ(見た目・響きともに)、哀愁・ユーモア・気遣い、そしてメッセージであるような気がします。

    いつもあなたのことを気にしている、大切に思っている、でもそんな気持ちをあえて伝えるのは恥ずかしいですよね。

    でも絵手紙なら、さりげなくそれをアピールできるのです。

    返事を急がなければならない用件は何も書かれていないけれど、言いたいことが痛いほど伝わるから思わず気持ちを返したくなる。

    そんな絵手紙の性格を、あなたの年賀状にもぜひ活用してみてください。

    今までにない温かな年始のご挨拶ができあがることでしょう。

    最後までお読み頂き、ありがたく思います、吉川 百でした。

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