こんにちは、みっつです。宮城県北部に位置している気仙沼市。三陸地方独特のリアス式海岸の風光明媚な姿は、訪れる人を魅了してやみません。
東日本大震災の際には、大津波や大火災に襲われた光景を、テレビなどで見た方も多いと思います。
そんな気仙沼には、東北最大の有人の島である、気仙沼大島があります。豊かな自然に囲まれた気仙沼大島は見どころも多く、1年中楽しめる場所です。
気仙沼大島を観光するなら、やはり気仙沼大島に泊まるのが便利ですよね。気仙沼大島には、旅館や民宿をはじめとした宿泊施設が数多くあります。
その中でも私がおすすめなのが、
休暇村気仙沼大島
です。
休暇村気仙沼大島には、おすすめ出来る魅力が3つあります。その3つをこれからご紹介したいと思います。
そして、宿泊料金や予約、気仙沼大島への渡り方についても触れていますので、ぜひ参考にしてくださいね!
この記事を読んで頂ければ、あなたもきっと休暇村気仙沼大島に泊まりたくなりますよ!
これからご紹介する情報は、2016年11月に私が実際に足を運んだり、インターネット等で得た情報です。
内容は予告なく変更になる場合がありますので、参考情報としてご覧いただき、詳細は施設にご確認ください。
■目次(クリックすると飛びます)
休暇村気仙沼大島の3つの魅力
休暇村気仙沼大島をおすすめする3つの魅力とは
- 地元の食材を使った美味しい食事
- 太平洋をのぞむ雄大な景色を楽しめる
- リーズナブルなのに気配り満載の館内
となります。
次に、この3つの魅力について、ご紹介していきますね。
魅力1. 地元の食材を使った美味しい食事
旅先での宿での最大の楽しみの1つに、食事がありますよね。その土地の食材を使った美味しい食事、誰もが期待するのではないでしょうか?
休暇村気仙沼大島の食事も、三陸の食材をふんだんに使った期待以上のものでした。
これから、その魅力的な食事をご紹介しますね。
半バイキングの夕食
休暇村気仙沼大島での夕食は、食事処で提供されます。
中に入ってみると、このようにテーブルに部屋番号が書いてあるプレートが置いてあります。
テーブルにはすでに一部の料理がセッティングされていました。
私がいただいた夕食には、気仙沼港町会席と呼ばれていて、気仙沼の海の幸が満載です!料金は1名の宿泊で11,500円でした。
テーブルには、小鉢である帆立胡麻和えと
カニ菊花和えが。
派手さはありませんが、手の込んだ一品で、これからの料理への期待感が増していきました。
休暇村気仙沼大島での夕食は、一部バイキング形式になっています。
ご飯は普通のご飯と帆立ご飯が。
フルーツやデザートも取り放題。
スープや漬物類も自由に持っていけます。
という事で、漬物をど~んと持ってきました(^_^;)
そして、気仙沼といえばフカヒレという事で、ふかひれスープも。
メイン級が続々と登場です!
刺身の六点盛りが運ばれてきました。
カツオ、帆立、秋刀魚、銀鮭、イカ、メカジキという、いずれも地元で捕れた新鮮な魚が使われています。
どれも新鮮で美味しかったですが、フカヒレと並んで有名なメカジキが特に印象に残りました。
こちらは、石もち焼きです。石持ちってとても繊細な身なのですが、それを損なうこと焼けていて、とても美味しかったです!
こちらは茶碗蒸しです。みつばや銀杏、エビ、かまぼこ、栗と具沢山で、美味しく頂く事が出来ました。
海鮮寄せ鍋です。具はエビ、つみれ、タラ、キンメ、牡蠣、しいたけ、えのき、しめじ、白菜、マロニーなど十分すぎる種類です。
味付けは醤油ベースのような感じで、具はもちろん魚介類の出汁が出たスープが超美味でした!
まだまだ食べてしまいます(^_^;)
お品書きのメニューは一通り堪能しましたが、まだバイキングのメニューで気になるものがありました。
それは、帆立ご飯とあら汁です。お腹は結構いっぱいでしたが、私には食べないという選択はできませんでした(笑)
一応ご飯は控えめにしましたが、あら汁はみつばや布海苔(ふのり)、長ネギが入れ放題なので、貧乏性な私はたっぷりと・・・(^_^;)
最後はデザートという事で、ケーキを持ってきました。
こんな状態だった気仙沼港町会席も、とても美味しく頂く事ができて
ごちそうさまでした!
朝食も盛りだくさんです!
大満足だった夕食、次に朝食もご紹介します。席にはこのようにセッティングされていました。
中央には玉子焼き、肉団子、焼鮭、タラコ、松前漬、しそ巻きが。
和食だけではなく、ハムサラダも用意されています。
漬物やデザートもあり、朝食としてはこれで十分すぎる内容ですよね。
しかし、まだまだ料理の紹介は続きます。
何と朝から鍋が用意されていました。具は豆腐、水菜、長ネギ、しめじ、エノキです。
まだありますよ!これは何かわかりますか?私は正直言ってわかりませんでした(^_^;)
開けてみると・・・
何とベーコンエッグ!このような形で目玉焼きが出されたのは、初めてでした!
ご飯と味噌汁、飲み物はセルフで。
そして美味しく完食、ごちそうさまでした!
気仙沼と言えばやはりフカヒレ、休暇村気仙沼大島にも姿煮が味わえるコースもあるようです。
しかし、今回私がいただきました気仙沼港町会席は、多くの食材を取り入れたバランスの良い内容でした。
朝食も十分すぎるほどの量で、これで不満に感じる人はいないと思います。
旅先での宿の楽しみの食事、休暇村気仙沼大島は十分に合格点と言えるのではないでしょうか。
魅力2. 太平洋をのぞむ雄大な景色を楽しめる
最初にお話したとおり、休暇村は国立公園や国定公園に作られています。
そのため、とても景色がよく、そして広大な敷地がある休暇村が多いのです。
そんな休暇村の魅力を満喫するなら、やはり敷地を歩いて回って、豊かな自然に触れる事ではないでしょうか。
休暇村気仙沼大島も例外ではなく、素晴らしい景色のある広大な敷地を有しています。
そこで、少し早起きして、朝食前に歩いてきた様子をご紹介しますね。
ルートは3通りあります
休暇村気仙沼大島の散策ルートは、若木浜コース、地獄崎コース、十八成浜(くぐなりはま)眺望コースの3通りです。
今回は時間の関係もあるので、地獄崎コースを歩いてみる事にしました。
さあスタートです、どんな風景が待っていてくれるでしょうか?
最初はこのように、林の中を進んでいきます。
途中で、このような休憩場所も設けられているので、ゆったりと流れる時間を感じるのも良いですね!
看板も多く設置されているので、初めてでも迷うことなく歩くことができますよ。
コースの途中では、一部道路を歩くルートがありますので、この区間は自動車に注意です。
キャンプ場も併設されています
休暇村気仙沼大島には、キャンプ場も併設されています。休暇村気仙沼大島からは、車で約2分です。
夏場はお客様で大賑わいなのでしょうか、私が訪れた11月上旬は誰も利用していませんでした(^_^;)
ホームページによると通年で営業しているようですが、薪の販売は4月から10月なので、それ以外はシーズンオフって感じですね。
でも逆に写真が撮りやすかったので、キャンプ場もご紹介しますね。
こちらは管理棟になります。ここでチェックイン等をするのでしょうか。
車を直接駐車させられるオートサイトには、電源や水場、かまどが準備されています。
駐車場から荷物を運ぶ手間もなく、便利ですね!
手前のオートサイトの奥は、フリーサイトとなっています。車は駐車場に停めて、自由な場所にテントを貼る事ができます。
有料にはなりますが、休暇村気仙沼大島の風呂も利用できます。
車で来て手軽に利用できるキャンプ場、家族連れには喜ばれそうですね!
遊歩道からの絶景を楽しむ
さて、キャンプ場に別れを告げて、海沿いへと向かう事にしましょう。
歩いた日は、日の出からあまり時間が経っていないので、朝焼けのような風景にも出会う事が出来ました!
龍舞崎方面となります。普段は見る事の出来ない風景に、時間が経つのを忘れてしまいそうです。
地獄崎へ100メートルの看板が見えてきました。このコースのメインですから、向かってみましょう。
直線が多い道を進んでいくと・・・
ここが地獄崎となります。太平洋をのぞむ雄大な景色がひろがっています!
このような景色が広がっていると、ここは三陸のリアス式海岸である事がよくわかりますね。
地獄崎での絶景を楽しんで先に進んでも、こんな景色が目の前に広がっています。
このような風景を見られただけで、早起きした甲斐がありました!
この風景を見ないのはもったいない!
あなたもお気づきかもしれませんが、実は歩いている最中に1人の人とも会うことはありませんでした(^_^;)
これだけの景色なのにもったいない、寝ている場合ではないと思うのは私だけだったかな(笑)
しばらく歩くと下りになり、若木浜へと到着です。地獄崎コースで唯一、海の水を触れるスポットです。
人が誰もいないので、貸切状態でノンビリと海を眺める事が出来ました。
若木浜から宿舎までは約100メートル、階段を登っていきます。
地獄崎コースも間もなく終わり、宿舎が見えてきました。
最後まで看板がしっかりと設置されていたので、迷うことなくゴールできました!
それなりにアップダウンはありますが、歩道はしっかりと整備されて看板も多く設置されているので、旅行者に親切なコースです。
せっかく気仙沼大島を訪れたなら、私が歩いた地獄崎コースでも良いので、是非歩いて雄大な絶景に触れてくださいね。
魅力3. 気配り満載の館内
休暇村気仙沼大島は、宿泊客に快適に過ごしてもらえるような気配りが満載です。
どのような気配りがされているかと言いますと
- 浴衣が最初から数種類用意されている
- ポットには氷入りの水が入っている
- 希望すれば、布団を敷いてくれる
- 浴場に行く際のグッズや貴重品ボックスがある
といった感じです。
次に、それぞれの気配りについて、解説していきます。
浴衣が最初から数種類用意されている
浴衣が数種類用意されている宿は、少なからずあると思います。
しかしそのほとんどが部屋には1種類で、他のサイズは取りに行ったり持ってきてもらう事がほとんどです。
しかし、あらかじめ数種類用意されていれば、取りに行く面倒もないし、持ってきてもらう申し訳なさもありませんね。
ちなみに、部屋には特大・大・中と用意されていました。子供用がなかったのは、大人1人での宿泊とわかっていたからでしょう。
ポットには氷入りの水が入っている
ポットに水が入っている宿は多いですが、氷入りというのは少ないのではないでしょうか。
そして氷がとけてしまったら、フロントまで持っていけば補充してくれるのも嬉しいサービスですね。
かゆいところに手が届くようなサービスですが、出来る宿って意外に少ないように感じます。
希望すれば、布団を敷いてくれる
布団を敷いてもらうかどうかを、宿泊客が選べるのも良いサービスですよね。
希望者は、ドアの外にこのマグネットを貼っておくと、夕食に行っている間に敷いておいてくれます。
自分の部屋に入られたくない人は自分で敷けば良いし、敷いて欲しい人はお願いすれば良いのです。
私は入られたくない理由がなかったので、このように敷いてもらいました。
当たり前ですが、自分で敷くより格段に綺麗に敷いてくれました(笑)
大浴場に行く際のグッズや貴重品ボックスがある
洗濯バサミをスリッパに挟むのは、カプセルホテルではよく見かけますが、それを取り入れたのかもしれませんね。
これなら、自分が履いていったスリッパで戻ってこられて、変なスリッパが残されて仕方なくそれで戻ってくる事は避けられそうです(^_^;)
そしてカゴ、大浴場に行く際に、着替えなどを持っていくのに便利でしたよ!
そして貴重品ボックスです。私は大浴場に行った際、部屋の鍵を脱衣場に置いていくのが、いつも心配でした。
万が一ですが、鍵を持ち去られて部屋の中を荒らされたら・・・
しかし、脱衣場に貴重品ボックスがあれば、そこに鍵を入れてボックスの鍵を身につけていれば安心ですよね!
休暇村気仙沼大島のこのような気配りは、お客様目線のサービスと言えるのではないでしょうか。
休暇村気仙沼大島のDATA
住所
〒988-0603 気仙沼市外畑16
電話番号
0226-28-2626
宿泊料金・予約について
休暇村気仙大島では、料理の内容や宿泊人数、曜日によって料金が異なります。
目安としましては、1名1泊2食付きで6,000円から13,000円程度です。
詳しい内容や予約については、上記電話番号にお問い合わせください。また楽天トラベルでも確認や予約が可能です。
私は楽天トラベルで、レンタカーも予約しています。気仙沼大島を楽しむなら、やはり車が便利ですから。
気仙沼大島に渡るには
気仙沼大島へ渡る唯一の手段は、カーフェリーです。片道約25分の航路は、旅情をかきたててくれ、私の良い思い出となりました。
私が実際にカーフェリーに乗った際の記事をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
⇒気仙沼大島を観光する!絶対おすすめな3つのスポットは?
カーフェリー会社、大島汽船の問い合わせ先
電話番号
0226-23-3315
受付時間
8:00~18:00
車を載せるのは10日前からの予約が必要となります。ドライバー1名の乗船料を含めた料金は
- 全長4メートル未満の車で、往復4,140円
- 全長5メートル未満の車で、往復5,180円
です。
まとめ
今回は、休暇村気仙沼大島の3つの魅力である、
- 地元の食材を使った美味しい食事
- 太平洋をのぞむ雄大な景色を楽しめる
- リーズナブルなのに気配り満載の館内
について、お届けしてきましたがいかがだったでしょうか?
休暇村気仙沼大島の魅力が、少しでも伝わりましたでしょうか?
休暇村のある気仙沼大島は魅力満載で、私が訪れた際の事を記事にしていますので、よろしければご覧になってください。
2011年の東日本大震災以来、気仙沼に限らず大津波に襲われた地域は、観光客が戻ってきていないようです。
私は年に2回程度ですが、大津波の被害を受けた三陸に観光でお邪魔しています。その際に聞く地元の方の多くの声は
被災地を忘れないで欲しい
というものです。
私は被災地にお邪魔するのに、ボランティアなどではなく、観光で良いのではないかと思います。
お邪魔する事によって被災地を忘れないし、活気づくでしょうし。
もし、機会があるようでしたら、気仙沼大島をはじめとした三陸地方にお邪魔してみてくださいね。
地元の方は、きっとあなたを優しく迎えてくれますよ!
私が三陸地方を訪れた際の様子は、こちらからご覧ください。
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最後までお読み頂いたあなたに大感謝!みっつでした。